3/9シイタケの菌打ちと、スギ花粉&ツクシ胞子の顕微鏡観察

2024-03-10 08:42:19 | 活動記録

何度も雨が続きましたが、本日は強風ながら好天の土曜日

と思っていたら突然あられが降ったりもしましたが

たくさんの子どもたちが来てくれました

 

まず、みんながやってるのは、シイタケの菌打ち

前回切った間伐材にドリルで穴を開けハンマーでシイタケ菌のコマを打込みます

小さいお子さまもお手伝いしてもらってがんばって作業をしました

これがシイタケ菌、菌打ちは毎年春の定番行事ですが

シイタケが出てくるのは2年後ですかね

 

さて、こちらは館内で顕微鏡観察

まずはスギ花粉の調査

透明粘着テープで屋外のほこりを取ってきて、顕微鏡で見ると・・・

いっぱいありました!!

へしゃげた円形のものは、みんな花粉です

これ見ると,外へ出るのがイヤになりますね

で、次にツクシの胞子を見てみましょう

こうやって先っぽをたたくと緑色の粉がとれます

これを顕微鏡で見るとこんな感じ

緑色の丸い胞子に4本の糸みたいなものがついています

弾糸というのだそうですが、そっと息を吹きかけると丸まって縮み、乾くとまた伸びます

胞子を吹き飛ばさないように息を吹きかけるのはコツがいりますが

見てるととても面白いです

要は、湿気があるときは丸まってじっとしていて、

乾くと風に乗って遠くまで飛んでいための仕組みなのでしょうか

 

この変化は、肉眼でも観察できます

これは叩いて落としたばかりの胞子、鮮やかな緑色

しばらくすると白っぽくなってふくらんできます

これが弾糸が伸びた状態ですね

 

時間をずらして並べるとこんな感じです

上から下へと変化していきます

ツクシの胞子、面白いです

もう少し調査してみたいですが

こんな研究ができるのは、この時期だけですね

動画など詳しくはインスタグラムにアップしてますので、こちらもどうぞ

https://www.instagram.com/biopeace.aichi/?hl=ja&img_index=3

 

池のほうでは、今日も水抜きのための水路掘りと生物調査

ザリガニはだいぶとったので、もうほとんどいないかと思ったら

まだまだ泥の中に潜んでました

ドジョウも見つけました

 

今年は雨が多くて、池の泥はベタベタのまま

いつもはカラカラに乾いた泥を運び出すのですが

今年はこのまま春になっちゃいそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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