ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

ハ~ツィ~

2009年08月28日 04時59分59秒 | 日常
ギアの「ハ~ツィ~」については、多くのひとが気になってるところだと思う。私も気になる。週刊誌などで、「気になる」というコラムをいくつか見かけ、そのたびに盛大にうなずいた。
かといって、「ハ~ツィ~」に対して物申したいとか、考察しようとか、そういうつもりはない。「ツィ~」部分の丸っこい質感は納豆食ってるときの発音に若干通じるものがあるな、と思う程度だ。
ただ、真似したい。猛然と真似したい。一昨日も原稿を書きながら、「うわー、だめだ。まにあわない。どう考えてもこっからさきがうまくつながらハ~ツィ~」、「このコーヒー、賞味期限がずばり今日ハ~ツィ~」といった具合に、深夜の独り言にさりげなく「ハ~ツィ~」を織り交ぜてはニヤニヤした。
特訓の甲斐あって、ずいぶん「ハ~ツィ~」が上達したので、昨日、電話でパンイチくんに披露した。
「……それで、ゲラを戻す期日についてですが」
と、冷酷にスルーされた。
さもありなん。

せっかち

2009年08月19日 16時16分05秒 | 日常
以前、電車の切符を早々と手に持ち、自動改札を通るのに備えている、とどこかで書いたが、新たに気づいたことがある。
私は家の鍵も、ものすごく早く鞄やポケットから出して手に持っている!
最寄りの駅に着いて、駅の階段を下りる時点で、すでに鍵を手に持ってることが多い。火宅は駅から近いのだが、それにしたって、駅の階段っちゅうのは早すぎるだろ。もし転んでも、咄嗟に手をつけないじゃないか。鍵を握りしめてるおかげで指を複雑骨折、弾みで鍵が掌を貫通、血まみれ。ってことになりかねん。
そういえば、出張でホテルに泊まるときも同じだ。チェックインしたのち、一時外出するとき、面倒くさいからフロントに鍵を預けないことがある。その場合、ホテルの部屋の鍵は鞄にしまうわけだが、戻ってきてホテルのエントランスをくぐる際、なぜかすでに鍵をジャラつかせている。遅くとも、エレベーターのなかでは必ず鍵を手にしている。
もしかして私はせっかちなのだろうか。いままで生きてきたなかで、「せっかちだね」と言われた記憶は皆無であり、むしろ「ちゃっちゃと動かんかい!」と怒号を浴びた記憶が無数回なのだが。そんなせっかちっているだろうか?
なぜ、切符や鍵をせっかちに手もとに準備してしまうのか。しばし考えてみて、わかった。
尿意を我慢しながら帰宅することが多いからだ。
切符や鍵でまごついていると、トイレまで保たんからだ。
トイレぐらい、ちゃっちゃとこまめに行っておくべきではないのか自分。

復活

2009年08月19日 12時31分37秒 | 日常
ようやく放浪(?)の日々が終わり、火宅に腰を落ち着けられそうだ。
しかし、腰を落ち着けたら勤勉になるかというと、それはまた別問題だ。
そういうわけで、あいかわらずトロトロとしか日記を書けないかもしれないが、たまに覗いてみていただけるとうれしいです。

放浪のあいだに出た本を宣伝しようっと。
『神去なあなあ日常』(徳間書店):林業一直線な小説。お気軽にお読みいただける内容かと思います。「どうして、林業とか文楽とか駅伝とか、マイナーなものを題材にするんですか?」と、たまにご質問いただくのだが、マイナーじゃないっ! 林業も文楽も駅伝も俺にとっては世界の中心で愛を叫んだケモノだ。ノケモノじみて。←急に言ってみたくなった。
『星間商事株式会社社史編纂室』(筑摩書房):社史編纂室の面々が同人誌づくり一直線になる小説。これは、アレです。きわめてアホな内容です(自分的には大真面目に書いてるのだが、おかしいな……)。お気軽にお読みいただけるのではないかと思います。本屋さんで、『官僚たちの○』の原作と並べて置いてくれないかな、というのがいまの願いだ。ちょうど同じような時代を扱っているし。「お、企業小説か」とまちがって手に取ってくれるおじさまが続出するのでは、と夢想するのだが、たぶん無理だろう。はかない夢想であった。

『風が強く吹いている』が、文庫になりました。新潮文庫の「夏の100冊」にも加えていただいてます。帯の応募券を集めて、よんだくんグッズをもらおう!(追記。「夏の100冊」仕様の帯だけでなく、「映画化!」って書いてある帯にも、いまのところ、よんだくんグッズ応募券がついてますので、どちらをお買いあげいただいても大丈夫なはずです。券を集めていらっしゃるかたは、念のため店頭で帯をご確認くださいませ)
海野そら太さんのコミックス『風が強く吹いている』も、五巻まで好評発売中です。漫画オリジナルのレース展開もあって、ほんとにすごくいいです! 秋には映画も公開になりますし(これまたすごくいいですよ~!)、よろしかったら、この機会にぜひお手に取ってみてください。

ちょっと欲張って宣伝しすぎたか。
書いた日記を、どうやってインターネットにアップすればよかったのだったか、やりかたをうまく思い出せないのが問題だ。