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That's the answer!

いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

ありふれた奇跡 第3話

2009-01-24 04:50:59 | ドラマ
いやあ、マジではまっちゃいました。
3話はもう繰り返し見ていますもん

とにかく加奈と翔太がほのぼの良い雰囲気なんだな。

ほのぼのというと語弊があるかもしれません。
薄い皮一枚をお互いに身につけて、二人が寄り添っているように思えます。
それこそ死のうとしたことのある人の会というように2人は定義していますが…。
とにかく、その寄り添っている姿がもう、見ているこっちとしては和むんですよね。


っつーか普通にデートちゃうんかい!


男女がほほえみながら会って色んな話をして、それってデートちゃうのん?
少なくとも、翔太はデートとして行ってる気がするんですよねぇ。
加奈は気づいていないみたいですけど。気づかないふり?

「男と女の関係みたいのになるのが嫌なの」と頑なに言う加奈さん。
翔太に対して、なぜ死のうとしたかを聞きます。

おいおい、話してほしいならまず自分から話さなきゃいけないんじゃね?

というツッコミはさておき。
翔太は話そうとするんですが、上手く声に出せず、過呼吸みたいになってしまいます。
そんな翔太を抱きしめ、「いいの…」と言う加奈。
その表情は、翔太への気持ちだけでなく、自分への複雑な気持ちにも感じました。

まあ、なんというか、ね…。

多分加奈も分かってると思うんですよね。
まず自分から話さなければいけないって。
でも、翔太が優しいから、つい彼に甘えてしまってるんじゃないでしょうか。
死のうとしたことのある人の会として会う口実を作り、
翔太に会って、心の安定を保っている。
というより、心の傷を癒しているといったほうが正しいかな?
停滞していた日常から、少しずつ前に進みだしている。
そんな気がしているのです。


夜、祖母のベッドでくつろいでいるシーンは、
1話と比べ、なにやら柔らかいいい表情になってきていると思います。

仲間さんの表情と、八千草さんののんびり加減がまた絶妙なんですよー。


一方田崎家。
やたらとため息をつく翔太を見た親父。じいちゃんに聞くのですが、
じいちゃんは特に気にするそぶりもせず「あらあ大丈夫だ。」と言います。
風呂に入った翔太は、ニヤケが収まらず湯船で暴れる始末。過剰表現


えっ、もしかして狙っていたのか?( ゜Д゜)


という冗談はさておき。またか
こうしてみると翔太は加奈に振り回されっぱなしですねぇ~
何だかんだ言ってデートとして加奈と会ってる(と思う)翔太。
それだけに加奈の馴染みの店で
いざ自分の過去を打ち明けよう!としたら
藤本が来たときのあの表情困惑する仔犬のようなあの表情
翔太には申し訳ないけど、ぶふふと噴き出してしまいました
どうやら藤本さんも加奈と2人で会うのだと思っていたみたいだし。

こうしてみると、加奈って、かなりの魔性っぷりですよねー…。(苦笑)

あれは天然でやっているのか?狙ってやってるのか?どっちだっっっ!

天然でやってるならやってるで、かなりの素質()を感じますが、
多分無意識のうちに狙ってやってるんでしょうねぇ…。
自然に身についた制御方法なのか…。
それをやっちゃう加奈が憎いねーこのー!壊れ気味


タクシーのなかでも、何気に不機嫌な翔太にも笑いましたが、
そんな翔太に絡む藤本もまた面白かったです。
陣内さんの酔っ払い演技はなかなかのものでした。


しかし、藤本さんも孤独なんですねぇ…。
あんな狭くて何もない部屋、自分だったら発狂してしまいそうです。
でも、すべてを無くし、絶望の底にいた藤本さんにとっては、居心地の良い場所だったのかも。
すべてを切り詰めて、そんなのも結構楽しいと言っていましたが、
どんなくだらないことでも、なにか目的を頭の中に描いていないと、頭の中がぐるぐるしちゃうんでしょうね。

そんな藤本さんをひとりにはしておけないと、翔太は結局泊まり、
左官の仕事も休んで病院にまで行きます。本当に優しいなあ。
そして加奈も、祖母が倒れた、と嘘をつき、初めて早退をして、
藤本のアパートへと向かいます。

いやあ、翔太の父っていいキャラですよね…。
風間杜夫さんの円熟味あふれる演技の賜物とも言うべきか?
とにかく翔太と加奈が一緒にいるときに、親父と会うシーンは

顔がほころんでほころんでとろけるかと思いましたよ!

親父の翔太を見るときと加奈を見るときの表情の変わりっぷりにも
ニヤニヤしたのですが、加奈が翔太にひじ鉄砲くらわせているところも、
またもやほのぼの…。

さっそく親父はじいちゃんに電話してるし。
そんな、そんな分かりやすい…!




