「試衛館まつり2011」に参加しました

市谷柳町試衛館様が主催する「試衛館まつり2011」に参加しました。

ガイドはあさくらゆう先生で、テーマは「試衛館に集う仲間たち～永倉新八と斎藤一の痕跡を求めて～」でした。
市谷柳町試衛館跡地に集合した後、市谷・飯田橋周辺に点在する計十三か所の史跡を巡りました。
中でも私が特に印象深く感じたのは、斎藤一の実兄・山口廣明の住居跡と、斎藤一の晩年の住居跡です。
斎藤一を身近に感じることができました。

ツアーの最後は、あさくら先生の講話「永倉新八と斎藤一の縁」が行われました。
斎藤一と永倉新八についてだけでなく、歴史を学ぶ者として、掃苔屋として、忘れてはいけない大事な心構えを再確認させていただきました。
講話は天徳院にて行われましたが、クーラーの効いた会場に冷たい麦茶とお菓子、そしておみやげまでご用意くださったご住職様には感謝しております。
炎天下の中での約5時間半に渡る史跡巡りの後だけに、大変助かりました。

ツアーの後は、あさくら先生を囲んでの懇親会に参加させていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回、「試衛館まつり2011」に参加したことで、市谷柳町試衛館の皆様と知り合え、著作を拝読したことのある方と初めてお会いでき、あさくら先生からは私が調べている丹南藩および警視庁に関する貴重な情報をいただくことができました。
収穫の多い一日でした。

なお、このイベントで集まった参加費はすべて、全国新選組サミットの仲間がいらっしゃる宮古市への義援金にするとのことです。
8月20日に私が講師を勤めさせていただく日野新選組同好会様主催の講演会も、参加費はすべて宮古市の新選組サミット実行委員会へ寄付されると伺っています。
新選組を愛する団体同士の絆の深さを感じました。