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One Day, One Cocktail

Wine & Cocktail Bar Ararat Official Blog
カクテルで綴る歳時記

レシピ特化ブログ開設

2016-03-20 03:16:59 | カクテル理論

その名も『365 Cocktails』

 

つべこべ抜きに(笑)

レシピだけを淡々とログっていきます。

スタンダード始め、私のオリジナルはもちろん

国内外の昨今のトレンドも交え、カクテルオーダーにマストなレシピを綴っていきます。

 

タイトルにあるよう

1年365日、毎日ひとつのカクテルを

(そう、このブログにもそうした意味を込めていますけれども)

 

 

ということで

ここは、つべこべ用と言いますか(^^;

そのレシピの解説並びに雑感をログる用に特化いたします。

 

両ブログ共々、よろしくお願いいたします。

 

『365 Cocktails』

 


レシピの解釈 その2

2015-08-16 02:58:15 | カクテル理論

カクテルレシピの比率、これの分母を12にして考える。

 

これは一体どういうことかと申しますと、

 

よーするに

 

例えば、前回申し上げた『サイドカー』ってありますよね。

 

非常に非常に、代表的なクラシックカクテルです。

 

基本中の基本です。

というか、カクテルのベンチマークです。

 

大抵、どころか『サイドカー』の載ってないカクテルブックなんてありません。

100%。

 

世界中見渡しても。

断言します。

 

で、ともあれ

これのレシピは

 

ブランデー、コアントロー、レモンジュース

これを 4/2、4/1、4/1

 

ってな感じです。

 

最近はml(ミリリットル)表記なんで

30ml、15ml、15ml なんてしてますけど

 

要は

2:1:1な訳です。

 

だから分母は4でいいんです。

 

問題ありません。

 

 

なんでわざわざこの分母を12にするのかっちゅう話ですよね。

 

 

無論、単に12にしたところで何も変わりません。

 

12/6、12/3、12/3

 

当然、これだけなら意味ないっすよね。

 

だ~か~ら~

 

ここから何か見えないかっちゅう話です。

 

少しいじるわけです。

 

例えば

 

12/7、12/3、12/2

 

って。

 

 

よーするに

 

7:3:2

 

 

とりあえず、これで、いっぺん作ってみなさいな。

 

あなたの中で

カクテルのレシピの捉え方が変わりますから。

 

 

いいながら、私の奥義は

さらにまだその上にありますけどね。

 

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バーテンダーのハンドサイン

2014-04-07 11:03:29 | カクテル理論
こんなの作ってみました。
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ちょっと現場が忙しいので
ブログ更新滞っています。

日本のバーを覆う過剰なロマンチシズム

2014-03-14 04:53:09 | カクテル理論
中二病は言い過ぎでしたか。

それなら
せめて高二病くらいにしておきましょうか(笑

大して変わらない気もしますが


違うと言えば違いますからね。


男子三日会わざれば刮目して見よ


この頃の三年は、大人の十年以上の密度です。


高二にもなれば
毛も生えそろい
エッチの味をしめたり
バイトで稼いで大人買いしたり
音楽で世界を変えられると思ったり
いっちょまえに将来のことを考えたりもします。

しかし
もう校舎の窓は割らなくなったとはいえ
ついつい
盗んだバイクで走り回ったりしてしまいます(爆

私はそんなことはしませんでしたけど(←


高二にもなれば

酒やタバコの味も覚えて
愛やら恋やら社会やら人生やら
わかった風なことをぬかしてもしまいます。



次回はその辺のことについて書きましょう。

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2014-02-07 16:03:19 | カクテル理論


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2014-01-25 03:38:30 | カクテル理論


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『混酒論』

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2014-01-08 01:58:34 | カクテル理論
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オーセンティック・バーとは

2013-09-30 04:46:30 | カクテル理論
閑話休題。

おかげさまで最近、とてもアクセスを多くいただいておりまして
誠に感謝です。


そこで
当ブログのスタンスみたいなものをご理解いただければと

今日は
一年近く前の投稿ですが、割に反響の多かった記事を再掲します。


ブログ形式というのは、なかなか、
よほど興味のある方でしか、過去ログをほじる(笑)のには、手間も暇もエネルギーも要りますのでね。

~以下

ひとくちにバーと言っても、その業態は様々です。

 ショットバーにカフェバー、ワインバーにシガーバー、ダイニングバーにジャズバー、カラオケバー、ダーツバーにスポーツバー、マジックバー、ガールズバーなどなど、果てはおかまバーやゲイバーなど、いずれもバーといわれれば皆、まぎれもなくバーなのです。

