企業とともに歩む

~ある経営コンサルタントのひとりごと~

考え方の訓練

2014-10-30 07:01:18 | 日記
おはようございます。
みなさん、“諸行無常”という言葉を聞かれたことありますよね。
一般的に多いのは「この世ははかないものだ」という解釈でしょうか。
この解釈だと、私的には栄枯盛衰と同じように捉えてしまい、たとえば物思いにふけっている時、あるいは良くないことが起こってリセットする時間なんかにこの言葉を思い浮かべてしまいます。どちらかというとマイナス的なイメージの言葉になってしまうんです。
ただ、松下幸之助氏の本を読んでいると違うんですよね。
“諸行”とは“万物”、“無常”とは“流転”と考えて、“諸行無常”とは“万物流転”であり、生成発展と解釈する、と。分かりやすく言えば、「日に新たでなければならない」ということなんですね。
そのように解釈すればプラスイメージの言葉となり、ものごとを捉える視点が変わって前に前にと行動できるように思います。
考え方一つで行動が変わる・・・。
例えが良くなかったかもしれませんが、心の持ちよう一つで行動が変わるのは事実です。
“日に新た”を念頭に置いて、考え方の訓練を常に行っていきたいものです。


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管理職が捨てるべきもの

2014-10-23 06:56:46 | 日記
おはようございます。
10月に入って台風が2週続けて来たと思ったら、あっという間に寒くなりましたね。特に朝晩は、ブルッと震えるぐらいになりました。
それはそうと、今回は管理職の方々へのメッセージなんですが、管理職としてのミッションとして重要なものに、「人財育成」があります。
営業マンとしては優秀なんだけれども、管理職としては後継人材を育てられていないという方も少なからずおられますよね。細かいことは置いといて、そのような方々には共通点があるように思います。
それは、判断や評価基準、指導のしかたが“自分基準”であるということ。
“自分基準”であるがゆえに、往々にして「何でこれができないんだ」という思いから部下を怒ってしまう、部下からの信頼がない、チームワークが悪い、部下のモチベーションが低く受け身型である、結果“人が育たない”ことになり、もちろん業績確保も難しいことでしょう。
ただこの“自分基準”、人から指摘されると分かるのですが、自分ではなかなか気付けない方が多いようです。
もしお心当たりがある方は、この“自分基準”を捨てて部下と向き合われ、やりかたの再構築を試みられてはいかがでしょうか?


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組織力を高めるヒント

2014-10-16 07:10:28 | 日記
おはようございます。
みなさんの会社でも、情報の共有化については積極的に推進しているところが多いのではないでしょうか?
特に業務上の情報共有ができていれば、ミスを減らすこと、効率や生産性を高めること、ひいては改善そして改革を促せることも期待できます。
現場で、「部門の垣根を越えて情報共有し、全社一丸となってスケールメリットを」というようなことをよくお聞きします。しかしながら、なかなか出来ておられるところは少ないのではと感じています。
しかし、そんな悠長なことを言ってられないシチュエーションの一つに、医療現場での手術があります。些細なミスが人命を左右しますから当然ですが。
手術と言えば、緊急性や患者さんの状況によって、チームが急遽編成されることも少なくないとお聞きします。そしてそこには、異なる専門性を持った専門家が集まるわけです。そもそもの手術の成功率もあるでしょうけど、急遽であれ編成されたチームは最大限の力を発揮しますよね。
どうしてそのようなことが可能なのでしょう。
そこには人命救助、あるいは病気を治すという強力な共通目的があるからだと思います。あと貢献意欲。さらには価値観の共有もできていなければ、特定のスパンで複数の人たちが同じベクトルで動くのも難しいと思います。
会社経営に当てはめると、ビジョンもそうですが、中長期の視点で言えば「経営理念」が挙げられます。「経営理念」には“どのような会社を目指すのか”や“価値観”などさまざまな要素が含まれています。
組織力を高めるため、情報共有の前に一度、「経営理念」について全社員で理解を深めてみては如何かと思います。


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昨今のニュースを見て

2014-10-09 07:08:08 | 日記
おはようございます。
こんな題名ですが、別に特定のことを取り上げて批判しようとしているわけではありませんので、どうぞご理解を・・・と前置きをした上でひと言書きます^^
今の時代、いろんなメディアを通じて世界中のさまざまなニュースを知ることができるわけですが、最近特に感じることは、非常に利己主義な事件が多いように思います。
昔、中国・漢の時代の「法三章」では、処罰の対象が人を殺すこと、傷つけること、ものを盗むことの三つのみでした。
今のように法律で細かく規制しないといけないというのは、人々の道徳心、良識のレベルを疑っているかのように思えます。ただ規制しないと悪い事態を招きかねない、規制しても網をかいくぐってイタチゴッコ、などが現実ですが・・・。
これは理想論かもしれませんけど、政治に頼らず(自己の主張はします)、一人ひとりがまず自分ができることは何かを考えて行動していきたいですよね。


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改めて思う

2014-10-02 07:08:52 | 日記
おはようございます。
気づけばもう10月ですね。
衣替えの時期ですから長袖のワイシャツを着た男性も増え、会社では新年度、あるいは下期スタートというところも多いのではないでしょうか。
本屋さんへ行くと、来年度の手帳も早速売り場に並んでいました。もうそんな時期なんですよね。
そこで年初のブログにも書きましたが、みなさまの【一年の計】の進捗はいかがでしょう?
私自身の【一年の計】は、現時点では何とか及第点の範疇かなと自己評価していますけど、これからラストスパートですね。でないと3年先、5年先が見えてこなくなりますから・・・。
仕事上でも同じですが、プライベートでもPDCAを回して、みなさまの【一年の計】もラストスパート!何としても達成しましょうね(^_^)b


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