見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

海街diary

2015-06-25 | 本と漫画と映画とテレビ
春は月に笑う様に
夏は花火に恋をする様に
秋は空を吸い込む様に
冬はどこまでも駆け抜ける様に

―レミオロメン『春夏秋冬』より



足りないっ!
時間が足りないよぅ!!



『海街ダイアリー』
監督&脚本:是枝裕和
原作:吉田秋生『海街diary』
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず ほか

父が死んで、鎌倉の家に、腹違いの妹がやってきました――。


っていう。
説明になってないけど。
監督と原作の相性がバッチリなスルメ映画だった。

鎌倉の風景と四季のうつろいとおいしそうなご飯と
少し普通じゃない家庭の日常が淡々と綴られてて。
で、この全てがほどよく混ざって、
ずっと、ずーーっと、四姉妹の生活をのぞいていたいような。

この映画、2時間じゃ足りない!
毎月、毎週、いや、毎日観てたい!

家事担当の長女(綾瀬はるか)と
エロ担当の次女(長澤まさみ)と
食べる担当の三女(夏帆)と
成長担当の四女(広瀬すず)と。

それぞれ個性の違う美しい女優さんが4人、大画面に揃う贅沢さ。
しかも、母親は大竹しのぶで、大叔母は樹木希林っていう!
プラス相変わらずかわいい風吹ジュン。

もうね、みんな居るだけでいいのよ。存在が美しい。

雰囲気はぜんぜん違うけれど、
2003年の映画『阿修羅のごとく』で感じたドキドキ感。再び。
愛人・大竹しのぶの家にさ、本妻・桃井かおりが訪ねてくる緊張感。

ぜんぜん違うけどね。でも同じ空気感。


まぁ、エラソーに語ってはみたものの
監督と原作のことは全く知らないんだけどね!!
ぜんぜん適当。

是枝監督の映画は『空気人形』と『誰も知らない』くらいしか観たことないし、
(山口智子が出てたTVドラマ『ゴーイングマイホーム』は面白かった)
漫画は2巻までしか読んでない。『バナナフィッシュ』は1巻だけ読んだ。
(海猫食堂の店主や佳乃の上司は、3巻以降に登場するのかしら?)

だから、
監督と原作の相性なんてものを語れるほどの
知識を持ってるわけじゃないけど!


だけど、
なかなかのなかなか。(上から。笑)

レキシもまえだまえだもがんばってた。

あと、全然関係ないけど、
上映前に予告で流れてた『バケモノの子』がすごい面白そうだった。
(17歳の女の子の発言にそんな目くじら立てなくても・・・ねぇ?)


漫画の続きを買いに行かなきゃだわ。





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