ナザ~ルボンジュウなくらし

地中海に面したトルコのリゾート地を紹介する拙HP『フェティエの碧い風』から
日記ならぬ「月記」をこちらに移しました。

沖縄行ってきました。

2008-02-24 19:54:48 | 国内・おでかけ
沖縄は予想外の寒さ。2月に曇りや雨が多いということは事前に調べていたものの、それでも沖縄! フェティエの冬のようにやはり青い海が待っていてくれる!との希望を抱いて出かけてみたのだが・・・

地元の人たちが口を揃えて言う。「雨が多いのは毎年だけど、今年は寒い!」
まさか大阪で着ていたダウンコートが向こうで役に立とうとは・・・。

<シーズンならばどれほどきれいな海が目の前に広がっているだろうかと思われるオーシャンピューのホテル>

ツアーには全国から100名を超える参加者が・・・。バス3台に分乗。誰しも考えることは同じか。「暖かい沖縄に行きたい!」

2泊3日で世界遺産の座喜味城跡(本島中部)、首里城(本島南部)を含め、美ら海水族館、琉球村・おきなわワールドといったテーマパーク、ひめゆりの塔などを回ったが、駆け足観光と言わざるを得なかった。それでもやはり意味があったと思うのは、間近に米軍基地を見、軍用機離発着の轟音を聞き、沖縄の人々の口で語られる沖縄戦の惨状を聞けたこと。首里城が空爆で完全に破壊されたところから再建が始まったこと。再建はまだまだこれからも続くこと。暖かい・明るい・リゾートの沖縄を求めていくのもひとつだが、沖縄が、沖縄の人々が背負っている歴史は、やはり本土にいては追体験できない。

<首里城・守禮の門>


<中央の小さな碑がひめゆりの塔>

沖縄の文化にも心惹かれた。赤い屋根にシーサー。どこからか聞こえてくる三線の音。いつか是非とも三線を習ってみたいと思う。それも沖縄の離島で・・・。
シーサーはなぜか以前から大好きだったのだけど、今回の旅行で完全にシーサーフェチになってしまった!大きさも表情も様々。目に入るシーサーは次々に激写。トルコのナザールボンジュウと同じなんだなぁ。トルコでは玄関や車の中には必ずといっていいくらい青い目玉、ナザールボンジュウがぶら下げられている。もちろん厄除けのお守りだ。沖縄でも、さすがに那覇の中心部ではあまり見かけなかったものの、少し地方を走るとどの家にも(新しそうな家にも)屋根にちょこんと乗っかっている。私も万座毛のお土産屋さんでかなり正統派のものをおばちゃんにまけてもらって購入。口を開けているのが雄、閉じているのが雌。






最後に、食べ物で一番気になっていた「海ぶどう」
基本的に海草があまり得意でない私だが、プチプチ感が何とも言えず、一気に大好物になってしまった。


次回は是非とも離島でゆるゆると過ごしてみたい。



ルーブル・イスラムアート・コレクション@イスタンブル

2008-02-13 16:03:55 | トルコ(カルチャー)

イスタンブルの「サークップ・サパンジュ博物館」でまもなくルーブル美術館所蔵のイスラムアート展が始まる。「イスラムアートの三都-イスタンブル、イスファハン、デリー」と題された展覧会の開催期間は2月19日~6月1日。

ルーブル美術館の最も貴重なコレクション中、イスラムアート・セクションで収集・保存されている宝物からオスマン朝(1299-1923)、イランで16世紀初頭に建てられたサファヴィー朝(1502-1722)、そしてまた同時代インドで支配権を握ったバーブル朝[ムガール帝国](1526-1858)時代の様々な美術品220点が公開されるということだ。

[2/13付Hurriyet紙からの情報です。上の写真も。]

サバンジュ博物館は、イスラムのカリグラフィーコレクションも素晴らしいものを持っています。トルコに行かれる方、是非立ち寄ってほしいですね。トルコにお住まいのyokocanさんが、ABガイド記事でここの紹介をされていますので、そちらもご覧ください。

 

 


春の便り

2008-02-11 19:16:22 | 国内・おでかけ
3連休の中日、春の気配を求めて淡路島の「灘黒岩水仙郷」へ出かけてきました。前日はここ大阪では年に一度あるかどうかの大雪。雪はまだ融けきらず、家の周りの道はぐぢゅぐぢゅになりかけ。それでも車を西に走らせると、神戸あたりでは全く雪はなく、曇りがちの空からも時々明るい太陽が顔を覗かせて、光は明るさを増してきます。明石海峡大橋を渡りきり、海沿いの道をしばらく進んで、ふと後ろを振り返ると・・・海峡に橋・・・とくれば、まさしくボスフォラスの風景!モスクがないのはどうしようもありませんが・・・。そんなことを考えつつ、たどり着いた水仙郷。

階段をひたすら上る。年寄りにはきついなぁ・・・。

春の陽に光る海。


こちらは「イングランドの丘」の菜の花畑。

春はいいですね。。。


沖縄。

2008-02-03 16:57:39 | その他
プログの背景がなぜ、あひるちゃんから夏の海に変わったかというと、近々親を連れて初めて沖縄に行くことになったからだ。気分はリゾート!かと思われるかもしれないが、実は疲れている。トルコへなら一人で身軽にホイホイと行ってしまうのに、国内旅行をすることも国内線に乗ることも平均的な日本人より遥かに少ない(と思われる)私としては、ツアーを絞り込み、ホテルの選択をして、スケジュールの確認して、現地の何時にはどこそこで現地添乗員に会う、などなど他の人ならもっと気楽に構えているはずのことをあれこれあれこれ考えてくたびれている。車が運転できれば、フリープランで自分たちのペースで動くことができるし、いっそ全行程添乗員ありのツアーなら何もかもお任せなのだが、ツアー内容を厳選した結果、現地添乗員ありのものに決めたため、何だか中途半端に自分で決めなければいけないことがあって、しかも親付きなので適当にというわけにもいかない
それにしても今回本格的に沖縄旅行のパンフレットを集めたり、ネットで調べたりして認識を新たにしたのは、沖縄ってホントにリゾート地なんだなぁということ。フリーで行くとなるとホテルやオプショナルツアーなど選択肢は数え切れないくらい。トルコ旅行の時は、だいたいが日本で出ているガイドブックには載っていない場所に行くことが多いから、ここ数年はホテルは基本的にはトルコのサイトで探している。膨大な情報の中から数軒に絞り、さらにトルコの友人にホテルの評判を聞いたり値段を確認してもらって予約する。ネットがこれほど普及する以前は、ほとんど飛び込みだったけれど。それを思えば、日本語のサイトが見られるのだから、沖縄は楽勝のはず。なのに慣れないというのは・・・(トホホ)