昨日、神名流しをしながら思った。
なぜ教祖は、こかん様に神名流しを命じられたのだろうか?と
稿本教祖伝には、
その年、親神のお指図で、こかんは、忍坂村の又吉外二人をつれて、親神の御名を流すべく浪速の町へと出掛けた。……翌早朝から、往来激しい街角に立った。
「なむ天理王命、なむ天理王命。」
元気に拍子木を打ちながら、生き/\とした声で、繰り返し/\唱える親神の御名に、物珍しげに寄り集まって来る人の中には、これが真実の親の御名とは知らぬながらも、何とはなく、清々しい明るさと暖かな懐しみとを覚えるものもあった。こうして、次から次へと賑やかな街角に立ち、
「なむ天理王命、なむ天理王命。」
と、唱えるこかんの若々しい声、冴えた拍子木の音に、聞く人々の心は晴れやかに且つ和やかに勇んで来るのであった。
と書かれてある。
昨日の神名流しは、その前日にイラク内戦の様子をNHKで放映した録画を見て、「少しでも納まるように親神様にお働き頂いきたい。百匹目のサルではないが、その上に一人でも多くの日本の方の心が澄んでもらえれば……。」と思いたってした。
一人で拍子木を叩きながら、よろづよ八首を歌いながら、栄を目指して歩いた。
高層ビルの間、一人で歌う声など車の騒音で人々には聞こえない。
しかし、拍子木の音はビルとビルに跳ね返って清々しい音が響き渡る。
時折信号待ちのために、交差点で立ち止まって歌い続ける。
「よろづよのせかい一列みはらせど 胸の分かりたものはない
そのはずや といて聞かした事はない 知らぬが無理ではないわいな……」と
歌いながら、本当にそうだよなぁ。この拍子木の音で心が澄み、親神様・教祖に導いて頂ける人があることを。などと思う。
一人でする事なので、周囲の人々に威圧感を与えることもなく、物珍しげに見る人々の視線を感じる。
そうした中、若い綺麗な女性から「何をしているんですか?」と声を掛けられる。
「みなさんの心が澄むように願って歌っているんです。天理教です。奈良県にあります。」などと答え、「頑張って下さい。」と言葉をもらって別れた。
なんだか教祖が喜んで下さって、励ましてくださったように思えた。
神名流しの理由は分からないけれど、また時間のできた時にさせて頂きたいと思う。
なぜ教祖は、こかん様に神名流しを命じられたのだろうか?と
稿本教祖伝には、
その年、親神のお指図で、こかんは、忍坂村の又吉外二人をつれて、親神の御名を流すべく浪速の町へと出掛けた。……翌早朝から、往来激しい街角に立った。
「なむ天理王命、なむ天理王命。」
元気に拍子木を打ちながら、生き/\とした声で、繰り返し/\唱える親神の御名に、物珍しげに寄り集まって来る人の中には、これが真実の親の御名とは知らぬながらも、何とはなく、清々しい明るさと暖かな懐しみとを覚えるものもあった。こうして、次から次へと賑やかな街角に立ち、
「なむ天理王命、なむ天理王命。」
と、唱えるこかんの若々しい声、冴えた拍子木の音に、聞く人々の心は晴れやかに且つ和やかに勇んで来るのであった。
と書かれてある。
昨日の神名流しは、その前日にイラク内戦の様子をNHKで放映した録画を見て、「少しでも納まるように親神様にお働き頂いきたい。百匹目のサルではないが、その上に一人でも多くの日本の方の心が澄んでもらえれば……。」と思いたってした。
一人で拍子木を叩きながら、よろづよ八首を歌いながら、栄を目指して歩いた。
高層ビルの間、一人で歌う声など車の騒音で人々には聞こえない。
しかし、拍子木の音はビルとビルに跳ね返って清々しい音が響き渡る。
時折信号待ちのために、交差点で立ち止まって歌い続ける。
「よろづよのせかい一列みはらせど 胸の分かりたものはない
そのはずや といて聞かした事はない 知らぬが無理ではないわいな……」と
歌いながら、本当にそうだよなぁ。この拍子木の音で心が澄み、親神様・教祖に導いて頂ける人があることを。などと思う。
一人でする事なので、周囲の人々に威圧感を与えることもなく、物珍しげに見る人々の視線を感じる。
そうした中、若い綺麗な女性から「何をしているんですか?」と声を掛けられる。
「みなさんの心が澄むように願って歌っているんです。天理教です。奈良県にあります。」などと答え、「頑張って下さい。」と言葉をもらって別れた。
なんだか教祖が喜んで下さって、励ましてくださったように思えた。
神名流しの理由は分からないけれど、また時間のできた時にさせて頂きたいと思う。