坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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幕末明治&″今″を一望する:聖徳記念絵画館

2017-02-09 | 美術館
先日は、東京へ行きたかったのですが、時間が間に合わず断念。
リニアがあれば 行けたのに!
昨年の秋です。この建物は数か月ぐらいの変化は気にせず存在しています。


時々雑誌などで見ます。一度は行きたいと思いながら、わざわざという気も。青山通りから歩く10分ぐらいが、遠い・・
デザインウィークの時、入場の列を見て、時間をずらすことを考えました。
会場の奥に 威厳をもって 建っているのがここです。
インテリアのショールーム巡りとは違い、空を見ながら向かう感じです。


この建物、大正期に計画され、関東大震災をはさんで完成されたとあります。
エントランスホールの壁面は現在の建築では使われることのない赤い石です。この大理石が岐阜県赤坂産となっています。
床のデザイン貼りや天井を見上げている 私は他の人からは 不思議かもしれません。

幕末、明治を描いた大正期の画家の方々も 後世に『日本を伝える』気概があったことと思います。絵の迫力から感じます。




記念館から見た デザインウィークの会場です。

この数時間後に、事故はおきました。屋外展示物から発火。
この写真の景色のどこかにいたかもしれない、その子。
小学生の男の子の命を思うと、すぐにはUPできず、記事を書いたままになっていました。
建築、デザイン、インテリア 人が造るものは 『すべて人を守るものである』原点を忘れてはいけない あらためて思います。