That's the answer!

いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

最後の恋 第2話 「僕が君を守る」

2006-11-23 19:07:31 | 過去ドラマ等等
さて、休むことなく第2話。
こういうことは一気にやったほうがいいからね。
この回は生野慈朗さん演出の回。
これまで見た回ではこの回が一番好きです。
夏目くんが本当に優しいから。そしてアキちゃんが可愛いんだなこれが。

まあでもこの回はなんとも説明しにくい回だからな~。


初めて身体を売った朝、アキは夏目に会います。
「よう、どうした?」と声をかけた夏目に、
つれない態度をとりその場を逃げるように立ち去ったアキ。
夏目はアキの態度を疑問に思う。
そして水飲み場にある水道で顔を洗った夏目。
そこであのチラシを拾ってしまいます。
これはね、いやな偶然ですよね~。
まず、夏目くんがこのことでアキを毛嫌いしなくてよかった~って思いましたよ。
まあ夏目くんはそんなことする人じゃないですけども~。
アキとしては、会いたくなかったでしょうね。あの瞬間は。


アキがガラスのコップを落とすシーンがあるんですけど、
思わず「危なっ!」って思いました。
そっからタイトルバックへと移行するんですけど、
これがまたかっこいいんだな~。
一生懸命走る夏目君がこれまたかっこいいんだ・・・。


夏目くんはそのあと潤の病室へ行きます。
そこには来客がいました。真鍋のおじさんたちと潤は呼んでいる。
なんでも、孤児院にいた時とてもよくしてくれた人たちらしく、
潤いわく、自分のことをほしがっている、らしい。
複雑な表情を浮かべながら、夏目は紙飛行機を飛ばすのだった。
この姉弟、本当に夏目くんがいなかったらどうなってただろうな~・・・。


その間も、アキちゃんは仕事をこなし、そのたびに放心状態で街を彷徨います。
たまっていくお金。そのたびに潤と自分が映った写真を見つめ、
自分の身体の部分をマジックで塗りつぶしていきました。
自分がどんどん汚れていくと感じていたアキの心境、心を上手く表してる設定です。

夏目が潤の病室で、参考書や赤本を見ていたとき。事務員さんが来て、
治療費の請求書を持ってきました。それを預かる夏目。
いや、本当に夏目君がいてよかったね・・・アキ。


そして、アキが飛ばした紙飛行機を、夏目が潤の病室に届けたことで、
二人はあの朝以来の再会をします。
アキとしてはかなり気まずい、できれば会いたくなかったでしょう。
気づかれているとは思っていないだろうけど、
やっぱり後ろめたく、それも相手が
純粋で、全く汚れを知らないような夏目くんだからなおさら。
アキは結構夏目くんに好意を抱いてましたし。
夏目くん自身も、あのことを自分で調べて、もう知っちゃってるでしょうから、
どんな風に切り出すか、まずどんな風にして会うか、
それから考えていたでしょうね。
そう考えると、ここでの再会は
その時の二人にとってはあれだったかもしれないけれど、後々重要だったのかも。
特に夏目くんにとっては。


斉藤さんへの電話をしているアキを見つけて、電話を切る夏目くん。
あそこでアキがキレたのは、まあなんつーか彼女らしい。
早足で歩いていくアキに「待って!」と追いかける夏目くん、かっこいい。
夏目くんからあのことを知っていると言われ、なぜか逆ギレのアキちゃん。
「納得してるの?」
「だれが?」
「自分がだよ!」
「難しいこと言わないでよ。
 してるわよ、楽しいわよ、別になんでもないわよ!」

「・・・嘘だよ」
ヒメとジジイのくだりは残念ながら割愛、めんどくさいから。おい
そのあとも必死にアキにくらいつく夏目くん、
でも口げんかでは圧倒的にアキちゃん有利なので(誰が決めたんだよ)勝てない。
治療費の請求書を手渡したあと、
「俺になんかできること、ないのかな・・・?」と言っても、
「勉強。学生さんは勉強すれば。」とつれなくされました。


