いつおばさんからお婆さんになるんだろうね

お姉さんからおばさんになったのもいつだったのかしら

おくりびと

2008-10-28 10:24:01 | 映画・舞台
日曜日、映画「おくりびと」を観に、新宿へ。家族に声を掛けたら、息子Bが行くとのこと。中3にもなって親と映画に行くなよ、とは思いつつ。

金券ショップを5軒回ってもチケットが無く、諦めかけましたけど6軒目に発見。1300円で購入できました。

席を取り、電気屋で遊んでいたら、時間ぎりぎりになってしまい、2分前に新宿ピカデリーに駆け込むと何と11階。私は新築になってから来るのは初めてだったのですけど、そんな上まであるとは、と驚きでした。エスカレーターを駆け上がりましたけど11階は遠かった。

映画は佳品ですね。前回観た「クライマーズ・ハイ」でも山崎努が社長でしたけど、今回もまた社長。本当に山崎努って味わいあります。そのくせのある役柄がその人そのものに見えてしまう。

私は実は葬儀業界で3回だけバイトをしたことがあるのです。コーディネーターと言われる仕事で、焼香の順番を案内したり、焼き場まで付いていったり。葬儀会社のイベントを手伝ったり。

亡くなる方が年配の方ならまだしも、子どもだったらちょっと耐えられない気がして、あの業界には近づかないことにしました。しかしこの業界に関わる業者も色々あることは知っていましたが、納棺師は知りませんでしたね。遺体を清めて、着替えさせて、化粧して棺に納めるという。私には無理そうです。

それでもって、孤独死の腐乱死体って誰が片付けるのかといつも思っていましたけど、やはりこういうふうに片付ける人がいるわけで。うわっていう感じです。

あとは、夫婦のからみで広末涼子が少し脱がされかかるシーンがあって、息子と一緒だと気まずし。今度は離れた席にすることにします。いや、一緒に来なければよいだけなんですけどね。


すしと抜歯

2008-10-26 01:16:52 | 雑記
夫の親知らずの隣の歯が虫歯になり、親知らずが邪魔で治療できないが、親知らずが顎の神経に近いところまで伸びていて、町の歯医者では抜けないと言われ、紹介状を貰って都立病院で抜くことになりました。

昨日は仕事も休み、みんなに口が開かないほど腫れるとか散々脅かされて憂鬱そうな夫。

本当に腫れて食べられなくなると可哀相なので、お昼は何か食べたいものを食べに行こうということで、かねてから噂に聞いていた茗園松すしへ。

客を寄せ付けない雰囲気で値段もわからず、近所でありながら、ずっと今まで入れずにいたのですけど、夫の職場の人が愛用している話を聞き、チャレンジ。

平日の雨の昼。店の入口は奥まっていてやっているかどうかもわからない。恐る恐る戸を開けると、客は誰もいなくて、でもやっているとのこと。

店は狭くて、およそきれいとは言えません。買い物に行っていた大将が帰ってきて、握りの上から2番目の値段のものを注文(かなり奮発)。

写真が無くて残念ですが(ググると他の人の写真が出てきますので)、ものすごい大ネタ。分厚くでかい中トロと大トロ。うっま~い。

昔、父に連れて行ってもらった築地の有名店どころではない(その時は二人で万札が飛びました)。

鉄火巻きもおいしすぎ。おまけのお汁もどんぶりに入っていましたが、美味しくて飲み干しました。

お昼の客は誰も他に来なかったのですけど、冷蔵ケースにはネタがたくさん入っていて、やっぱり噂どおり人気店なのでしょう。他の人のブログにも予約がなかなか取れないと書いてありましたし。寿司って、酢飯の上に刺身が載っているだけなのに、何で美味い、不味いってあるのでしょうかねぇー。


満足したところで、都立病院へ。予約制なので、10分ほど待っただけで、夫は呼ばれていきました。しかし、この病院、受付で番号札をくれて、番号で呼ぶところまではプライバシーに配慮?と思うのですが、入口で大きな声で「お名前を教えてください。」って聞くものですから、結局名前はわかってしまうという欠陥システム。中に入ってから聞きなさいよね。

