引き続き、DVDになっていない作品を片っ端から見荒らしている。
そんななかで今回記事にしようと思ったのは、1991年放送のSPドラマ
『NASA~未来から落ちてきた男~』。
見るきっかけとなったのは、好きなジャンルのタイプスリップものというところと、
出演者に三上博史さん、中井貴一さん、益岡徹さんなど好きな俳優さんが多数出ているから。
それと、DVDが出てないから。
大まかなあらすじはこちら。
※今回はネタバレなし!
============================================================================
日系二世の上野機長(三上博史)と米国人操縦士2人を乗せ、
NASAから宇宙に飛び立ったスペースシャトルが、
事故で第二次世界大戦中の日本にタイムスリップした。
3人を取り調べるのは、激戦のマニラから転属になった橋口中尉(中井貴一)。
上野ら3人は、自分たちが宇宙飛行士であることを説明するが…。
============================================================================
最後まで見終えて思ったのは、90年代のフジテレビドラマには
独特の雰囲気があるなあ、ということ。
『殴る女』を見たときにも思ったけど、
何ともいえないパワーがあるんだよね。
何だろう、説明できないんだけど。
さて。肝心の内容について。
アイデアと終盤はすごく良い。役者さんの演技も申し分ないと思う。
ただ、その終盤に至るまでの過程というのかな?
それがどうも退屈で冗長だった気がします。
どの物語も、起承転結で基本的に成り立っているんだけど、
今作の場合承の部分が、
どうにもこうにもやっつけ感あふれるイマイチだったなーと。
地井武男さん、古尾谷雅人さん、高橋悦史さんなどの名優さんは、
何とも役不足感が漂っていたというか…。
承部分で転結につなげる要素や伏線をちゃんと散りばめておかなかったから、
このドラマの根幹となる真相が明かされたときにも、
あっ…そ、そうなんだ。
と、感情移入しにくかったなーと。
音楽も仰々しく、大映ドラマかよと思う部分もしばしば見受けられます。
自分の理解力が足りないのかな、それともどこか見逃したのかな?と思いました。
それでも最後まで見ていられたのは、さっき言いましたけど、
役者さんの演技が素晴らしかったから。
特に主役二人の
中井貴一さんと
三上博史さんが素晴らしかったです。
最初は出てきたとき、
わ、わかっ!!(; ゜д゜)
と驚愕したのですが(23年前のドラマなんだから当たり前だろ)
しかし、見進めるうちに、二人の演技にどんどん引き込まれてゆきましたね。
広島に原爆が落とされたあと、二人の会話のシーンは特に秀逸。
熱演とはこの演技のことをいうのだと思えるぐらい。
お二人はナレーションの仕事も多数こなしているのも分かるぐらい声も良いので、
単調になりがちな淡々とした語る演技を、
むしろじわじわと心揺さぶられるシーンへと昇華させていて、すごいなあと思いました。
三上博史さんのファンなら、見て損はないでしょう。
実際軽いレベルのミーハーなファンな自分は、
ええもん見たわとなりましたからね。
なので、今作は内容をある程度踏襲したうえで、いろいろ不備な部分を改善し、
リメイクドラマとして作り直してくれないかなあ、と思います。
貴一さんが演じた役を、今度は三上博史さんが演じてくれたら、
なかなか感慨深さあふれる作品になるのではないかな。
以前自分はこの記事で三上さん見た目全然変わんないよね!って書いたけど、
さすがに23年前ともなると、肌のハリからして全然違ってたなあ。
そりゃそうか
やっぱり、この泣きの演技が好きだなあ~
そんななかで今回記事にしようと思ったのは、1991年放送のSPドラマ
『NASA~未来から落ちてきた男~』。
見るきっかけとなったのは、好きなジャンルのタイプスリップものというところと、
出演者に三上博史さん、中井貴一さん、益岡徹さんなど好きな俳優さんが多数出ているから。
それと、DVDが出てないから。
大まかなあらすじはこちら。
※今回はネタバレなし!
============================================================================
日系二世の上野機長(三上博史)と米国人操縦士2人を乗せ、
NASAから宇宙に飛び立ったスペースシャトルが、
事故で第二次世界大戦中の日本にタイムスリップした。
3人を取り調べるのは、激戦のマニラから転属になった橋口中尉(中井貴一)。
上野ら3人は、自分たちが宇宙飛行士であることを説明するが…。
============================================================================
最後まで見終えて思ったのは、90年代のフジテレビドラマには
独特の雰囲気があるなあ、ということ。
『殴る女』を見たときにも思ったけど、
何ともいえないパワーがあるんだよね。
何だろう、説明できないんだけど。
さて。肝心の内容について。
アイデアと終盤はすごく良い。役者さんの演技も申し分ないと思う。
ただ、その終盤に至るまでの過程というのかな?
それがどうも退屈で冗長だった気がします。
どの物語も、起承転結で基本的に成り立っているんだけど、
今作の場合承の部分が、
どうにもこうにも
地井武男さん、古尾谷雅人さん、高橋悦史さんなどの名優さんは、
何とも役不足感が漂っていたというか…。
承部分で転結につなげる要素や伏線をちゃんと散りばめておかなかったから、
このドラマの根幹となる真相が明かされたときにも、
あっ…そ、そうなんだ。
と、感情移入しにくかったなーと。
音楽も仰々しく、大映ドラマかよと思う部分もしばしば見受けられます。
自分の理解力が足りないのかな、それともどこか見逃したのかな?と思いました。
それでも最後まで見ていられたのは、さっき言いましたけど、
役者さんの演技が素晴らしかったから。
特に主役二人の
中井貴一さんと
三上博史さんが素晴らしかったです。
最初は出てきたとき、
わ、わかっ!!(; ゜д゜)
と驚愕したのですが(23年前のドラマなんだから当たり前だろ)
しかし、見進めるうちに、二人の演技にどんどん引き込まれてゆきましたね。
広島に原爆が落とされたあと、二人の会話のシーンは特に秀逸。
熱演とはこの演技のことをいうのだと思えるぐらい。
お二人はナレーションの仕事も多数こなしているのも分かるぐらい声も良いので、
単調になりがちな淡々とした語る演技を、
むしろじわじわと心揺さぶられるシーンへと昇華させていて、すごいなあと思いました。
三上博史さんのファンなら、見て損はないでしょう。
実際軽いレベルのミーハーなファンな自分は、
ええもん見たわとなりましたからね。
なので、今作は内容をある程度踏襲したうえで、いろいろ不備な部分を改善し、
リメイクドラマとして作り直してくれないかなあ、と思います。
貴一さんが演じた役を、今度は三上博史さんが演じてくれたら、
なかなか感慨深さあふれる作品になるのではないかな。
以前自分はこの記事で三上さん見た目全然変わんないよね!って書いたけど、
さすがに23年前ともなると、肌のハリからして全然違ってたなあ。
そりゃそうか
やっぱり、この泣きの演技が好きだなあ~
ミスティ可愛いですよね~。
あのラストは感動モノでした