ブログあつたかい

しんちつが神の心にかなハねば いかほど心つくしたるとも (12-134)

丸々たすける事は出来なくても・・・

2011年06月30日 13時13分21秒 | 思った事
26日夜。同窓会が行われました。
とてもとても楽しいひと時を過ごせました。
今回は被災地で頑張っている者を励まそうと企画した同窓会です。

私たちの同窓会には名前がついています。「葡萄会」と・・・
50名ほどいるうちの半分ほどが集まりました。

みんな良い年になり、教内・教外問わずそれなりの立場の人もあります。
また職人としての腕を持つ人もあります。
そうした人々が平等になれて、心許せ、お互いに心配し合える会、そんな気がしました。

私自身が不治の病といわれるものになって、一つ間違えば死ぬ事もありえる手術を受け、その中で一番感じたのは、心・心配をしてくれる心であります。
「どうだ?」と心配して顔を見に来てくれるだけで、気持ちが前に向くのです。
そして心許せる人と話をすると気持ちが落ち着くのです。

十数年前、大きな負債を抱えて自殺を考えた同級生がありました。
その者のためにと、親しかった同級生が皆にカンパの声を掛けました。
負債を全額返せる金額は到底あつまりません。しかし彼はすべてを投げ打って、マイナスからまた始めました。
その彼と今回話をして「まだ借金はある。しかしあの時皆が心寄せてくれたから今、ようやく纏まった仕事ももらえるようにまでなった」と言っていました。

また別の人と、災救隊について話をしました。
災救隊はとても難しい。「やりすぎてもいけないし、やらなくてもいけない」との事でした。
「やってもらってありがたい。がんばろう!」の間は良いけれども、「活動をするうちに、自分たちでやれるのに、やってもらえないのか?」といういらぬ不足を与える可能性もある。だから引き際がとても大切。
それで何回も失敗をした。と聞かせてもらいました。
何だか、「物を与えすぎても、与えなくてもいけない。」「しからなくても、しかってもいけない。」と言われる子育てと同じように思いました。
今の日本は、東日本だけではなく、南は大雨での被害もあるそうです。
本当の助かりとは?また本当の救けとは?と考えながら、それぞれにその時に応じた、適材適所の働きをさせて頂く事が大切な気がしました。

自分の心のほこり、性分に惑わされず、今現在、親神様・教祖の求められる真のおたすけ・行いが出来ますように!!

2 コメント

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Unknown (ケイ)
2011-06-30 22:29:53
<とてもとても楽しいひと時を過ごせました。>
良かったですね。忙しい時を過ごした後には、必ずご褒美が待ってる・・・嬉しいですね。
おたすけって、肩ひじ張ってするものではないと私は思っています。
自分の目の前にお見せ頂く(気にかかる事)ことを、選り好みせず、黙々とさせて頂く。あくまで自分にお見せ頂くことであって、人様にも同じ事が同じように見えているわけではないと言い聞かせながら・・・
これからも、できればそんな生き方をお許し頂きたいなぁ。極楽とんぼのケイのつぶやきでした。

自然体 (きたろう)
2011-07-02 07:41:36
コメントありがとうございました。
遅くなってすみませんでした。m(_ _)m

>気になることを黙々と・・・
いいですね。そうした中に色々な事を気づかせて頂けるのかも知れませんね。

今日の新聞で、節電命令が達成できたそうですが、私も今回の震災で色々な事を気づかせていただきました。

気づきがある度に、周囲(身近な)も変わって行く気がしています。

大教会の120周年記念祭の準備に本腰を入れねば間に合わなくなってきました。泊り込みで出かけようと思っています。
是非とも当日大教会へお越しくださいませ。(^^)v

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