それでもへこたれない夏目くんは、
アキの勤めているパチンコ屋さんに出向きます。
まあここですっかり正ちゃんには敵意をもたれてしまいましたね(笑)
帰り際、アキに封筒を差し出す夏目くん。
アキが封筒の中をのぞいてみると、そこには10万円が入っていました。
よっ!夏目くん太っ腹!と思ったらなけなしのお金らしい。ホントかよ。
あわてて夏目くんを追いかけるアキちゃん、ここでまた二人の口げんか勃発。
夏目君も病院の時よりかは威勢がよかったけど、
やっぱアキちゃん、口げんか上手い。
いや、常盤貴子さんの演技が上手いのかな?いや、中居くんの(以下略)
そいで、アキの隙を見て夏目くんは
封筒をポケット?の中にいれ、その場を立ち去ります。
道路を挟んだ両側で、夏目くんの
「あんな仕事やめな?やめなよ!」との真摯な言葉に、
心動かされるアキ。そりゃ、売春の事実を知っても変わらず接してくれて、
しかも自分のことを心配してくれる人だからなぁ。
夏目くんも口げんかのとき
「潤君のためだ、あんたのことなんかどうでもいい」とか言ってたけど、嘘だな。
ってかこのシーンでの中居くん、少し直江先生的な表情がちらほらありました。
まあ僕としてはずーっと優しい、
口げんかにいっつも負ける夏目くんでいてほしかった気持ちも、
少しだけありましたけど。


そんな中、治療費がすでに振り込まれていることを知ったアキは、
夏目くんのところへ。彼は宅急便屋で働いていました。
そして、夏目君のバイクで病院に行きます。
潤いわく、真鍋のおじさんたちが払ってくれたらしい。
僕としては「潤、それはいかがなものか・・・・」と思いましたけど。
潤も潤で、姉のアキを心配してたと思うけど。
アキは怒り心頭、今にも潤の首を絞めそうな勢い(言いすぎ)で彼に迫ります。
それを必死に止める夏目。
潤の「姉ちゃんさあ、いつも俺のことばっかで俺も息苦しいんだよ!」に、
アキは病室を飛び出します。それを追いかける夏目くん。


興奮しているアキを落ち着かせようと、
夏目くんはアキの頬を軽く叩き、しゃがんでアキの靴紐を結びながらアキを諭す。
おいおいそんなことまでしてくれるのかよッ(*´Д`)ウラヤマシイゼ・・・
夏目の言葉に、アキも冷静さを取り戻しました。
帰り際、アキの小さな後ろ姿を見た夏目くん。思わずアキを引き止めます。
「心配だから」「潤?」「ううん、その、君」
それでも気丈に平気だと言うアキ。平気じゃないけど、平気だというアキちゃん。
夏目君は、アキに自分の腕時計を差し出します。
3時になったら終わる、そしたら君の部屋へ行く、と。
最初は驚くアキ、でも夏目君の優しさが嬉しかったんでしょう、
彼の時計を見ながら待っている、と言います。
まあ夏目君に仔犬のような瞳で
行かないほうがいいかな・・・?ひとりで、平気なのかな」なんて言われちゃ
アキも文句言えませんわな!俺こういう表現多いな・・・


夏目が来るとあって、アキはお金の束を隠す。
そして、テーブルを服の袖で拭いたり、窓辺に座って月を見たりして、
夏目くんを待っていました。
やがて、バイクの音がします。なかなかこないので下へ降りてみると、
アキの地図を持って右往左往している夏目くんがいました。
ほんとに来てくれるたあ、ええ奴やのう夏目くん!
思わず、「夏目っ!」と呼ぶアキ。
そこには、変わらず笑顔を自分に向けてくれる夏目君がいました。


