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FC東京好き(サッカー&バレー)の元雑誌編集者で現在はテレビ番組記者。仕事よりも東京優先なライフスタイル謳歌中。

ムラバー辞任

2010-12-22 23:33:22 | 女よりも仕事よりも…
ここでは村林裕ではなくあえてムラバーで。
監督と同様にそのチームを代表する社長という役職において、今季降格という結果に終わったことを省みれば辞任も止むなしということでしょうか。しかしながら彼の社長としての能力をどこまで判断してよいものかは別として、人間性やキャラクターはかなりサポーターから支持されていたと思います。
1997年、当時J2リーグへの加盟に向け、東京ガス荒川支社長から急な人事異動で、新たなプロジェクトの事務局長として参加したことに始まり、プロ化へ向けたスポンサー探し、さらにその後の東京スタジアム(現、味スタ)をホームスタジアムにするべく調布、府中、三鷹の周辺各市への働きかけなど彼1人だけの功績ではありませんが、まさにFC東京のために尽力してくれた中心人物の1人であることは間違いない。
余談だが、彼らのそういった地道な営業努力を知っているだけに、新しいスタジアム目当てであとからのこのこと、東京にやって来たミドリが自分は今でも大嫌いな理由だ。
それから初代社長の野本宏氏もよくスタジアムで見かけたけど、ムラバーもホントよくスタンドで目にしましたね。サッカーだけでなく、バレーでもチャレンジリーグ時代の江戸川スポーツセンターや入替戦の秋葉台とか…。サッカーではゴール裏に来ることは日常茶飯事だったし、自分らにとってもすごい身近に感じられたことは確かです。
そして彼は『俺がルールブックだ』という仕事上の哲学を持っていたそうですが、それが社長という役職において功罪になったかは、自分としては判断しきれません。ただ個人的な思いとしては自分も東京ガスの時代から、もう15年もこのチームを見続けてきただけに、東京にとって愛すべき人物がまた1人去ってしまうことが、今は残念で仕方ありません。


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