明日から千葉県で国民体育大会が開催されます。
その女子サッカー競技部門には、北信越ブロック大会を勝ち抜いた新潟県女子代表チームも参加するんだけど、そのことで今、気を揉んでいます。
というのは、その新潟県女子サッカーチームに、アルビレックス新潟レディースが選手を供出しているから。
昨季までの「プレナスなでしこリーグ」は、国民体育大会開催に合わせて、リーグ戦を中断していました。
それはなにもプレナスなでしこリーグに限った話じゃなく、「JFL ジャパンフットボールリーグ」も各地域の「大学サッカーリーグ」も「地域サッカーリーグ」も、国体の地域予選と本大会の期間中は、プチ中断されちゃいます。
また「U-18高円宮杯」もそうで、国体が行なわれている間は、決勝トーナメントは実施されず、国体が終わった翌週の週末から再開するのが常。
だがしかし、今季「プレナスなでしこリーグ」は方針を一大転換。
国体開催期間中も、リーグ戦を催行することにしたんです。
どうして、こんな変換を決定したのか？
正式な理由説明は為されていないけど、どうやら「プレナスなでしこリーグ」の価値向上のため、らしい。
日本国内の女子サッカー選手のうち、実力の高い選手たち＝「プレナスなでしこリーグ」の加盟クラブは、リーグ戦に専念をして日本一を目指してください－
そうじゃない選手たち＝非「プレナスなでしこリーグ」チームは、国体という場で日本一を目指してください－
という狙いがある、らしい。
とはいえ、「プレナスなでしこリーグ」の加盟クラブの中には、地方公共団体から金銭援助を受けて運営されているチームもあります。
〝しがらみ〟もあります。
なので、リーグ戦と並行して、国民体育大会に選手を供出することをリーグ事務局は認めています。
〝認めている〟というより、〝配慮〟もしちゃっています。
国体の女子サッカー競技の1回戦は、日曜日から始まるのが不文律。
でも、今年の「ゆめ半島千葉国体」のそれは、月曜日に設定。
また、「プレナスなでしこリーグ」の試合はJリーグ同様に、土・日の分散開催なのに、今週末に限っては25日の土曜日での一括開催。
訂正：福岡と神戸の試合は、26日の日曜日開催でした。
つまり、25日にリーグ戦をやって、26日は休むか移動時間に充てて、27日の月曜日から国体に臨める様にする、そんなスケジューリングを組んだんですな。
さて、新潟県女子代表チームは、昨シーズンまでアルビレックス新潟レディースの選手たちで、まるまる構成されていました。
新潟女子サッカーチーム、イコール、アルビレディース、だったわけです。
けど今シーズンは、JAPANサッカーカレッジレディースとグランセナ新潟レディースとアルビレックスレディースU-18と、そしてアルビレディースの「混成団」で構成。
アルビLからは、伊藤、上田、落合、斎藤、中村早樹、波佐谷の6名が選ばれました。
でも、この6名の輩出が不安を掻き立てます。
“浦和レッズレディースとの試合、選手が足りないんじゃ？”と。
現在、大石沙弥香と小山真央が今シーズン絶望の重傷で離脱。
口木未来は脇腹傷めて離脱中。
この3人を除いて、国体に出ないアルビレディースの選手を列挙すると－
大友、諏訪、山本、東山、笠井、川村、上尾野辺、法師人、山崎、堂下、阪口、中村楓、小原、菅澤、佐伯の15名。
けどこの中で、堂下は他の選手たちに比べて力が足り得ず、控えメンバーにもなれないほど。
となると、実質は14名。
諏訪と大友はGKなので、フィールドプレイヤーで〝余剰〟なのは僅か2人。
つまり、選手交代しようとする場合、3人じゃなく2人しかいない、ってこと。
なでしこリーグのリザーブは5名まで認められているので、これは大きなハンディ。
“でも国体組から、選手を引っ張って来ればイイじゃんか”
という声が聞こえてきそうだけど、果たして可能なんでしょうか、それは？
新潟県代表チームは混成団。
普段、一緒にトレーニングする機会と時間数は限られています。
だからこそ、大会直前は濃密に連携練習する必要が生じます。
いくら、たった半日とはいえ－
レディースの試合会場が埼玉県で、国体の会場が千葉県と距離が近いとはいえ－
中1日、置いているとはいえ－
波佐谷灯子選手らが、なでしこリーグと国体との〝掛け持ち〟は出来るんだろうか？
もちろん、サポーターの願いとしては〝掛け持ち〟OKで、明日の駒場スタジアムに国体メンバーが数名、ベンチ入りすることを願うしかないんですが……
ただでさえ強くて難儀な浦和レッズレディース相手だっていうんですからね……
因みに、浦和は国体に選手を派遣しないんだとか。
