Paraphrase

毎日楽しく、日々前進!
2008年は”バージョンアップ”がテーマです♪

峠に立って見たとき。

2005-09-28 01:06:04 | 友だち
今日久しぶりに会社に行ってみたら、私を待っていたのは少し北風が身にしみるような現実。少しずつボーディブローがきいてくるようなニュースがたくさん入ってきた。
自分がこの会社に入って頼りにして時にはその人を注目もしてきた先輩がどんどん辞めていく。しかも、彼らは更なるステージに向かって、もっと大きな舞台へ行こうとする。私はここへ未だ居ていいのか?本気でそう思い始めてはや1年。
最近社内で見ないなあ?そう思っていた子持ちの先輩が出社していない。大丈夫かなあ?何が?と言われると、何とはうまくいえないのだが、そんな人たちの雄姿を逆に自分の糧にしようとしていた後輩にとっては、その人たちが見えないのはまた不安材料になったり。
会社では年の近い男性がますます活躍している。独身。それだけで、既婚女性・30代では、これから見えてくる、見なければならない道がまったく違ってくる。大学の時先生が言っていた。「あなた達は皮肉にも男女同権の教育をうけたばかりにそれはまだ新しすぎて常に自分たちが挑戦なのです、覚悟したほうがいい。」就職するまでは男女同権で、就職すると明らかに自分がみつめていかなければならないのは、性別の問題がつねに絡む。差別とかいうことでなく、単なる”違い”なのだが。
家族の結婚。母親が家族の話を聞いてあげられなく、ふだんよもやま話を家族にまたくしない人間が集中攻撃を浴びることに。改めて、扇の軸に居たと知る、母親の立ち位置。

・・・書いてみてまだ頭の中が整理できていないのですが・・・
昔、神社のアルバイトをしていました。5年間。そこで信者さんを前に、たくさんのお坊さんを前に私が感じたこと。それは、生まれてから10代までの約20年間の努力が20代に花になる。すると30代は?20代とは違うステップにさしかかると思うのです。登山でいえば、山脈を縦走していて、峠を越したいへんいい眺めになったと思いきや、新しい山肌は今までとは違う山脈である。しかも峠で見えたのと違う険しい景色しか見えない。20代までの経験は糧にはなるが、太刀打ちできる経験とは限らないと。またそこには、体力的な境い目や、家族との新しい関わりなどが生まれてきます。楽有れば苦ありというわけか。そう思っていたところ、そういえば浪人時代国文学のあの有名な関谷先生が贈ってくださった言葉がありました。
『照顧脚下』
大学に受かったばかりの私たちに「欲を出さずに、自分が今どこにいるかを常に確かめながら進みなさい」と。私は決まって迷った時にこの言葉をかみしめてみるようにします。反省ではなく、かみしめる。そこから何か始まります。

ある親友が会社を去り、自分もこれからどういきたいのかがわからなくなった時に、たまたま、日野原先生の本に出会いました。読みやすい。ずしんとくる。しかも、私たちにはまだわからない感情がそこに記されていたりもします。でも明らかに少し見えてくるもの、それはふだん「生きている・生かされている」という感覚のない私たちがいかにおろかだったか、生きるとはどういうことか、ということです。様々な本があります。読書の秋でもあります。ぜひ読んでみてください。そして、SNSやブログでいつも励ましたり諭してくれている皆さん、この文章を書きながら今いろんな方の顔が浮かんでいます。私から皆さんへ、エールを贈ります。私たちは今、おかれている立場は違えど、同じ”峠”にさしかかっています。

国勢調査の年です

2005-09-24 16:00:32 | 社会・時事
4年に1回だったか、国勢調査は10/1前後に行なわれます。
お国のまわし者ではありませんで、実は昔100件以上担当して、印象深い仕事でした。
今年の国勢調査は、個人情報に対し意識も高くなってきているので回収は非常に困難になってしまったのではないでしょうか。ただ、昔の国勢調査に比べ、内容はたぶん、政治・信条などについての項目は減っていたような気がします。また、経済的な調査が増えたような印象があるのは気のせいでしょうか。相対的な質問数も減った気がします。

