じめじめと蒸し暑い日が続くようになりましたね
調剤室ではいろいろな機械がフル稼働のため、クーラーをかけていても温度が上昇気味です。
あゆみ薬局ブログ6月担当でした吉崎です(数日遅刻しておりまして申し訳ないです。)
薬局のお仕事を紹介する連載企画の第3弾
何について紹介するか悩みに悩んだのですが...❝適切にお薬を飲んでいただくためにできること❞をテーマにしたいと思います。
飲んでいるお薬の数が多い、飲み方が複雑なため飲み忘れてしまうことがある、お薬のPTPシートから錠剤を取り出すのが困難...
そんな時によく行われるのが、飲み方ごとに小袋にセットする「一包化」です。
あゆみ薬局では、お名前・飲み方(用法)だけでなく、服用する日付やお薬の名前など患者さんのニーズに合わせて印刷内容を変えることができます日付を入れることでカレンダーの代わりにすることもできますし、飲んだか飲んでいないかがわかりやすいので家族やヘルパーさんなど周りの方からの促しを行いやすくなります。
他に服薬をサポートするアイテムとしてお薬カレンダーがあります。
こちらは今年の実習生さんが作成してくれたお薬ポケットカレンダーの案内です
全部で28ポケットあり、1日4回お薬を飲む人なら1週間分セットすることができます。
他にもあゆみ薬局では一包化を貼り付けるお薬ボードの貸し出しも行っています。
こちらも同じく28包貼ることができます。
最近は病院の先生から「お薬ボードに貼って渡してほしい患者さんがいる」と紹介を受けることも増えました。
「このボードはわかりやすくて助かる。忘れることが減った!」と言ってもらえると嬉しい気持ちになります
しかし「かさばるから嫌」「まだここまでしてもらわなくても大丈夫」などボードに抵抗感を感じられる方も(ーー;)
「私の仕事はお薬をきちんと飲むこと。お薬はたくさんあるけど、頭の体操になるから考えながら飲んでいるの」とおっしゃっていた90歳を超えるおばあさま。お薬の種類も多く、飲み方も複雑なのですがすべてPTPシートで服用中!今でもご自身で薬局にお薬を取りに来られています。投薬カウンターで一つ一つお薬の効果を一緒に確認して、薬袋に入れてお渡しします。
その人の意向もしっかりと受け止めて服薬のサポートすることも薬剤師の大切な仕事だと感じています
飲み方ごとに薬袋を分ける、マジックで色付けする、薬袋に薬効を記入する、漢方をホッチキス止めするなど様々な調剤方法があります。
個人によって飲みやすいと感じるカタチは様々。これからもその人に合ったカタチを提案していきたいと思います