白銅錫之助(はくどうすずのすけ)

「ジジイ 名を名乗れ!」「ワシか? 白銅錫之助じゃよ。」

来訪

2013-03-29 07:44:50 | 日記


静岡から模型会社の方が お二人来訪されました。

折りしも この直前 先のFRのモデリングの参考に、とお貸ししていた「7」の3分の1が戻って来た所で 台に乗っていました。しかし 仕事で来たからなのか 全く「7」は眼中に入らず、と言った雰囲気。私としては ガッカリしたのでした。何故なら 例えばK4GPの御大のところへ行った際 壁に デイトナ・クーペの5分の1のボディが掛けられているのを見て 私などは胸がワクワクして来るのですから。隣の保管部屋には その手がゴロゴロしているとか。それを聞き またワクワクするのです。
私の場合は「仕事」を『仕事』ととらえて無いからですが それからすると冷静だなあ、と。
しかし仕事振りは熱心で 約2時間 立っては座り かがんではメジャーを当てたり 置いたりして メモでは無くメジャーごと写真を撮影していました。





取材の直前に戻って来たセブン。やはりカッコイイし迫力が有ります。



モデラーさんが製作途中の 某グループ6の5分の1。まだ角、角のラインは残っています。テールも3、4ミリ程下げる方向。 実車は当時 クラッシュして残っていません。モデラーさんのライフワークですから 何時 完成するかは不明です。

劇画車もそうですが ミッドシップはやはり迫力が有りますね。
FRの優美さ 妖艶さで ミッドの凄みを どこまで駆逐出来ますか? 比較するべきでも無さそうですね。例えて言えばFRが陸上400m選手、ミッドが100m さらには室内陸上の60ヤードの選手とでも例えられましょうか?

4分の1モデル

2013-03-28 07:45:06 | 日記






4分の1が完成しました。
左半身が やや優位とのデザイナーさんの判断。よって 右半身は左の反転で 1分の1実寸で製作して行くことにします。

想えば 構想6年。著作者の許諾が出るのに3年、デザイン画とモデリングで3年掛かったことになります。長かった・・・。
実車製作は この半分以下の時間で行けたらよいなあ。

ランプカバー

2013-03-24 09:24:37 | 日記


ランプの儀装は間に合わないので ランプカバーを仮付けしておきます。この写真の後 クレコで仮固定しました。ポリカ板になった際 この穴がそのまま 実固定の穴となります。その際はM4かM5のポップナットを締結してとなる予定です。




「らくーだ」と言うパテを仕入れました。なんだか「ムシューダ」「ムシコナーズ」的な名称です。
サクサクと削れるそうですが本当かな? 価格は高い。ならばポリエステル樹脂にマイクロバルーンを練り込んでパテを作る、でも良いか?とも思いましたが 今回はコレを使ってみようと思います。
期待通りで有ってくれー!!

心がかわいそう

2013-03-23 09:09:38 | 日記


新聞の第一面 しかも右上に「モノ欲しがらぬ若者」と見出しが踊る。
「お金とモノから解放されるイギリスの智恵」と言う本を読んだことが有りますが どうもそんなニュアンスでも無いような。
モノ それも ある種の情念を持って作られ生み出されたモノ それは「こころ」「精神」を感じます、いや そのものだと。思い出すのは メルボルンのカービルダーが リビングの大きく分厚いテーブルをバーンと叩きながら「ディス・イズ・ハンドレッド・イヤーズ・オールド」と言って自慢していたことを。
モノ(100均、大量生産・大量消費物では無く)を欲しがらない、とは「こころ」を欲しがらないと同義に感じてしまい 近未来の日本を思うに薄ら寒さを感じたのでした。

うねり

2013-03-22 07:31:55 | 日記


それにしても御大は 凄まじいデザイン画を描いたモノです。
写真だと その「うねり」の凄みが半分も表現出来ず残念なのですが。






リヤ上面パネルは アエローネ壁まで延長しました。
ところが 微妙に左が高い。まだ 壁とはリベット結合していないので 当然 上面パネルは上下に動くはず。右は動く。ところが左は動かない。何故だ? 穴を開け増したことも有って判りました。エンジン左サイド上のオイルフィルターが上面パネルと完全に接触。テンションも掛かっています。
ようやく合点が行きましたが この逃げ加工も必要となり この写真を撮影したのちバルジを製作したのでした。