更に更に、中はカーテンで仕切られているだけなので、隣の話も丸聞こえだそうで、何と隣の人は「舌癌です。」と言われていたとか。

ええー、そんなところで言わんでくれ、でしょ。

病院って、プライバシーの保持がなっていないと常日頃から思っていましたけど、これはひどい。どんな病名だって他人に聞かれたらまずいという意識が欠けすぎです。

今、新病院を建設中ですけど、今度はもっと配慮されるのでしょうか。


さてさて、夫の抜歯は、結構難航したようですが、大して腫れませんでした。
矯正している息子の抜歯の方がもっと腫れましたもの。

でも、縫合しているので、来月には抜糸もあるんですよ。

文化&スポーツの秋ですかね。

2008-10-21 17:57:07 | 雑記
土曜日は、まず午後に学校の保護者会。
特に目新しい情報も無い上に、懇談会でロールプレイなぞやらされて・・・。ただの懇談でいいと思うんですけどね。

夜は息子たちと文楽(人形浄瑠璃)を観に行く。
もちろん初めて。何やっているかわからないと寝るだけになってしまうので、パンフレットも購入。ちゃんと「床本」という浄瑠璃の台本が全部載っていました。読んでもわからないところがあるけど、台本があるだけまだまし。

府中の森芸術劇場ですけど、ほぼ満員。みんなわかっているのか?と思ったりして。
でも、歌舞伎みたいに声を掛けたりする人もいるんですよね。

文楽の良し悪しは別として、落語の「寝床」という噺で、商家の旦那が浄瑠璃をやるからと人を呼びにやらせても、みんな色んな理由で来られないと言うのが、実感をもってよく理解できました。

今回は見せ場の場面だけをやっているわけですけど、素人に浄瑠璃全段をやられたら、それを聞くのはとんでもなく大変でしょうから。

でも、まあ江戸時代江戸時代していて良かったですよ。近松門左衛門ですからね。歴史上の人が身近になりました。


日曜は、息子たちは英検なので、夫婦で中央線の鳥沢から倉岳山に登りました。標高990メートルで高低差は700メートルほど。まず最初の頃、いきなり道を間違えてその際に夫が沢に片足ずっぽりはまってしまいました。寒くなくて良かったです。でも、靴は新品だったのですけどね。気を取り直して正しい道を歩いていると、今度は向こうから駆けるように降りてくる人がいて、いきなり「この先はいきなり藪になっちゃっていますよ。」何と私たちも気づかなかったのですけど、そこは丁度分岐で、お陰で間違えずに済みました。

頂上手前がかなり急で、予定より30分ほど遅れて登頂。富士山は残念ながら見えませんでした。そこに、6-7人のグループが登ってきて、鍋の用意を始めました。そのおばさん達の会話でさっき道を教えてくれた人が「シモカワさん」であることが判明(どうでもいいことなんですけど、彼は最後に登頂してきたので、その前に話題になっていた)。

帰宅後に「シモカワさん」ネタで盛り上がりました。シモカワさんありがとーってね。しかし、山では明るく話しかけてくる人が多いです。

下山は結構きつい上に、私はもう脚にきてしまっていて、ちょっと辛かったです。

そして、ちゃんと次の日からひどい筋肉痛になりました。
今も老人のようにしか歩けません。

三連休

2008-10-15 10:53:02 | 雑記
我が家は外部に木の柱やバルコニーに木のすのこを置いているので、毎年塗装をする必要がある(何しろすのこにきのこが生えてきちゃうくらいですから)。

手伝ってくれる方の都合に合わせ、三連休初日を塗装日とするも、前日までの天気予報では何とか大丈夫そうだったにも関わらず、土曜は朝から雨。已む無く断念。

折角早く起きたので、また寄席行きを考える私。「東京かわら版」をチェックしたところ、落語協会2階の黒門亭に柳家喬太郎が出る。この人気噺家の落語は一度も聞いたことがない。

