クルミちゃんがこ~んなにのんびりしていて
おばあちゃんとこ~んなに仲良しにしています。
先日、かかりつけ医院へ先に診察券だけを放り込んで
おばあちゃんを迎えに行こうと横断歩道を渡ろうとしたとき、
白髪で杖をもった小柄な年配の女性がどっちに渡ろうかと
思案しているように見えたので思わず声をかけました。
その女性は
「どこへ行くかわからないの」
「えっ? お家はどちらでですか?」
「う~ん、それもわからないの」
「何か書いたものはお持ちじゃないですか?」
「持ってないです」
「あら~困りましたね」
「はい、困りました、でもね、思い出すかもしれない」
「じゃあ、思い出すまでちょっと座って待ってましょうね」
とりあえず、横断歩道の手前に木陰になっていて花壇があるので
そこに座ってもらって、待ってるように言いました。
もし近くに住んでいるなら誰か知ってる人が通りがかって
声をかけてくれるかも・・・と思いながらおばあちゃんを迎えに行く途中の
派出所に寄って、この女性のことを伝えました。
次におばあちゃんを連れてかかりつけ医院へ・・・
あっ、まだ居る・・・
でもケアマネさんみたいな人と一緒だ・・
ちょっと安心しながらおばあちゃんと診察室へ入りその後
点滴が始まったので、私は医院を出てその横断歩道のところへ急ぎました。
私が声をかけてから1時間以上たっています。
二人に声をかけるとやはり、その人のケアマネさんでした。
突然施設から居なくなり手分けして探していたところで
今、施設の迎えの車を待っているとのこと・・。
よかったです。
その年配の女性、不安だっただろうなぁ。
一緒に居てあげれなくて・・・・。
でもリセットしちゃったかな。
こんなことがあったことを忘れているなら
それで・・・いいと思う。