あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

11月16日 つぶやきに 響いてつながる プチの世界

2018年12月30日 | 日記
 
 幼稚園協会のもうひとつの研究会は、3歳未満児探ろう研究会。未満児の発達とこの時期らしい保育の在り方を探る研究会なのだが、講師の先生から投げかえられた切り口が「独り言」。子どものつぶやき。内面を理解する大事なツールだが、3歳以上の独り言研究は進んでいるが、3歳未満児はまだパイオニアだとか。あまり着目されていない領域らしい。しかし各園から集めてみた独り言の各種多様性は実に興味深く、再現だったり、認知の振り返りだったり、感情表現だったり、子どもたちのそれぞれの学び(育ち)につながる一歩らしい。そんな視線でプチちゃんたちを眺めてみれば・・・・。

  

 ホースを片手になにやら叫んでいる。ぎゃあ~。がおぉ~。どうやら怪獣か恐竜になりきっているらしい。
すると、なぜかその姿は連鎖反応的に新たな恐竜さんたちを生み出していく・・・。

 葉っぱを並べながら、「○○で~す」とお料理ごっこ。そんな姿に僕は「△▼・・」と別の葉っぱを並べてゆく・・・。

  

 木の花祭りの準備のために園庭に恒例のタープ張り。工事の関係で半分しか園庭が使えないので張綱を竹ドームを利用してロープを張る。飛ばない様にとペグで固定していると、何しとるん・・・と集まってきたのはプチちゃんたち。おやねがとばないようにしてるの・・・と応えれば、気づくとペグを地面に突き立て「とんとんとん・・」とこちらの口真似。すると、ぼくも・・・と次々と現れるプチちゃんたち。さらに年少さんも加わって・・・。

  

 2歳児の世界は幼児期の世界とは別次元。これまた豊かな可能性を秘めている未満児特有の世界・・・。


 


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