 しかしその多様なバーという業態の混乱こそが、バー全般をして摩訶不思議かつ不可解な、理解されにくい世界たらしめているひとつの要因に思います。


 間違いなく共通するのは、お酒を提供する場所であるということ。

 あとは何となく「カウンターがある」程度のイメージでしょうか。

 要するに、非常に極論ではありますが、まずは何であれお酒を置いてカウンターさえあれば、
バーの看板を掲げることはとりあえずは許されるのでありましょう。

 さて、そうしたゆる~い「バーの定義」の中にあっては、
それら様々なバーに、その是非や真贋はもちろん、貴賎、優劣を問うのは、
あまり意味のないことかもしれません。

 ただひとついえるのは、上記の多様な様々なバー達はあくまで、
“主従”でいえば、お酒が“従”であるということです。


「なんとかバー」において、“主”たるものとは いうまでもなくその「なんとか」の部分にあります。

 そうしたバーでのお酒は、あくまでその「なんとか」の部分を楽しむ為のツマに過ぎません。

 すなわち、少々言い過ぎかもしれませんが、その「なんとか」の部分が楽しければ、
多くの場合「お酒なら何でも良い」のです。

 人間は、残念ながらあまり器用な生き物ではないので
大抵の場合、同時にふたつ以上のことができません。


 ちょっと考え事をしているだけで、蹴つまずいたり頭をぶつけたりします。

 何かをひとつ楽しんでいるときは、その他は大抵意識の外にあります。

 たとえ意識していても、少々のことには目をつむることもできます。

 例えば、自宅で映画を見ながらなどならば、片手に飲む酒はなにもさほどに美味しいものである必要はありません。

 またデートなどで、評判の良いレストランに赴き美味しいワインをいただいていても、彼女に見とれてうわのそらではワインの味などそうそう記憶残ってくれません。

 あるいは高級なクラブなどで、高級なブランデーを飲んでいても、それが大事な商談や接待などで緊張していては、銘柄など覚えていられるものではありません。

 とはいえ、逆を言えば、デートの時にワインのごたくやうんちくを語ってばかりでは、早晩彼女に振られるのがオチでしょうし、商談でお酒にばかり気をとられているようでは、取引先によっては下手をするとまとまるはずの話もフイにしてしまいかねません。


 要は、何を第一の目的にするのか、ということです。

 また、気の合う仲間となにげにワイワイやるのに、別段格別なお酒を持ってくる必要はありません。
 無論、それを味わうのが目的であれば話は別です。


 「なんとかバー」の楽しみ方も同様です。

 そうした様々なバーでは、その様々な個性、持ち味をこそ楽しむべきなのであって、
そんなところでお酒のうんちくをうんぬんかんぬんなどというのは、あまりに野暮というものです。


 まれにモルトウィスキーの品揃え豊富なマジックバーや、
極々まれにワインに目の効くゲイバーのママがいたりもしますが、
しかしこれらは例外と考えた方がよいでしょう。

 そうしたバーにとって、 それらはむしろネタであって、
マスター(ママ?)のキャラを際立たせてこそいますが、
「バーとしての専門性」を過度に求めるべきではないでしょう。



 それでは、今いう「バーの専門性」とは何か。


 今まで申し上げた、そうした多様なバー業態とはまた別に、
お酒が“主”で、それ以外のものが“従”であるバーというものがあります。


 それがいわゆる「オーセンティックバー」と呼ばれるものです。

 オーセンティック(authenthic)とは、「正統な」とか「本物の」という意味です。   


 何をもって正統か本物かという議論はさておき、なにより「お酒の美味しさ」を専門に提供することが“主”ですから、
そこではお酒本来の美味しさを楽しむべきところ、なわけです。


 お酒を“従”として、お酒をあくまで様々な“遊び”と“場”の、ツマとして楽しむ、
言い換えればお酒の「アルコール」の部分を楽しむ、あまたある様々な業態のバーに対し、

あくまで「お酒の味」を“主”とした、バーとしての専門性を楽しむバー。

 それが「オーセンティックなバー」です。

 お酒というものは、洋の東西問わずいずれもが皆、様々な国の様々な歴史と文化に育まれたことに由来する、実に様々な美味しさがあります。

 オーセンティックなバーは、そうした様々な、価値ある素晴らしいお酒達の本来の、アルコールだけではない“美味しさ”に気付かせてくれるバーである、ともいえます。

 ですからおおむね、そうしたバーのバーテンダーは控えめです。

 “従”に徹しているわけですね。(逆にキャラ立ちしすぎているマスターは、お酒の味が少々疎かになりがちです。)

 たまにはそうしたオーセンティックなバーに赴き、お酒本来の美味しさを堪能されてみてはいかがでしょうか。


 しかし、いやだからこそ、オーセンティックなバーにおいてお酒の味わいを楽しむのには、

ダーツバーでダーツをある程度楽しめることや、
ジャズバーを楽しむ為の、ある程度の音楽的嗜好並びに志向、
またおかまバーでは“その方面”の方々と、ある程度の会話を楽しめる寛容さやノリが求められるのと同様に、

オーセンティックなバーにおいては、お酒に対する「ある程度」の嗜好性が必要ではあります。

 たしなみ、あるいは予備知識的なもの、といってもよろしいでしょうか。

 どのようなものでも、専門性の高い芸能や芸術を楽しむのには、
やはり少々のたしなみや予備知識を必要とするのはやむを得ません。


 「バーの扉は、あまねく万人に開かれている」などと
軽率に申し上げることは、私にはできません。


 さらに加えて、アルコールには、良くも悪くも人間の理性の“タガ”を緩める働きがあります。

 アルコールの部分を特に楽しむべく様々な業態のバーでは、そのタガを存分に緩めて楽しめばよろしいとは思います。

 所詮酒。いやしかし、されど酒。



 オーセンティックなバーにおいて、お酒の本来の味、すなわち「アルコール」以外の部分を楽しむのには、
ですから少々、アルコールに“支配されない”理性的なものが求められて然るべき、となるわけです。

 それが、それこそが、世の左党(酒好きのこと)の多くをして
「オーセンティックなバーは堅苦しい」といわれるゆえんです。


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