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Jリーグ規約・罰則  半年前の浦和に対する「判決文」

2014年03月12日 16時00分00秒 | 明治安田Jリーグ 天皇杯
Jリーグ規約

【第1章 総則】
第3条 遵守義務
第1項 Jリーグの役職員、Jリーグの会員およびその役職員ならびにJリーグに所属する選手、監督、コーチ、審判その他の関係者(以下「Jリーグ関係者」という)は、Jリーグの構成員として、本規約および公益財団法人日本サッカー協会(以下「協会」という)の定款ならびにこれらに付随する諸規程を遵守する義務を負う。
第4項 Jリーグ関係者は、いかなるものであれ、人種、性、言語、宗教、政治またはその他の事由を理由とする国家、個人または集団に対する差別を行ってはならない。
第5項 Jリーグ関係者は、その職務に関連して、いかなる種類の政治的、宗教的または人種的なデモンストレーションも行ってはならない。


【第11章 制裁】
第141条 チェアマンによる制裁および調査
第1項 チェアマンは、JクラブまたはJクラブに所属する個人(選手、監督、コーチ、役員その他の関係者を含む。以下同じ)が、本規約または本規約に付随する諸規程に違反したときは、制裁を科すことができる。
第2項 チェアマンは、前項の制裁を科すに際し、自ら、または裁定委員会もしくは関連する専門委員会に委任して、事実関係の調査を行うことができる。
第3項 前項の調査の対象となったJクラブまたはJクラブに所属する個人は、当該調査に協力しなければならない。

第142条 制裁の種類
第1項 Jクラブに対する制裁の種類は次のとおりとし、これらの制裁を併科することができる。
① けん責   始末書をとり、将来を戒める
② 制裁金   1件につき1億円以下の制裁金を科す
③ 中立地での試合の開催  試合を中立地で開催させる
④ 無観客試合の開催    入場者のいない試合を開催させる
⑤ 試合の没収 得点を3対0として試合を没収する
⑥ 勝点減   リーグ戦の勝点を1件につき15点を限度として減ずる
⑦ 出場権剥奪  リーグカップ戦における違反行為に対する制裁として次年度のリーグカップ戦への出場権を剥奪する
⑧ 下位ディビジョンへの降格  所属するディビジョンより1 つ以上下位のディビジョンに降格させる
⑨ 除名     Jリーグから除名する(ただし、総会において正会員現在数の4分の3以上の多数による議決を要する)


2013年11月19日
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が浦和レッドダイヤモンズ株式会社に対して下した制裁処分内容

制裁の種類 けん責(始末書提出/制裁金1000万円

【制裁対象事案の概要】
2013年8月24日(土)エコパスタジアムにて行われた、Jリーグディビジョン1第22節「清水エスパルスvs.浦和レッズ」の試合前の16:15ごろ、掛川インターチェンジからスタジアムに向かう県道(片側1車線)において、スタジアムに向かう清水チームバスの前を走る浦和サポーターのチャーターバスに乗車していた浦和サポーター複数名が、バスの窓から身を乗り出して、爆竹、スモーク(煙類)、ロケット花火を清水チームバスに対して投げつけた。投げられたものはチームバスに当たることはなかった。
(中略)
また浦和レッズにおいては、過去にもサポータートラブルがしばしば発生しており、長期にわたり自クラブのサポーターに対する指導および監督を怠っていたといえる。

【制裁理由抜粋】
浦和レッズは、過去にサポータートラブルの件でJリーグから再三の制裁を科されているにも関わらず、サポーターに対する指導および監督を怠り、本件のような重大な結果に至った責任は非常に重大である。
・本件は、一般紙やスポーツ紙で取り上げられるなど社会的な影響は大きく、スタジアムが危険であるとの印象を社会に与えてしまった。


【再発防止に向けて】
浦和レッズは、自クラブサポーターとの「対話」による事態解決を基本的な考え方として、本件も含めこれまでも対応してきている。
しかしながら、今回のように常軌を逸した自クラブのサポーターの行動については、これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要があることを認識し、今後の対応に取り組んでいくことをJリーグとして強く要請する。
Jリーグとしては、今後同様の事案が発生した場合は、さらに重い制裁を科さざるを得ないと考える。
そのため、現状のJリーグ規約第51条の改定を視野に入れながら、11月13日(水)に開催された実行委員会において議論した。
これに関しては、FIFAの懲罰基準第67条でも定められている条文を参考に、「アウェイサポーターの行動についてはアウェイクラブが責任を持って対応すべき」という見地から改定の可能性に関し検討している。
今後二度と同様のことが起こらないよう、当事者の浦和レッズはもちろん、Jリーグ全体で取り組んでまいる所存である。

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