いつおばさんからお婆さんになるんだろうね

お姉さんからおばさんになったのもいつだったのかしら

パンポン

2009-10-28 16:00:23 | 雑記
一昨日、NHKの首都圏ニュースで「日立市で始まったスポーツがあります。」という話題があり、何だ何だと思ったら“パンポン”でした。

そうだったのかーと今更ながらに驚いたのですよ。

あれは35年前。私のいた小学校は1学年7クラスもある大規模校で、運動場は200mトラックのみ。休み時間には遊ぶ場所も無いようなところでした。4-6年の必修クラブは、種類は豊富にあったのだけど、それでも希望が殺到するクラブも多く、第3希望まで書いて出してもどれにもたどり着けないこともあったくらい。

それにたどり着けても、例えば私が4年で入った卓球クラブは台が2台しかなくて、50人くらいいたから5分ぐらいしかできなかった記憶もあります。

そしてその中の不人気クラブの一つがパンポンクラブだったのです。校舎の屋上でやるそれは、ゴムボールを板で打ち合う、テニスと卓球の合いの子のようなスポーツ。これになってしまった子は明らかにがっかりしていました。私も何て地味なスポーツだろうと思ったものです。

小学校を出て以来、一度もお目にかかったことなかったのに、あれは日立製作所(地元ではニッセーと言う。東京に出てきたら、ニッセイが日本生命を指すのにはたいそうおどろいた)で始まり、今でも脈々と続いているという映像には本当にびっくり。試合のシーンもあったが、なるほど私が知っているパンポンよりは技が高度。でも、板で打っていることには変わりがなかったけど。

私がいた小学校はクラスの半数がニッセー関係者。それで、小学校にも導入されたのでしょうけど、今はどうなのかしらね。

喜寿の祝い

2009-10-21 16:46:35 | 雑記
父が77歳になるので、弟と食事会を企画。
今まで還暦も古希祝いもやったことないが、まあ寿命もそんなにあるわけではないし、このあたりで一応喜ばせようということで。

茨城まで行くのはこちらも大変なので、中間ということで上野の伊豆栄。父はかなりの鰻好きで、多分ここのでは満足しないだろうが(食べたことないけど)日曜にやっている老舗、更にひざが悪いので、椅子か掘りごたつ形式の個室となるとなかなか無いのである。

3週間ほど前に予約の電話をしたら、既に1時頃はいっぱいで3時に。
実家には二人分の特急のチケットを送ったら、案の定二人で早めに来て、父は出光美術館へ、母は三越へと別行動をしていた。

料理は個室の場合、コースを取らないと駄目なため、一番安い7350円+サービス料15%のコースに。うちは4人、弟は上の娘と。2時間なので話をしているとあっという間。料理は予想通りイマイチでしたね。

プレゼントは音楽ギフト券と姪が選んだブリザードフラワー、と色紙。色紙は弟の妻発案の人文字の写真を撮って貼ったりと、前日に慌てて用意。

父は見た目とても元気なのであるが、何しろ自称「がんセンターに一番長く通っている患者」なのである。最初に癌だと言われたのが、私が高2の時。地元の病院の検診で「胃がん。手術しないとあと1年。」と。丁度翌年の選択科目を選ばなければならない時期で、私立文系のつもりでいたのに、もしかすると地元の国立に行かなければならないかも、ということで、先生には科目を選ぶのをしばし待ってもらった。

私は、こんな元気な人が死ぬわけないとなぜか楽観的だったが、母は心底不安だったもよう。がんセンターに泣きついて予約を入れてもらい、検査の結果、異型細胞であって癌ではないという結論になったのだけど、その後も肝臓にずっと影がある状態が続いている。医者としては何で生きているか不思議らしい。

がんセンターには定期的に通っている。15年以上前に肝生検を勧められたが断り(普段外界にさらされていないところだから嫌だなと思ったそうだ)、「この病院で医者の言うことを聞かないのは**さんくらいだ。」と言われたが、5年くらい前には同じ医者に「よそで肝生検を勧められても、断った方が良い。」と言われたそうだ。副作用が大きいらしい。

結局何もいじらない方が年取ったらいいようである。最初の癌騒ぎでタバコをやめ、元々酒は飲まないし、毎日一万歩歩いて体重を量りと、健康には気をつかっているので、まあ、歩けるうちは大丈夫じゃないかと相変わらず楽観的な私なのである。

東松山でやきとり

2009-10-13 10:01:49 | お出かけ
3連休中日。息子達は自転車旅行のリーダー君に誘われて、ツーリング。八王子の入山峠というところ。7時にうちの近くで待ち合わせ。勝手に起きて食べて行け、と言い置いてあったのだが、ふと6時半に目覚めると音がしない。

案の定寝ていました。たたき起こして、前日の残りのスープと前日の飲み会の残り物で貰って帰ってきたドリアを2,3口放り込み出かけていった。

そこから再度布団に入るも寝られず。8時半頃に起き出して、夫を起こし、一緒に自転車で国分寺へ。そこから西武線で本川越へ。夫が寒いというのでスタバでお茶し、無印良品で長袖シャツを買う。

それから東武線で高坂へ。大学が幾つかあり、駅前は整備されているが寂しいところ。ぷらぷらと歩き出す。関越道の上を歩くと、下りはのろのろ。もう、12時前である。今からみんなどこまで行くのだろう。

途中の池ではかわせみを見た。それから、昔栄えたという岩殿観音へ。なかなか雰囲気はよろしい。物見山という低山を経由して、舗装された歩行者専用道を歩く。
「地球観測センター」というのがあり、見学できるので立ち寄る。大きなパラボラアンテナが幾つかあり、何だか「地球防衛隊」のような雰囲気。池があって、そこからサンダーバードのように飛行機とか出てきそうである。

