主催:ショーゲキ
期間:2005.07.15~24
場所:「劇」小劇場
ショーゲキおなじみのコントライブ「ダンパチ」と新作ストレートプレイ「DOKONI ~私の元気~」2本立て(「DOKONI」はダブルキャストで、雰囲気が全然違うので、実質3本立て?)である。と言っても期間中3作品を交替でやるというパターンで一度に3作品観られる訳ではない。
・DOKONI Aキャスト/Bキャスト
<あらすじに代えて>
帰ってこないメールの返事 思い出になれない記憶
行き場所を突然失った思い
勝手に忘れ勝手に思い出す出会った人たちの面影
私は今ここに生きています
でも私の元気はどこに行ったのでしょう
基本的にはコメディである。引越荷物の箱の中から、主人公の父、母、姉、祖父、先輩、幼なじみ、友達が出てはイマイチ意味の分からない言動を取っては箱に戻って行くという、なかなかシュールである。
普通ダブルキャストの場合、主人公は変わらない事が多いようだが、今回は何故かお母さんだけ同じで、あとは全部違うという一風変わったキャスティング。シャッフルしたキャストで観たい気もした。でも、演る方は大変だろうな(笑)。
小さな「嫌なこと」がたくさん「保留」されて元気を無くしていたヒロインが、だんだん元気になっていくあたりには、ちょっと感動した。
「スカートをめくるのはパンツが見たいからじゃない、お前の元気に触れたいからだ」って、一部の人間が頭から湯気出して怒りそうな台詞があるが(笑)、なんとなく納得してしまう。ちなみに私はやったことが無い>スカートめくり。
「保留になった思いは元気を失ってしまう」。や~、私も保留になったままのでっかいのが一つあるのでねぇ、心に響く響く(笑)。
見終わった後、とっても「良い感じ」のするお芝居でした。
・ダンパチ3
「あきれるほどのバカさとしびれるほどの格好良さ」をモットーに、ショーゲキ男性メンバー8人で構成された、ショーゲキメンズによるコントライブの3回目である(男性8人だから「ダンパチ」らしい)。なお、コントライブなので、あらすじは無意味だ(笑)。
や~、笑った笑った。ほんでもって疲れた~(笑)。まあ、笑うのは意外と体力を消耗するものだからねぇ。それでも今回はまだましな方で、「ダンパチ1st」の時は、猛暑も手伝ってサウナ状態。「真夏のダンパチは危険だ」との名言が生まれた(私が言ってるだけ(笑))。
ちなみに今回は前田一世さんが都合によりお休みなので、ダンパチなのに7人だった。前田さんはナレーションのみの登場(楽日に乱入してた、もとい、させられてたが)だったが、相変わらず上からものを言ってて、常連としてはちょっと嬉しかった。
以下、いくつかのネタをピックアップしてコメント。
ショーゲキの舞台は極めてユニークなアイデアに溢れているが、今回のネタの中で出色の出来だったのは「立体劇空間」。俯瞰からの視点を舞台で再現したのである。どうやったかというと、小柄なメンバー2人(おのまさしさん、金田誠一郎さん)を残りのメンバーで抱え上げ、壁に立っているように見せるのである。まさにコロンブスの卵的発想。お客さんの評判も良かったようである。
「ハーフに見られないハーフの会」、おのまさしさんは色白な上、顔の彫りが深いので、ホントにロシアの血が入ってても驚きませんが(笑)。
「ちゃぶ台返し」、「巨人の星」でお馴染みのちゃぶ台返しをコント化。いつ誰が実行するのかハラハラドキドキのサスペンス(違う)。正直オチは読めたけど、実際にちゃぶ台がひっくりかえされるのは、なかなか痛快だった。しかし、このネタで食ってたお総菜は、実に美味そうだったな~。結構みなさんマジ食いしてたような(笑)。
「男塾ラセーラ」、ダンパチ恒例の男塾が今回も登場。「女々しい地名」というお題で、おのまさしさんの結婚式がネタに使われてたのには笑った。奥様(ちなみに女優さん)は、ぶ~たれてたけど(笑)。他人の結婚式なんざどうでもいいけど、おのさんのはちょっと観たいと思った(爆)。
次の公演はちょっと変わったところでやるそうな(詳細はショーゲキ公式サイトに載るでしょう)。これもまた楽しみである。