その女子サッカー競技部門には、北信越ブロック大会を勝ち抜いた新潟県女子代表チームも参加するんだけど、そのことで今、気を揉んでいます。
というのは、その新潟県女子サッカーチームに、アルビレックス新潟レディースが選手を供出しているから。
昨季までの「プレナスなでしこリーグ」は、国民体育大会開催に合わせて、リーグ戦を中断していました。
それはなにもプレナスなでしこリーグに限った話じゃなく、「JFL ジャパンフットボールリーグ」も各地域の「大学サッカーリーグ」も「地域サッカーリーグ」も、国体の地域予選と本大会の期間中は、プチ中断されちゃいます。
また「U-18高円宮杯」もそうで、国体が行なわれている間は、決勝トーナメントは実施されず、国体が終わった翌週の週末から再開するのが常。
だがしかし、今季「プレナスなでしこリーグ」は方針を一大転換。
国体開催期間中も、リーグ戦を催行することにしたんです。
どうして、こんな変換を決定したのか？
正式な理由説明は為されていないけど、どうやら「プレナスなでしこリーグ」の価値向上のため、らしい。
日本国内の女子サッカー選手のうち、実力の高い選手たち＝「プレナスなでしこリーグ」の加盟クラブは、リーグ戦に専念をして日本一を目指してください－
そうじゃない選手たち＝非「プレナスなでしこリーグ」チームは、国体という場で日本一を目指してください－
という狙いがある、らしい。
とはいえ、「プレナスなでしこリーグ」の加盟クラブの中には、地方公共団体から金銭援助を受けて運営されているチームもあります。
〝しがらみ〟もあります。
なので、リーグ戦と並行して、国民体育大会に選手を供出することをリーグ事務局は認めています。
〝認めている〟というより、〝配慮〟もしちゃっています。
国体の女子サッカー競技の1回戦は、日曜日から始まるのが不文律。
でも、今年の「ゆめ半島千葉国体」のそれは、月曜日に設定。
また、「プレナスなでしこリーグ」の試合はJリーグ同様に、土・日の分散開催なのに、今週末に限っては25日の土曜日での一括開催。
訂正：福岡と神戸の試合は、26日の日曜日開催でした。
つまり、25日にリーグ戦をやって、26日は休むか移動時間に充てて、27日の月曜日から国体に臨める様にする、そんなスケジューリングを組んだんですな。
さて、新潟県女子代表チームは、昨シーズンまでアルビレックス新潟レディースの選手たちで、まるまる構成されていました。
新潟女子サッカーチーム、イコール、アルビレディース、だったわけです。
けど今シーズンは、JAPANサッカーカレッジレディースとグランセナ新潟レディースとアルビレックスレディースU-18と、そしてアルビレディースの「混成団」で構成。
アルビLからは、伊藤、上田、落合、斎藤、中村早樹、波佐谷の6名が選ばれました。
でも、この6名の輩出が不安を掻き立てます。
“浦和レッズレディースとの試合、選手が足りないんじゃ？”と。
現在、大石沙弥香と小山真央が今シーズン絶望の重傷で離脱。
口木未来は脇腹傷めて離脱中。
この3人を除いて、国体に出ないアルビレディースの選手を列挙すると－
大友、諏訪、山本、東山、笠井、川村、上尾野辺、法師人、山崎、堂下、阪口、中村楓、小原、菅澤、佐伯の15名。
けどこの中で、堂下は他の選手たちに比べて力が足り得ず、控えメンバーにもなれないほど。
となると、実質は14名。
諏訪と大友はGKなので、フィールドプレイヤーで〝余剰〟なのは僅か2人。
つまり、選手交代しようとする場合、3人じゃなく2人しかいない、ってこと。
なでしこリーグのリザーブは5名まで認められているので、これは大きなハンディ。
“でも国体組から、選手を引っ張って来ればイイじゃんか”
という声が聞こえてきそうだけど、果たして可能なんでしょうか、それは？
新潟県代表チームは混成団。
普段、一緒にトレーニングする機会と時間数は限られています。
だからこそ、大会直前は濃密に連携練習する必要が生じます。
いくら、たった半日とはいえ－
レディースの試合会場が埼玉県で、国体の会場が千葉県と距離が近いとはいえ－
中1日、置いているとはいえ－
波佐谷灯子選手らが、なでしこリーグと国体との〝掛け持ち〟は出来るんだろうか？
もちろん、サポーターの願いとしては〝掛け持ち〟OKで、明日の駒場スタジアムに国体メンバーが数名、ベンチ入りすることを願うしかないんですが……
ただでさえ強くて難儀な浦和レッズレディース相手だっていうんですからね……
因みに、浦和は国体に選手を派遣しないんだとか。
