裏風撃バカキュン

とり♀、いしい♀、夏子♀、ぜん♂、おバカな4人がゆるゆる綴る胸キュン音楽blog。
風吹く裏街でテキトーに撃ってます。

哀愁のさらばシベリア鉄道

2008-04-22 | いしい
何の脈絡もなく、季節にもまったく関係なく、こんなシングル盤をどん。『哀愁のさらばシベリア鉄道』フィヨルド7 (81年)。



フィヨルド7というのは架空のバンド名で、実際は大滝詠一さんのプロダクト。中味はまあタイトルを見ればわかる、「さらばシベリア鉄道」のインストカバーです。マニア本「All About Niagara」には、このシングル盤についての詳しい情報も書いてあったような気がするけど、本棚の奥から出してくるのが面倒なのでまたの機会に(だってあれ重たいんだもん…)。

このシングル盤は普通にレコード屋で定価700円で買いました。購入場所は、忘れもしない立川のレコード屋だったと思うんだけど、当時、このシングル盤に関する情報を何も持ち合わせてなかったので、買うかどうかレコ箱の前でしばらく悩んだ記憶がある。フィヨルド7なんて得体の知れない名前だし、でも「さらばシベリア鉄道」だし…。

裏もこんな感じで真っ白で(インストで歌詞ないしね)、手がかりになる情報なし。



大滝さんのソニーのシングルは「07SH」で始まる番号のはずなのに、これは「07SP」で始まってたのも謎で。『いったいコレは大滝詠一なのかそうでないのか…』レコ箱の前で悩む女子高生(私)。(今調べると、「SH」は邦楽で「SP」は洋楽みたいだね。「シングル邦楽」「シングルポピュラー」の略なのかな。)でも実体がイマイチわからないながらもやっぱり買おうと思ったのは、盤のラベルに印刷されてるアーティスト番号が「TB-7」(=多羅尾伴内)だったから、だった気がするなー。さすがナイアガラーだけあって的確な判断。まあ、そんなところで的確でも人生何の役にも立ちませんが。

で、ナイアガラーなので、このジャケの元ネタになったシングル盤も持ってるのだ。どん。



ザ・スプートニクス『霧のカレリア』。何年の発売のものだかレコードのどこにも書いてないんだけど、定価¥370だって!私はこれ、中古屋で1000円で買ってるみたいです、レコ購入メモによると。ザ・スプートニクスはスウェーデンのギターインストバンドで、日本でもけっこう人気あったみたいだね。じつはつい何日か前、ぜんぜん別のCDの情報を検索していて、このスプートニクスのアルバムが去年どさっと再発されてたことを知った。だから、ちょっとは脈絡がある記事なのだ。ちょっとだけだけど。ところでスプートニクスの説明に「世界3大エレキバンド」とあるんだけど、ベンチャーズとあともうひとつって何なのかな?