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ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

映画『風が強く吹いている』公開中です

2009年10月31日 13時09分10秒 | 出来事
映画『風が強く吹いている』が、本日より公開されております。
スタッフ、キャストのみなさまのおかげで、すごくいい映画になったので、
ぜひ多くのかたに、お近くの映画館へ足を運んでいただければと思っております。
映画の見どころは……、たくさんあります!
アオタケのメンバーが走るシーン。練習風景も駅伝本番も、とってもいいんです。
特に、予選会や駅伝当日のレースなんて、「どうやって再現したの!?」と
驚きのクオリティ(CGではめこんでるんじゃないんですよ~!)。
映画って本当にすごいものだなと思いました。
私は、アオタケでの暮らしを描いたシーンもとても好きです。
室内が細かく作りこまれていて、住人同士のやりとりや間合いも楽しくて、
「ああ、ここで何年も一緒に生活してきたんだなあ」という感じが
すごく出ているんです。
あとは、ハイジさんが夏合宿中に東体大へ抗議に行くところ。
大人げなく腹黒くてサイコーです。
それから……って、この調子でいくと全編を語りつくしてしまいそうなので、
もうやめとこう。
どうぞ映画館でお楽しみください~v

公開初日なのに、なんで私が家で日記を書いてるかというと、
締め切り地獄&ちょっと風邪気味だから。
「風邪を少し引いている」。←心のなかのオヤジが言わせたギャグ。ギャグ!?
明日は映画の日で千円か~。いやいや、ここはちゃんと正規の金額を払うべきだろう(私は)。
週明けには風邪も治るでしょうから、さっそく映画館に行きます。うっきっきー。


間伐材活用シンポジウム

2009年10月30日 05時55分55秒 | 出来事
11月17日(火)に、国土緑化推進機構主催「間伐材活用シンポジウム」に参加させていただきます。
なんだか難しそうなシンポジウム名ですが、私はたぶん、いつもの調子で、『神去なあなあ日常』のことなどをちょいとお話しすることになると思います。なあなあな感じで、お時間がありましたら、お気軽にいらしていただければ幸いです。
(※時間にご注目を。「ゴー、ゴーゴー、ゴーゴー」だぜ。いくらなんでも、「行け行け」言いすぎか)

入場無料(300名)ですが、お申し込みが必要だそうです。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください(コピー&ペーストでお願いします。すみません)。

間伐材活用シンポジウム

http://mainichi.jp/sp/kanbatsuzai/?link_id=TK000

~豊かな森林を次世代に引き継ぐために~
日時:11月17日(火)14:00~17:10(開場13:30)
会場:東京ステーションコンファレンス サピアホール
主催:国土緑化推進機構/共催:毎日新聞社/後援:林野庁
問い合わせ:間伐材活用シンポジウム事務局
〒104-0045 東京都中央区築地2-15-14 6階
電話 03-6226-5113(10:00~18:00/土・日・祝日を除く)

バイタリティ

2009年10月29日 19時38分18秒 | 日常
ひろくん。
ひろくん、あのとき、
言ってくれたよね。
愛してる、って。。。
忘れないよ・・・
あたしもほんとは言いたかった。
愛してる、って。。。
でも、信じれなかったの。
どうしてなのかなって、思う。
たぶん、べつの階段のぼるときが
来てたんだよね。
だから、さよなら。
つらいけど、つらくてもうどうしていいか
わかんないけど、
でも・・・
さよなら。

的な携帯メールだか携帯小説だかを、
電車内で噛み締めるように打っている
二十代後半ぐらいの女性。
隣の席に座り、「た、大変なことになっちょるばい」と、
本を読むふりでついつい画面をチラ見してしまう私。
スクロールしていったら、
三階のベランダまで届いてしまいそうなほどの長文だ。
文面がいよいよ「さよなら」に差しかかったあたりで、
女性はぐすぐすと鼻をすすり、涙をこぼしはじめた。
泣きながら、噛み締めるようになおもメールを打っている。
どう慰めたものか……。
気を揉んだ次の瞬間、
女性は窓に後頭部をがつがつ打ちつけながら、
口をぽっかり開けて寝はじめた。
えーっ、いま、涙に暮れつつメール打ってたのに!?
失恋の哀しみなど睡魔のまえでは塵に等しい、
ということがよくわかった。
ひろくん(仮名)のことなどさっさと忘れ、
たくましく次の恋へと階段をのぼっていくがよい!

※実際の文面は、もっと「深夜の日記」的おもしろさに
あふれていたのだが、私の筆力が著しく及ばず、
再現しきれなかった。無念である。
ここ数日、推敲を繰り返したというのになあ……。

サ○エさん

2009年10月29日 19時32分10秒 | 日常
近所の中華料理屋さんで夕飯をたいらげ、いざお会計しようとして財布を忘れたことに気づき、超絶あせる。
とっさに、読んでいた岩波新書を人質にして、家へ駆け戻った。
店員さんが、「いいんですよ~」と快く応対してくださったのが、唯一の救いだ。
いやぁ、あるんだなあ、財布を持たずに飯を食いにいってしまうなんてことが。
「……それ、カバン?」と聞かれるほどデカくて派手な財布なのになあ。


