坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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H27.3 アートフェア東京

2015-03-22 | アート

3月20日 有楽町の国際フォーラムで 開催された アートフェアです。


今回のプログラムディレクターの金島さんに案内をしていただきました。

会場地図 右の赤い部分入り口近くが現代作家、奥へ古美術・工芸、その奥が近代。
左側 SOUTH WINGが若手,琳派、海外作家、もの派、現代アートとなっています。

ギャラリー140点 アーティスト1000人 見ごたえあります。
自分の中で興味が強くなかったものも 展示方法や、アプローチの方法など、
参考になるものがたくさんあります。お話を聞いていて、
これだけのものをまとめ上げる 能力だけでなく、金島さんのお人柄もあるかと思います。

本来の 購入目的の方は見方もそれぞれです。それも含めて、
客観的に見ました。

個別の写真はたくさん写しましたが、ここへの了解はとっていないので
別の機会に・・・

展示場にいらした、山本太郎さんは直接OK戴いたので・・・

 私も尾形光琳をリスペクト・・・




よく見ると、あのコーラ?から 流れ出た 流水模様
どうしたら こういう発想がでてくるのか?
帰ってきてから、MOA美術館の図録を出してきて、左右の梅の木 枝ぶりほぼ忠実ですが、
傾きを若干かえている部分がありました。奥行感を出すためでしょうか?
どこかでお会いしたら 聞いてみます。

4時から別用があったので会場を離れましたが、夕食後 もう一度会場へ・・・
9時まで開いているのは 嬉しいです。

この時は 京都のギャラリーでお目にかかった染谷 聡さんがいらっしゃいました。
繊細な作品を作られるだけあって、展示台の布の埃を取っている時でした。

テレビ台の上とかに さりげなく置いたら、OFFにしている時のテレビの無味乾燥
を和らげるのでは と 見入っていました。
 
一点一点見ていると、色々なことを考えて、時間がたつのを忘れます。

イギリス伯爵家:映画とドラマ

2015-03-12 | 映画
【映画】「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」


上映が終わってしまう前に 見に行きました。

予告編、伯爵の屋敷のインテリアに興味があったので、見ようと思った映画です。

税金滞納で借金有、使用人は一人のみ・・・
ゴヤの絵、イギリスの諜報組織、ロシアンマフィア、ナチスの隠ぺい・・・
ヨーロッパの抱える重いテーマを コミカルに演じられるのは ジョニー・デップしかいない!
映画というより、映像に出てくる場面を表すインテリア、もう一度じっくり見てみたいです。

【ドラマ】「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」

3月からシーズン3が始まりました。

グランサム伯爵家、貴族だからと言って遊んで暮らしているわけではなく、
維持をしていくために様々な努力があります。失敗すれば、領地を失くし、屋敷を出ることも・・・
ストーリーも 次はどうなるの?どうするの?と興味がありますが・・・

使用人にも厳格な階級があり、仕事の分担が決められています。

・シャンデリアのお掃除は 鳥の羽を使っています。
・大事なお客様の時にはテーブルセッテイングも木の定規で寸法を測り、お皿、カトラリーの配置の
 チェックをしています。

何気ないワンシーンですが、些細なことに目が行きます。 これも 又、日曜夜の楽しみです。

全く違う2作品、共通項はイギリスの伯爵家・・・ここからの教訓
   何事も 築き上げたものを維持するのには 努力と周りの人の協力が必要

昨日は母の命日、無事に暮らせることに感謝です。