藤本さんの住むアパートからの帰り道。
翔太はついに、加奈に自分の過去を話します。

事務用品の会社の営業職についたが、
新人の中で自分がビリだった。やがて、課長預かりになり、
課長に唾を吐かれたり、頭を床に押し付けられたり、
無能だ、クズだと、散々罵倒される毎日だった。
それに加え、そんなことを自分はやられているのに、キレることもできずただ課長の顔色をうかがって、卑屈になって、まるで、おびえた犬のようだった。
家の倉庫で首を吊ろうとしていたところを、じいちゃんに見つかり、
病院に行ったら、欝だと診断された。



就職した会社でのこういうエピソードは、
『愛という名のもとに』のチョロや、
『彼女たちの時代』での椎名桔平さんが演じられた役を思い出しますね。
加奈が、翔太の告白を「うん、うん」と言いながら聞いているのにも涙だったのですが、
何より、翔太がうなりながらも
封印していた過去を涙を流しながら、一生懸命話している姿にも、
ただただ、涙でした。
またこのシーンでの映像が綺麗過ぎて、美しすぎてリピートしっぱなしです。
辛いシーンだけど、人と人とが、向き合って、静かに寄り添っている、
あまりに美しくて、つい見返してしまいます。


翔太のじいちゃんが、翔太の表情や仕草に親以上に気を配っているのも、
自殺しようとしていたところを見たからなんだと思うと、
1話でじいちゃんが翔太に「おかしくなくとも、笑っとけ」と
言っていたのもうなずけますし、
じいちゃんの優しさにまた目頭が熱くなります。

うっうっ、じいちゃあああん…。・゜・(ノД`)・゜・。


そんなじいちゃん、翔太が戻ってくると
嬉しくてたまらないのか、もう喜び爆発みたいな表情で
ニヤニヤニヤニヤ。見てるこっちもニヤニヤするっちゅーねん!
そんななかでも神戸さんは硬派を貫き素敵です。いつかデレるときはくるのか。


馴染みの店で今日もまた会う加奈と翔太の2人。
「好きなのかな…翔太」とつぶやき、
ほほえみながら
「はなれとこ、はなれとこ。」と言います。






・・・・・・・・・・。






どんだけ魔性やねんッ!




案の定翔太はニヤニヤニヤニヤ。
加奈から、田崎の家を見てみたい、と言われますますニヤニヤニヤニヤ。
ニヤニヤ通り越して、神戸さんと乗っている車の中でまたうなる始末。
神戸さんが運転しているのを見ると、神戸さんも

「またこの発作か…もう俺が運転し続けようかな」

と半ば呆れているに違いない。(苦笑)
簡単に言えば、恋の病というやつなのか…。



さて。
翔太は加奈に、自分の過去を打ち明けました。
しかし、加奈はまだ言えないでいます。
なにやら外国のような場所の映像と、友達のいる『タンザニア』という国。
これが加奈の自殺をしようとした要因の、ヒントになるのではないでしょうか。
ますますこれから、加奈は自分の過去と
向き合わなければならなくなるでしょう。
翔太に自分の過去を言わなければいけない、と言うプレッシャーも感じ始めるはず。
いや感じなきゃダメだけど。
次回予告では、母に「男の匂いがする」と言われていましたが、
え、もうそこまでいったんか?とますます楽しみでなりません。

個人的には、加奈と翔太、そして藤本さんに幸せになってほしいなあ。









<ツッコミポイント>
・次回予告の吹越満さん。ど、どんな役なんだー!気になる!

・次回予告の妙なダンス。まあ可愛いから許す。

・父が眼鏡をかけると同時に外すじいちゃん。シンクロしろ。

・自分勝手だけど何か憎めない翔太母。すっかりツッコミポイントの常連か?

・ファルコン仲間。

・そんなファルコンのあとの真面目な感じのドラマの予告。女優ってすげーや。

レビュー
1話 2話


公式HP


あらすじ
自殺しようとした過去があることを互いに告白した
中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)。二人はメールを交換しあいながら
どこかで気持ちが通じ合っていると感じ始める。
ある日、加奈と会った翔太はこれはデートではなく
死のうとしたことのある人の会だと言われ、残念に思いながらも納得する。
加奈は翔太に死のうとした理由をたずねる。翔太は話そうとするが…。

その夜、加奈との出来事を思い出しておかしな反応をする翔太に声をかける
重夫(風間杜夫)だが、四郎(井川比佐志)は放っておけという。
加奈も静江(八千草薫)を相手に妙にはしゃいでいた。

デートではないと言われながらもスナック「妙」で待ち合わせをした加奈と翔太。
そこへ藤本誠(陣内孝則)がやってきた。
加奈が、誠も死のうとしたことのある人の会のメンバーにいれたので呼んだと言うのを聞き、翔太はがっかりする。
お酒が入り、すっかり酔っ払った誠を翔太が送っていくことになった。
帰りのタクシーの中で誠はデートの邪魔をしたと謝るが、
翔太はデートじゃないと否定はするも不機嫌なままだ。
誠は加奈と翔太はどうみてもデートをしている、と言う。
家まで送られた誠は翔太に家に上がるようにと誘った。
誠は古くて小さな部屋で質素な暮らしをしていた。翔太に過去の話をする誠。
やがて誠は翔太に泊まっていくように勧める。
役に立つならと泊まることを了承する翔太だが・・・

翌日、翔太から連絡をもらい、加奈が誠の部屋に訪ねてきた。
すると、部屋を出て話していた加奈と翔太の前に重夫が現れた。重夫は加奈の姿を見て…。





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