期間:2005.07.15~24
場所:「劇」小劇場
ショーゲキおなじみのコントライブ「ダンパチ」と新作ストレートプレイ「DOKONI ~私の元気~」2本立て(「DOKONI」はダブルキャストで、雰囲気が全然違うので、実質3本立て?)である。と言っても期間中3作品を交替でやるというパターンで一度に3作品観られる訳ではない。
・DOKONI Aキャスト/Bキャスト
<あらすじに代えて>
帰ってこないメールの返事 思い出になれない記憶
行き場所を突然失った思い
勝手に忘れ勝手に思い出す出会った人たちの面影
私は今ここに生きています
でも私の元気はどこに行ったのでしょう
基本的にはコメディである。引越荷物の箱の中から、主人公の父、母、姉、祖父、先輩、幼なじみ、友達が出てはイマイチ意味の分からない言動を取っては箱に戻って行くという、なかなかシュールである。
普通ダブルキャストの場合、主人公は変わらない事が多いようだが、今回は何故かお母さんだけ同じで、あとは全部違うという一風変わったキャスティング。シャッフルしたキャストで観たい気もした。でも、演る方は大変だろうな(笑)。
小さな「嫌なこと」がたくさん「保留」されて元気を無くしていたヒロインが、だんだん元気になっていくあたりには、ちょっと感動した。
「スカートをめくるのはパンツが見たいからじゃない、お前の元気に触れたいからだ」って、一部の人間が頭から湯気出して怒りそうな台詞があるが(笑)、なんとなく納得してしまう。ちなみに私はやったことが無い>スカートめくり。
「保留になった思いは元気を失ってしまう」。や~、私も保留になったままのでっかいのが一つあるのでねぇ、心に響く響く(笑)。
見終わった後、とっても「良い感じ」のするお芝居でした。
・ダンパチ3
「あきれるほどのバカさとしびれるほどの格好良さ」をモットーに、ショーゲキ男性メンバー8人で構成された、ショーゲキメンズによるコントライブの3回目である(男性8人だから「ダンパチ」らしい)。なお、コントライブなので、あらすじは無意味だ(笑)。
や~、笑った笑った。ほんでもって疲れた~(笑)。まあ、笑うのは意外と体力を消耗するものだからねぇ。それでも今回はまだましな方で、「ダンパチ1st」の時は、猛暑も手伝ってサウナ状態。「真夏のダンパチは危険だ」との名言が生まれた(私が言ってるだけ(笑))。
ちなみに今回は前田一世さんが都合によりお休みなので、ダンパチなのに7人だった。前田さんはナレーションのみの登場(楽日に乱入してた、もとい、させられてたが)だったが、相変わらず上からものを言ってて、常連としてはちょっと嬉しかった。
以下、いくつかのネタをピックアップしてコメント。
ショーゲキの舞台は極めてユニークなアイデアに溢れているが、今回のネタの中で出色の出来だったのは「立体劇空間」。俯瞰からの視点を舞台で再現したのである。どうやったかというと、小柄なメンバー2人(おのまさしさん、金田誠一郎さん)を残りのメンバーで抱え上げ、壁に立っているように見せるのである。まさにコロンブスの卵的発想。お客さんの評判も良かったようである。
「ハーフに見られないハーフの会」、おのまさしさんは色白な上、顔の彫りが深いので、ホントにロシアの血が入ってても驚きませんが(笑)。
「ちゃぶ台返し」、「巨人の星」でお馴染みのちゃぶ台返しをコント化。いつ誰が実行するのかハラハラドキドキのサスペンス(違う)。正直オチは読めたけど、実際にちゃぶ台がひっくりかえされるのは、なかなか痛快だった。しかし、このネタで食ってたお総菜は、実に美味そうだったな~。結構みなさんマジ食いしてたような(笑)。
「男塾ラセーラ」、ダンパチ恒例の男塾が今回も登場。「女々しい地名」というお題で、おのまさしさんの結婚式がネタに使われてたのには笑った。奥様(ちなみに女優さん)は、ぶ~たれてたけど(笑)。他人の結婚式なんざどうでもいいけど、おのさんのはちょっと観たいと思った(爆)。
次の公演はちょっと変わったところでやるそうな(詳細はショーゲキ公式サイトに載るでしょう)。これもまた楽しみである。