脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

逆転

2013-02-22 23:02:37 | 日記
少し嫌な予感がしていましたが、
ミラン2-0バルサ。

シーズンを通して、バルサウオッチをしていると、年に何度か、大凡戦がある。しかし、この大事な一戦で、でちゃいますかね、しかし。

嫌な予感とは、そう、相手がミランであったこと。そう、会場が芝ボコボコのサンシーロであったこと。

イブラ、チアゴシウバが抜け落ちた名門は、サッカーの質を問われる状況にない。なり振り構わず守ってからのフィジカルカウンター。それだけに集中できる状況でした。

得点者はボアテング、ムンタリ。
先制点をハンド?でアシストしたのはサパタ。これは人種差別ではありません。ただ、フィジカルに優れた選手を重用しているのは、肌の色からも感じ取ることができました。

まぁ、うだうだ言っていても仕方ありません。そう、まだカンプノウでの第二戦がある。

チャビはこう言っています。

「僕らにはまだ歴史的大逆転がないし、是非それをしてみたい」

勝ち抜け条件は

2-0からの延長もしくはPK勝ち。
3-0。
4-1。
5-2。
6-3…。

得点されれば、ほぼ、ジエンド。
背中に断崖絶壁を感じながらの戦いです。

しかしチャビ様、あのことを忘れていませんか?

敵地でチェルシーをロスタイム弾で沈めた、09年のCL準決勝を。

イニエスタのゴラッソが決まった瞬間、画面で走るペップと一緒に、私も深夜のリビングを走りまくったなぁ。

奇跡よ再び!

しかも、相手のミランさんには大逆転負けの過去がある。

3-0から追いつかれ、PK負けしたリバプールとのCL決勝は代表格。

04年CL決勝T1回戦ではホームで4-0で勝っておきながら、アウェイでデポルティボに5-0で敗れる大失態。

そして昨年のCL決勝T1回戦でもホーム4-0の後、アウェイでアーセナルに3-0まで追い詰められている。

それでは、脳内で奇跡の準備を…

3-1で迎えた後半ロスタイム、セスク、シャビと繋がれたボールが左サイドのイニエスタへ。ドリブルで突破して折り返した所には、メッシ…。

左足で放たれたシュートは。まさかのポスト。しかしそこにはビジャがいたーーーーーーーーーー!。

脳みそが揺れる3.12の決戦まで、あと3週間。






現実

2013-02-22 19:16:50 | 日記
ジレンマ

WBCの日本代表から落選した中日・浅尾投手の表情からは何ともいえない苦悩がにじみ出ていました。

右肩に不安を抱えていたため、練習試合はおろか、紅白戦にも登板させてもらえず…終戦。

本人は大丈夫だと言ったのに、周りにブレーキをかけられてしまった。

人生をかける意気込みで臨んでいた侍合宿だったからこそ、落選後の言葉は、皮肉めいていました。

ドラゴンズ、代表関係者に心配をしていただいて、感謝しています。

ここから先は、私の話。
先月末、高速で事故にあいました。後部座席に乗っていて、100キロを超えるスピードで壁に
激突。

正直、死んだ、と思いました。

生死の境を経験すると、人間の心は、大きくなると同時に、日々、何てことのない物が、幸せに感じるようになります。

やりたいことは、生きているうちにやっておこう。

と同時に…

子供と遊んだりする、当たり前なことが、すごく幸せに感じたりする。

だから、やっぱりブレーキがかかる。

職を捨てて、家族を犠牲して、好きなことに没頭するなんてことは、やはり夢物語。

大事なのは、今ある場所で、いかに大きく、幸せに咲くか。

さて、浅尾選手。右肩が壊れても投げたいと思っていた夢舞台は、すでに過去。

すぐに現実がある。
彼には家族がいて、給料はもちろん代表でなく、ドラゴンズから支払われている。

その辺の公園で、はしゃぎながら、やっているカラーボール野球ではないのです。

ただの野球小僧ではいられない。
残念ながら、しがらみはある。

気持ちを切り替えて、自分の
職を果たせるのか。

シーズンが開幕したら、ナゴヤドームに確認しに行きたいと思います。

その時は、

やはりプロ。浅尾は違うわ。
そう思わせて欲しいのです。







気骨

2013-02-21 06:29:49 | 日記

き‐こつ 【気骨】
自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。

今日、ある先輩と帰宅の足が同じでした。なんてことはない会話をしている中、素晴らしい言葉に
出会いました。

もし、気骨のある上司だったら、奥の手でも出して貢献しようと思うよね。

後輩である私にでも、アナウンサーのような綺麗な敬語で話してくれる方。だから気骨という言葉を口にした時、言霊といいましょうか、熱い部分を意外にも感じたのであります。

