日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

伊南の秋の一日を満喫 。     南会津郡/ 尾白山 Pt.2

2016-11-14 23:26:04 | 山行

2016年11月5日(土)
Pt.2 =====>  
尾白山山頂に立って、その先の丸山への入口をほんの少しだけ覗いて、尾白山から下山するところからの続きです。西から南西のほんの一部を覗いて四方見える展望を見ながらの下山になります。下山中も二人組とすれ違うだけの静かな歩きになりました。特に標高1200m以下に下った時の、紅葉の森では時の経つのを忘れて色彩を楽しめることになりました

1398pを少しだけ西進した斜面を下る際の、横に移動しようとした時のヤブです。(p ↓)ただのヤブならまだしも、これでは全身びしょ濡れになってタマランと思って、引き返しました。



これは、尾白山の山頂に戻って一息入れている時の画像です。北方面、遠くに小さくトンガった山が確認できました。これはノラさんのあの山でしょう。ということは、左の山は本名御神楽や御神楽岳なのでしょうけど、ここも山頂は白くなっています。かなり望遠の撮影です。




これは、お気に入りの写真で、二岐山(左)から二つの白森山、旭岳、那須連山が連なっていて、手前左は恐怖?の唐倉山です。



山頂を後にします。どうしても後ろ髪を引かれて振り返ると、真っ赤な潅木の斜面と遠くに伊南三名山のもう一つの山でしょうか。見えていました。



恐る恐る下るは、一番の急降下斜面。登るはいいが、下りは雪斜面で結構怖い。ロープ、枝、木の根使えるものは全て動員して安全第一で下ります。途中命も顧みず??? 真っ赤な尾根を見下ろし撮影しました。



まだ、紅葉の終わった感の残る尾根を歩いている最中、時々こんなキラー紅葉が出現したりもします。



途中歩いている尾根と分岐して下っていった尾根を隣に見ますと、そちらの尾根も紅葉真っ最中の様相。(p ↓) 今いるこちらの尾根も周囲、全面紅葉に巻かれてきました。



なな”の降りる小塩登山口と別の宮沢登山口との分岐には立派な道標あり。車に戻ってしまうのがもったいなくて、この真っ赤なもみじの下でコーヒーを飲んでゆっくりしました。


その分岐の先は、森の黄葉は完熟状態でポイントポイントで撮影しているとほとんど進めなくなってきました。
(斜面を見下ろす黄葉 )



(尾根の脇の木々を見上げる紅葉 )



(足元の小さい黄葉 )



その中に下っていく紅葉。(p ↓) ここは猛烈な降下地点で、一度1mくらいスリップしてケツを泥で汚しました。



なおも真っ黄色の森の中を下って行きます。



斜面脇を歩くようになって、足場悪し。横を向くと、こんな色彩が延々続いていきますので、もう今年の紅葉はゴチソウサンです、って感じがしました。





(なおも、下っていく先の紅葉。 )



(頭上には、色の変化しつつある紅葉。)



最後、植林帯を猛烈に下って、斜面が緩やかになっていよいよゴール地点が近いです。尾根もゆるくなってクールダウンですが、最後に暗い森の中で、こんな黄葉が気持ちもクールダウンさせてくれました。
(癒しの黄葉 )



小塩登山口に到着で、当然群馬のおじさんの車はなくなっています。なな”のスバルだけがぽつんと留守番してました。こんな綺麗な山で、このお天気なのに登山者は自分も入れてたった4人。だから会津の山はいいですね。全部ひっくるめて5時間30分くらいの歩きだったと思うけど撮った下手くそ写真は370枚超。ほとんど休憩してたようなものですね。で丸山の偵察もある意味有意義だったと思うし、またこの山は春にも来る機会があるでしょう。
よかったと言えば、初めて立ち寄った下山口すぐ近くの古町温泉、赤岩荘は建家は新しい感じはしませんが、お湯はなな”好みの鉄の匂いのする赤いお湯。露天風呂も秀逸でゆっくりくつろげました。 ■■ 


(林道途中にある城跡の公園、ここも紅葉が見事でした。 )



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
尾白山 (野球親爺)
2016-11-14 23:59:48
こんばんは。
尾白山の紅葉は綺麗ですね。再訪したくなりました。
あの急降下のところは雪がなくても危なく感じますから、雪があればなおさらですね。春の残雪期はもっと注意が必要かもしれませんね。ただその時期のほうが丸山には到達しやすそうです。
返信する
野球親爺さん (ななころび)
2016-11-16 17:41:03
こんにちは。
尾白山の記事で、野球親爺さんにコメントいただくのは嬉しいです。なぜなら、昨年だかの野球親爺さんのこの山の記事を見て、ずっと行きたいと思っていたからです。
野球親爺さんの時はどではないと思いますが、それでも随分と紅葉は楽しめまして、本当に感謝しています。
丸山には残雪期かー、ヤブ漕いで頑張るか、悩みますね。(って、もう行く気になってるわけでもないのですが。)
丸山は、尾白山山頂付近から見ると、すぐ手の届きそうな位置関係なのですが、いざ足を踏み出したら、実際は障害が多くて大変なのでしょうね。
返信する

コメントを投稿