運命に抗う

2009年10月20日 09時10分02秒 | 日常
先日、トイレの紙があと少しとなったとき、私は慎重に自分の腹に尋ねたのだ。
「近々、大きいほうをもよおす予定はあるか」と。
「いや、全然。まったくそのきざしはござらん」と、腹は答えたのだ。
そこで私は、今度こそ「紙がたりないときにかぎって、大便をしてしまう法則」を塗り替えられると確信し、筒状紙の交換はせずにトイレを出た。
結果は申すまでもなかろう。
なぜなんだ! と神(と紙)に問いたい。
しかし諦めることなく、これからも運命と徹底抗戦する所存だ。半ケツで戸棚をかきまわしながら。


『まほろ駅前番外地』発売

2009年10月20日 09時00分46秒 | 出来事
『まほろ駅前番外地』、発売中です。装幀が『まほろ駅前多田便利軒』(単行本版)とおそろいっぽくて、気に入ってます。
カバーの写真は、「なにかにラッキーストライクが刺さっている」シリーズということになったもよう。だけどフツーは、急須に煙草を刺そうとは思わないよな~。変なことを考えつく、おもしろいカメラマンさんで、「好きだ」とひそかに思う。イラストはもちろん、下村富美さんにお願いしました。きゃー。
書店で見かけましたら、ぜひ手に取ってみてください。
それにしても多田、うかうかしてると行天に事務所を乗っ取られそうだなと、作者としては気が気でありません。がんばって、多田……!


こんな夢を見た。

2009年10月05日 13時44分51秒 | 夢日記
なかなか会うことのできない友人が、「旅に出よう」と急に誘いにくる。
「週明けが〆切の原稿がいくつかあるんだが」と思いつつも、
「まあ、たまには週末の小旅行もいいかしら」という気になって、
連れ立ってタクシーに乗り、港へ向かう。
……え、港!? とたじろいでいるうちに、大きな船のうえだ。
聞けば、北極探検ツアーだそうではないか。
それ、何日かかるの?
みるみるうちに大海原へ漕ぎだす船。携帯(PHSだが)はとっくに圏外。
もうダメだ、原稿は落ちた。海の底まで沈みたい気分になるが、
友人は、「あんたは肝心なところでちっちゃい!」と断言する。
「ほら見てみなよ、この景色を!」
見わたすかぎり、海しかない。鳥の影が黒く空をよぎり、
夕日が水平線あたりの海面を輝かせている。
かすかに冷たい潮の香りが肺を満たし、「まあいいか」という気分になった。
やがて、北極が見えてきた。
遠目には白い氷の塊なのだが、上陸してみると緑の草が地面を覆っていて、
とてものどかできれいな場所だ。
ハンターの格好をしたおじさんが添乗員らしく、
小旗を掲げて一行を誘導する。
向こうの崖のうえを、シロクマがのんびり歩いている。
すかさず双眼鏡で眺めるも、距離がありすぎて細かいところまではよく見えない。
もっと倍率の高い双眼鏡を持参すべきだったと、少し後悔する。

三重の森林と木づかいフェア

2009年10月03日 16時00分00秒 | 日常
10月3日(土)に、「三重の森林と木づかいフェア」で行われる
林業トークライブに参加させていただきます。
お近くのかたは、ぜひお越しください。
トークライブは13:20~14:50ですが、
フェア自体は10:00~16:00までやっています。
入場無料!
いろんなイベントがもりだくさんだそうですよ~。
シイタケやハタケシメジ、木工製品などの販売も行われるそうです!
ちなみに、「森林」と書いて「もり」と読むんだぜ!
「強敵」と書いて「とも」と読むようなものだな!

森林フォーラム2009
「三重の森林(もり)と木づかいフェア」
 10月3日(土) 10:00~16:00

フェアのなかのイベントのひとつが、私が
参加させていただくトークライブです。
トークライブ「林業っておもしれ~」
 三重県で林業に携わっておられるかたと、対談させていただきます。
 10月3日(土) 13:20~14:50

場所:ウッドピア松阪(三重県松阪市木の郷町)フォーラム会場
 車がないと行きにくい場所なのですが、
 当日は30分間隔で、松阪駅(JR側)から無料シャトルバスが出るそうです。
参加費:無料
主催:三重県/後援:松阪市ほか
問い合わせ:三重県環境森林部森林・林業経営室
TEL:059-224-2564

フェアのホームページ(コピー&ペーストでお願いします。すみません)
http://www.eco.pref.mie.jp/shinrin/details/index.asp?cd=2009090143

天然もの

2009年10月02日 07時43分15秒 | 日常
晩飯を食べにいこうとして、ビルのエントランスの暗がりにいる男子高校生二人を発見する。
片方の男子が、もう片方の男子のズボンのベルトをしきりに調節してあげている。
二人とも無言でうつむき、手もとに視線を集中させている。
べつに荷物で手がふさがってるわけでもないのに、
なんで友だちにベルトを調節してもらう必要があるのか。
なんでわざわざ、暗がりでやっているのか。
常日頃、「天然ものには勝てない!」と歯ぎしりしているのだが、
今回も敗北を喫した感がある。
おいらのチンケな妄想など軽々と飛び越える勢いで、
彼らは純粋になかよしだ。
天然もののマダイに、養殖のヨコシマダイではたちうちできるものじゃないということか。
くやしーっ。