阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

【村上真平さんを囲み地域活性化を考える座談会を開催】

2012年02月24日 | 23年度の記録

 22日に、「農家民泊・農家レストランをやりたい面々の座談会」として、2/10に紹介の村上真平さんを囲み、ご自身の東南アジアを中心とした海外協力の体験から経済至上主義による自然環境破壊を実感し、自然農法や環境を守る生活を実践しながら農家レストランなど営業していたが、原発事故で永年培った田畑や生活基盤を放棄せざるを得ない状況など体験や主義を聞いた後、参加者との座談会からご自身の「地域活性化」についての考え方について参加者と話し合った。この中で村上さんは気候変化や人口増加により食料危機が近く来る。したがい、中山間地域の水・森林・農地などの自然から与えられた自然環境を利用しながら次世代へ継承しなければならない。地域の自然を活かす視点から自然を感じる取組みが地域の活性化となるとした。

 最後に、同席頂いた三重大副学長人文学部児玉教授から「阿波地域には、森林・水・農地など自然があり、名古屋、大阪の中間の地理的条件が整い、さるびの温泉もある。地域活性化には、興味深い条件が揃っているので自然を活かした長期滞在型の集客交流や心の悩みの回復のための滞在などに活路を」と締め、参加者一同が意を強くしました。

 

○村上さんから体験談や主張を聞く参加者

 

 

○村上さんに質問

 

○休憩タイム(女性委員さんの手作りケーキでのおもてなし)

 

 


【高良城の湧き水】を再び

2012年02月22日 | 23年度の記録

 以前、上阿波の高良城においしい湧き水が出ており、利用者も多かったが台風などの土砂崩れで湧き出し口も埋まっていましたが付近の復旧も終了した頃から以前の湧き出し口より下方の道路下から湧き出ていたため、市から許可をいただき階段を設置しました。ただし、現在は水を汲み難くいので近くこれの改善と安全対策を施す予定です。なお、三重県環境事業団での水質検査の結果は、「安心して飲める水・飲みやすいアルカリ性軟水」とのことでした。

 

○18日の雪が残るなか、澤井副会長(現場監督)以下7名 での作業

 

 

○湧き水が出ている箇所へは、階段でどうぞ。「気を付けてください」

 

 

 


【農家民泊・農家レストランを志す面々方、村上さんと話し合いませんか】

2012年02月10日 | 23年度の記録

 前日に紹介の地域活性化プランの一環で、中山間地域で農家民泊や農家レストランの開業といった、グリーンツーリズムと地産地消の実践を目指すため、実践を志す者同士の情報交換から具体的実践に繋げようと実践者との座談会を開催します。よろしければご参加ください。

 

日  時 2月22日(水) 19時から

場  所 阿波地区市民センター (猿野1316番地)   

内  容

   福島県飯館村から伊賀市高尾に避難中の村上真平さんをお招きし、こだわりの農作物や農家レストラン、石窯づくりなどをご自身の経験を踏まえ話し合います。

 

準備の都合で事前申し込みをお願いします。

  阿波地域住民自治協議会

  連絡先 ℡0595-48-0009)

 

この座談会は「三重県食を担う農業および農村の活性化に関する条例」に基づき県の共催を受けています。

 

※なお、慌ててアップしたため、開催日が間違っていました。申し訳ございません。

   (正)  2月22日(水)  (誤) 2月15日(水)

 

予定の訂正をお願いします。


【阿波地区へ来ませんか。長期滞在体験モニター募集】

2012年02月09日 | 23年度の記録

当自治協では、田舎への移住にご興味をお持ちの方を対象として、2泊3日の移住体験モニターを募集しています。
 この取組は、阿波地域の活性化に取り組む一環として、将来の移住者の受け入れに活かすため、実際に移住体験を希望する都市生活者を試行的に受け入れるものです。
 あらかじめ決められた体験メニューを提示するのではなく、滞在中に何をして過ごしたいか、どのような生活をしてみたいのかといった、希望する体験内容とともに募集して、受け入れる側としても今後の方策を検討していくためのモニターを募集するものです。
 なお、この取組は「三重県食を担う農業及び農村の活性化に関する条例」に基づき策定された、地域活性化プランのひとつとして、県の支援を受けていますす。

詳しくは、三重県ホームページをご覧ください。

http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2012020122.htm


【超えるなら、超えてみろ】サルへ。

2012年02月08日 | 23年度の記録

昨年12月19日に紹介した、子延地区の獣害防止柵(高さ2M・延長4.2km)の設置も地区の皆さんの出役によりほぼ完了し、細部の補修や門の増設を残すまでとなりました。今後、防止柵の上に電気柵を設置(高さ50cm・4段)するため、今日からグラスファイバー製(絶縁)のポール(60cm)に電線を巻く作業を始めました。このポールは、サルが柵の支柱を握って超えるとき電気ショックを与えようとするもので、横方向に加え縦方向も通電させる仕組みとのことです。

子延の柵は、支柱が約1,600本のため当然1,600本のポールを必要とします。今日は、地区の方十数名で作業され3日間程度と見込んでいましたが、どうも2日間で済みそうだと話していました。

 

●集落を囲む柵がほぼ完成。

 

 

●内職ではありません。公民館で電気柵用のポールづくり。

 

●ポールにフックを取り付け電線を巻きます。

 

●たくさん出来ました。まだまだ足りません。