でも、先着順なので、今からじゃ駄目かもと思いつつ夫と向かいましたが、35分前に到着してみれば、「満員札止め」でした。やっぱりね。

雨はまだ止まず散歩という気分にもなれず、そのまま上野鈴本演芸場へ。黒門亭なら二人で1900円で済むところを、5400円もかかってしまいました。まあ、私は鈴本は初めてなので、それはそれで良かったですけど。途中で帰ろうかとも思いましたが、トリが若手で割と好きな春風亭柳朝だったので、最後まで。開口一番から最後までいたのは初めてです。


連休二日目、天気も回復し塗装開始。でも、あまり気温が上がらず天気も曇り気味で、すのこの裏側は断念しました。もうちょっと暑い時期にやらないと駄目なのですよね。わかってはいるのですけど。

美術や技術が親に似ず得意な息子達は、去年あたりからかなりの戦力になり、私はこういうのは苦手なこともあって、裏方に回り、今年は一度も塗ることなく終わりました。


三日目は府中の森芸術劇場でのフレッシュ名曲コンサート。天気も良く息子達と自転車で出向く。今回はフレッシュと付くだけあって、若手バイオリニスト南紫音のメンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲ホ短調とチャイコフスキー交響曲第5番。

息子達の席は前から6列目なのだが、私は後から日程が空いて買ったため2階の一番前の一番端。ソロのヴァイオリンを聞くには遠い。音が来ないっていう感じで物足りなく、家に帰ってもう一度古い「テープ」(アイザック・スターン)を聞きなおした挙句に、アマゾンでCD(パールマン)も衝動買い。1500円だから良しとしましょう。

盛岡行

2008-10-07 18:27:52 | お出かけ
先週の金曜から盛岡に行く野暮用があり、朝9時には着く必要があったため、二度と乗らないと決めていた夜行バスに仕方なく乗ることになりました。

運悪く夫も金曜の朝から北海道出張。5時半に家を出るとのこと。そして息子たちは金曜まで期末テスト。よって、そのまま横浜の夫の実家に行ってもらうことにしました。

夜行バスは少しでも快適性を高めるため、3列シートのトイレ付きにしました。
さすがに4列シートのトイレ休憩ありだと、もうもたないですから。

23時40分池袋発。アイマスクもして(これは重要)1時間くらいで何とか入眠。しかし、3時くらいにパーキングでドライバーの休憩のようで、減速と共に目が覚めてしまいました。そこからまた1時間ほど眠れませんでしたが、6時過ぎに高速を降りるまでまた何とか寝られました。

しかし、バスなのに正確に6時半に到着でしたよ。もっと遅く着くことを期待していたのですけどね。6時半は子どもが起きる時間なのですぐに電話をしようと行く前は考えていただのですけど、着いたらすっかり忘れていました。(これからどうしようかと思っていて)

取りあえずホテルに行って、荷物を預け、駅の喫茶店でモーニングか?と思いましたが、立ち食いそば屋へ。そこでようやく子どもに電話することを思い出しました。時間は7時。かけると「うーん大丈夫。」と頼りない声。


盛岡に2泊して、観光はできず(でも12月に旅行で来たからいいんですけど)大好きな冷麺を2日連続で食べ、日曜の夕方新幹線に。実は、夫も函館から電車(鉄道好きですから)で帰るとのことなので、時間を合わせ隣の席を取りました。

はやて22号は全席指定(なぜ、自由席は無いのだろうか)で盛岡の次は仙台に止まると大宮までノンストップなので、2時間で大宮に到着(しかしそこから国分寺まで1時間もかかる)、8時過ぎに家に着くと、子どもたちは既に帰っていました。

キッチンには袋から出したままのパン。
「ほら、また、パンが出したまま。」
慌てて片付ける子ども。


次の日、夫がパンを食べるとカチカチ。
もしかして、金曜から出しっぱなしだった?


後で確認するとその通りでした。まったくもー。

そのパンはくだいて、次のパンを作るとき一部入れてしまいましたよ。
埃が?なんて気にしない、気にしない。