アキの部屋に上がる夏目くん。色々オヤジくさいことを言っているのは、
まあ演じてる人が中居くんだから
そんな中で、二人はお互いの呼び名を決める。
アキは夏目君のことを「夏目」、夏目くんはアキのことを「篠崎」、と。
僕は夏目くんと呼んでほしかったけどね・・・・。
でもなんか、高校生のカップルっぽくて、なんかいいなぁとも思いました。
妙に舞い上がってるアキちゃんがまた可愛いんですよ。

カーテンをめくり、「もうじき夜が明けるかな」という夏目くん。
そのとき、あの写真を見つけてしまいます。
思わずアキに「これ、どうしたの?」と聞く夏目くん。
アキは一瞬表情を曇らせながらも明るく振るまい、夏目くんに教える。
仕事を一個こなすたびに、身体の部分を塗りつぶしていったと。
アキはそのあとコーヒー煎れに夢中になっていましたね。
その後、コーヒーを夏目くんのところへ持っていったとき、
アキは夏目くんが写真のマジックを必死にとっているところを見ます。
夏目くんは笑顔で、「おちた・・・。ダメだよ、こんなことしちゃ」と、
アキに写真を差し出します。
その写真には、学生時代の二人が映っていました。


夏目くんが帰ったあと、アキは写真を見ながら泣きました。
これは僕が勝手に感じたことなんですけどね、
夏目くんが必死になってあのマジックをとってくれたこと、
あれは、夏目君が自分のことを「汚れてないよ、君は昔のままだ。」と
言ってくれたような気がしたんじゃないかと思ったんです。
仕事をするたびにマジックで若い時の自分の塗りつぶしていた理由は、
僕には分かりません。多分、もう自分は変わってしまった、
無邪気に笑っている自分を見たら、余計今の自分がいたたまれなくなるから、
あんなことをしたんじゃないかなぁと勝手には思いました。
だけど、夏目くんは変わらず接してくれて、自分を認めてくれた。
それが何より、アキは嬉しかったと思いますよ。
売春についてのアキの葛藤は7,8,9話でいやってほど見るんですけど・・・。
泣いているアキ、そんな時、夏目君が再びやってきます。
なんでも腕時計を忘れたらしい。
アキも涙拭いてから出ろよ!
涙を浮かべているアキを見て、
夏目は一緒にバイクで走らないか?と誘います。
まあこん時の夏目君の台詞はかんなりくっさい台詞で、
当時の中居くんは身もだえしながら演じただろうなと思いました


アキは、夏目くんに、売春で稼いだお金を捨てたい、と言いました。
夏目くんは少し黙って、「おっけい。」と言いました。
このときに、小田和正さんの『伝えたいことがあるんだ』のあのイントロが
ちょうどいいタイミングで流れてくるんですよ。
独特のあの電子ピアノのメロディが。やっぱ、小田和正さんいいなぁ。


そして橋にさしかかる。
夏目は静かにうなずいて、アキはかばんから札束を取り出し、ばら撒いていきました。
一瞬ばら撒くなら俺にくれっって感じたのは、僕が守銭奴だからですが、

いやぁ、名シーンだなぁ・・・・この回のラストは。
売春で稼いだお金をばら撒いたのは、売春してしまったという過去との決別。
アキはアキなりにけじめをつけた。
夏目もなにか嬉しそうで、このシーンで最終回でもいいぐらいです。
ただ、アキと夏目くんにとってけじめがついても、
周りの人たちはそう簡単には納得してくれないわけで・・・。
そこんとこが7,8,9話で描かれるんですね。

また無駄に長くなってしまいましたが、まあなんとかやったったぜ!
しかし夏目くんはこんなに優しくていいのか。アキだから優しいのかそうなのか。

次の回は、まあこれほど長くはならないでしょう。

サッチン初登場!の回でもあります。


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キャスト

夏目透 中居正広  篠崎アキ 常盤貴子

呉林美紗子(ヒメ)細川直美  山崎健二(ジジイ)鈴木一真

篠崎潤 川岡大次郎

佐田正一 袴田吉彦  幸子(サッチン)西尾まり

斉藤 神保美喜



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