その方は、まさに企業戦士。
異動にも、単身赴任にも、文句を言わず戦ってきた。だから言葉にも魂がある。

会話の後、何だか身体にパワーがみなぎる感じが…凄い。

男である以上、気骨のある人間でいたいものです。

残酷

2013-02-21 06:28:25 | 日記
撮り溜めしていた、情熱大陸は
普段、全く気にも留めない、きゃりーぱみゅぱみゅでした。

彼女は何でも、海外での評価が高いらしく、欧州ツアーの様子が物語の軸。

海を超え愛される理由は、カワイイに残酷さを融合させているから。

目玉に代表される、グロデスクな物をPVに登場させ、アートな心をつかんでいるのらしいのですが…何のこっちゃ。

さて、サッカーの話に、ぱみゅっと転換させましょう。

少し前になりますが、サンチャゴベルナベウでの香川のこと。

あの夜はまさに、残酷でした。
モウリーニョに狙われてしまったのです。

明らかに香川を標的にした、攻めの流れ。後半、サイドにポジションを移せば、交代したイグアインが同サイドに張り付く。数的不利プラス、フィジカルの弱い香川…結果は明白でした。

たまらず、ファーガソンはウェルベックとサイドを変えて対応しようとしましたが、レアルの攻撃陣は、また香川の方へ…。ここで限界、交代です。

香川は、どう思ったか。
守備力を高めなきゃ…そう考えたら負け。攻撃面でプラスになれれば、良いんだから。采配に無理があったよね…なんて、忘れてしまうのが吉。そんな試合でしょう。

年末、見に行ったクラブワールドカップのコリンチャンスもそうでした。

チェルシーのセンターバックへのチェイシング。フィードのうまいダビドルイスには猛烈にプレス。
一方、足元がおぼつかないヘイヒルは、ノーマークにして泳がせる。そんな徹底ぶり。勝利を掴んだのは、そう、南米王者でした。

サッカーにだって、甘美な勝利の裏には残酷さが隠れている。

でも、こんな話をすると、敵を欺くより、自分たちのサッカーに集中しようぜ。そんなことを言われそうです。

正々堂々な日本人には…笑。

勝つということは相手を倒すこと。残酷さに目をつぶっては、ファッションマスター、いやいやフットボールマスターにはなれないのです。


単純

2013-02-21 06:20:59 | 日記
物事っていうのは、すごく単純に、シンプルなんだ。最近つくづく、そう思います。

それではサッカーにあてはめて。

何のためにやるの?
勝つためです。

勝つためには?
ゴールが必要です。

ゴールを取るには?
ボールを持って攻めなければいけません。

だから、フロンターレの風間監督の言葉には、いちいち、頷いてしまうのです。

彼の言葉を少しご紹介。

サッカーというのは点を取るスポーツとか言いますが、ほとんどの日本人は責任を自分の中でつくって、意識を守備に引っ張られる。

守備では、行き過ぎないこと。自分たちの持ち場で奪う。無駄な体力を、使わずにボール奪取すれば、その力を攻撃に使うことができる。

あなたのチームで守備をサボってるぞ、と怒られている選手はいませんか?

もしその選手に、チームで一番の攻撃的なセンスがあったとしたら…。それは自爆…。

あなたのチームに守備で疲れて、攻撃に出ていけない選手はいませんか?

それではサッカーの面白さ、半減ですよね。何をやっているか分からない。

もちろん攻撃のことだけを考えてるだけで勝てるほど、サッカーは甘くはないでしょうけど…。

奪う→攻める→点とる→勝つ。

すべての始まりは、点をとるために。

この単純な部分を忘れると、チームが複雑な状況に陥ることになりそうであります。