ヒディングに負けた日本代表

タイトルどおりヒディングの采配にしてやられた感じの試合だった
キューウェルのスタメンフル出場、ケーヒル、ケネディ、アロイージの入れるタイミングなどなど
名将と呼ばれるに相応しい采配だったように思える
それに応えた選手たちもまた素晴らしい
昨日のオーストラリアは選手と監督がかみ合っていた

日本は体のでかさや身体能力に任せてパワープレーにこられたとき、それを凌ぎ切るだけのディフェンス力がない
昨日の試合も堪えて…堪えて…そして堪えきれずにやられた

なぜあそこで小野を入れたのか？
大黒の投入が遅すぎる！
などと、ジーコの采配に批判が集まっているが、あえて何も言わないことにする
それもまたチームの実力なんだから…

先日、日本は１勝１敗１引き分けがいいところ、現実は１敗２引き分けと書いた
オーストラリアには勝つ、悪くても引き分けと思っていたので、この敗戦は個人的にもショックである
初戦に負けて決勝Ｔに進んだチームは、前２大会あわせて２３チーム中の１チーム…その確率はわずか４％
事前のアンケートで日本は今大会の波乱を起こしそうな国１位に選ばれている
これは果たして喜ぶべきことなのか
「波乱を起こす＝他国が実力を出し切れば日本は決勝Ｔに進めない」ということだ
それを考えると負けという結果は妥当だったのかもしれない
この敗戦で次にいける可能性は低くなったが、残り２戦にサプライズを期待したい