見学できる展示施設は大したことないが、宇宙食を売っていたので500円!のアイスを買う。冷やすのかと思ったらそうではなく、そのまま食べるらしい。実はまだ食べていない。

そこから平坦な山道に入り、笛吹峠へ。足利尊氏軍が新田義貞軍をここで破って、天下を取ったとか。こんな所で戦いが行われていたかと思うと何だか不思議な気分。

そこから嵐山駅を目指す。えらく遠かった。すごく田舎だし。駅近くの小松屋というお菓子屋さんが寛政年間からの老舗で、その時代から作っているお菓子が今も売られているということで入る。色々見比べているとお茶やお菓子を振舞われてしまった。その「つる」という昔ながらのお菓子は予想通り素朴な味。600円ちょっとしか買わなかったのに、申し訳ない気分である。

そして、駅に着いたら目の前で電車が行ってしまった。次は25分後。結構寒い。

3駅目の東松山で降りる。ここの町は豚だけど、味噌だれのやきとりで有名。まず駅前に大きな店。更に商店街に入ると、一見さんが入りにくい店など色々。夫はアサヒのドライが嫌いなので、それ以外のビールの看板の店を探す。ガイドブックに出ていた店は休みだったが、その近くにあった店はキリンで、カウンターも丁度空いているので入ることに。5時10分前くらいだったが、ほぼ満席。実は5時開店で、それから提灯を出していた。店はお兄さんとお母さんの二人で切り盛り。焼き台が小さいので最初は注文がさばききれない様子。はつ、かしら、レバーと一通り頼む。かしらが美味しい。味噌だれも。レバーはレアな感じで、これもなかなかいい。更にかしら、ししとうと頼み、最後に焼き軟骨を網で焼いてもらう。これはたれが絡んでいて、美味しかった。全部で3060円。予想より安かった。

8時頃帰宅すると、疲れた息子たちが転がっていた。峠は押して歩いた方が長かったとか。標高を調べたら557m。そりゃ結構大変だったかと思いますよ。

Twitter

2009-10-09 10:57:53 | 雑記
昨日は、午前11時50分までに飯田橋に行かなければならない用があった。
でも、午前は台風が~

家からJRの駅に行くにはバスに乗る必要あるけど、待っている間にびしょぬれになったら嫌だし、ということで出勤する夫の車に乗って、駅近くの仕事場に降ろしてもらう。しかし、雨は殆どやみかけ。晴れ間も出たりとか。

ラジオを聴いていると、中央線ストップのニュース。でも、晴れたし動くかなーと思いつつ動かなかったらどうしようと・・・。JRは殆ど動いていないし。
一体いつ動き出すのだろうか。ネットで色々見てみるも皆目わからず。

京王線は動いている。そんなら自宅で待っていればよかった。
運よく仕事場には連日の雨で置きっぱなしの自転車がある。
いざとなれば、これで府中駅に。でも中央線が動いたら馬鹿馬鹿しいし。どんどんタイムリミットが迫る。どうやったらわかるんだーとイライラしてきて気がついた。Twitterで検索すればいいと。

中央線と入れて検索したら、今書き込まれたばかりのさえずりに「中央線、三鷹-吉祥寺間で倒木。昼ごろ復旧の目途っていう構内放送があった。」とあるではないいか。

こりゃ間に合わん、ということで自転車で府中へ。こういう時に限って、電動アシストの電池が切れている。風は完全な向かい風で進むのに難儀した。

でも、京王線は遅れながらも動いているし、それも空いている。そこから大江戸線に乗り換えて無事に時間通りにたどり着けました。初めてTwitterが役立つことがわかりました。

しかし、出かけるのを諦めた人が多かったのでしょう。都会は空いていました。帰りの電車なんかも。大変な日でしたものね。

立川志の輔

2009-10-04 15:43:03 | 落語
夫と息子の片方と行くはずだったが、夫が仕事で行けず、結局息子二人と、またまた府中の森の夜の部へ。2台の電話を駆使して会員向け発売日に15分ぐらいで取れた席は、7列目くらいの真ん中よりのまあまあ良い席。

志の輔は初めて。一度は聞いてみたいと思っていた。
二つ目志の八に続いて一席目。まくらは、まず前日のオリンピック落選の話から。ネタの振り方がザ・ニュースペーパーのようで非常に面白い。いきなり爆笑させられた。それからずっと時事ネタ。話の作りが単純な茶化しではなく、レベルの高さを感じる。

落語の方は新作の「異議なし!」。面白い噺であったが、登場人物6人のうち、誰が話し出したかがわかりにくいところが、何箇所かあったのが、やや難点。

休憩・歌謡漫談の東京ボーイズの後の2席目。高座を作るのはどうするのかと思ったら、スタンドマイクがいきなり滑り出した。ように見えたのは実は舞台が回っていたため。このホール3回目で初めて見ました。裏側から高座登場。

さて、2席目は「次にやるのは落語ではありません。笑うところはありません。」と切り出して、何をやるのかと思いきや、「最近裁判員のシンポジウムなどで取り上げられているので、うちにあった本を読み返し2回読んだら全部覚えたので、皆様にお話します。」ということで始まったのが、森鴎外「高瀬舟」。こういうのもあるんだ、と少々驚き。

高瀬舟は高校の教科書だったかで読んだ記憶があるけれど、話の中身は全く覚えなし。刑法的に言えば、嘱託殺人罪の話で、なるほど裁判員が殺人について考えるには良い話でしょう。

じっくり聞かせていただき、終了。良かったけど、落語ももう一席聞きたかったですな。