調査員の仕事はたしか、昔住んでいた市の広報かなにかで知って説明会を聞いたところ、時間の余っている学生にとってはわりに良く思え、公共の仕事というのはどういうものなのか知ろうと思ったこともあってやってみることにしました。
やってみると意外に大変なんです。まず、季節がいい時期なので、家に人がまず居ない。それから人の居る時間をみつけてドアを開けて説明をきいてもらうのがまず大変。(ポストに投函しておくだけなのはあとで回収の約束を出来ないのでダメなんです。)すごく怪訝そうな顔でインターフォンごしに断られたり、「それっていろんなコトを書いたら役所に知られる訳でしょう?」と逆に説教されたり。あと、担当させられる区域はその担当者によって、難しい地域をやらされることもあります。担当者にとって難しい地域というのは、例えばアパートやマンションなど。地図上の大きさでだいたい区域を担当割りさせられるので、同じ地番の上に何世帯も入っているアパートやマンションは数が多いのに、実はそういう住人は家に居る時間帯は不揃いで、また行政に対して無関心なこともわりと多い(失礼。)ので、まず住人に会うのが大変。さらにお話して、また回収の約束をするのに理解を得られなく、本当にいろんな人と話すので緊張する。そういうマメな努力が必要な仕事なのです。だいたい1件当たり最低でも2回以上、その住人に会うことになります。私はちょうど学生だったので土日の午前中に近所じゅうに聞こえるような大きな声で「おはようございまーす!」と言って、カドの家から順に門の前で説明していったので、隣りの住人がその様子を伺っていて気の毒に思って応対してくれるということもありました。
このような地道な作業を誠意をもってしてくれるのが国勢調査員なので、こちらを読んだ皆さんは調査員には警戒感を持たずに応対してあげてほしいです。ものすごく地味で会いにいくにも度胸がいるし(住人の情報は何もないので、ドアを開けられるまでけっこう緊張する)、100%の回収率を市区町村の職員から要求されるので、短期間の結構シビアな中でがんばっていらっしゃいます。
またこのような思いがあって集められたデータなので、本当に大事に扱って、国政に役立つものにしていただきたいです。これだけのインターネットが発達した情報化社会においてこのような地味な統計の回収方法が果たして時代に即しているものなのかは私にはわかりません。ただ、私自身にとっては調査員をやったことで、市民が行政に対してふだんどういう思いをもっているのか、見ず知らずの人に、Face to Faceで、短期間の間に全員に、自分がその人からふつう知られたくない個人情報をもらわなければならないことがいかに難しいか、見ず知らずの人から今すぐに信頼を得ることの難しさというのを、肌で感じた体験だったと思います。
そして、行政とか国とか、地方公共団体というものに様々な考えをもつことになったのは言うまでもありません。


季節はずれのライラック

2005-09-24 15:41:42 | 小さな楽しみ
自宅に4月にやってきたミニライラック(仏名:リラ)が、花をつけました!
9月に入ってからいつもと違うポロポロした感じの芽がたくさん出てきたので、もしやこんなに風通しのよいところに有るのに病気か?!と思っていたのですが、勉強で忙しくしていてじっと観察するのをしばらく忘れていたら、ポロポロしていたのが大きくなったら花になったのでした!
ライラックの花は何とミニといえども強烈な香りで、芳香剤とかアロマオイルがそこに有るかぐらいの強い香りがします。しかも花芽は枝状のところにたくさんの小さい花がつくので、順番に咲いていく間ずううっと香りがしていることに。植えてある近くに寄ると、くらっとくるぐらい香ります。ホントです。
ライラックは本来、関東地方では春の桜が終わってから梅雨の間に花を咲かせます。ちょうど芍薬や牡丹が咲く頃と同じくらいです。今咲くのはいわゆる”狂い咲き”で、どうやら住んでいるところは少し高いので、最近の晴れ模様の強い日差しと、急に朝夕のそよ風が心地よくなったのが、勘違いの原因となったのかもしれません。
それにしても、鉢も小さいし、そんなに恵まれた環境でない、しかも”ミニ”ライラックなのに、4月に咲いていたのを買ってきてから、倍以上の枝ぶりになった6ヵ月後にまた花を咲かせるとはすごい。私もこの6ヶ月で、同じくらい成長できたでしょうか・・・

チャーリーとチョコレート工場の秘密

2005-09-23 19:55:43 | 映画・舞台
休日なのに朝9時半に映画館へ駆けつけ、朝からチャーリーとチョコレート工場の秘密を見ました!
むかし本でドギマギしながら読んだ記憶はあったけれど、「こんな物語だっけ?」と思いながらも、もうチョコレート工場の妙な”しかけ”や奇妙な工場内を本当に探検するようなつもりでいつのまにかチャーリーといっしょになって楽しんでいました。ジョニー・デップも「あの海賊がこの人?!」と思うくらい強烈なウイリーで、ウイリーの秘密もわかってしまいました。とってもおもしろかった。大人も楽しめます。懐かしさもほろっと感もイイ感じです。そしてチャーリーは賢い子です。頭がいいとか勉強ができる子がいい子じゃありません。賢いというのは大事なコトです。。。
オトナ的にキチンとこの感想を述べるなら・・・
もう不可能なことや摩訶不思議なことなんか世の中に存在しないと思われているこんな世界でも、『おとぎ話』というのは存在するのか?それをウイリーは証明してみせようとしたのかも。そんなフシギな彼に共感したジョニー・デップだからこそ、この映画が魅力的なのかも。もう一度見ても楽しいはず!!うーん、オトナな感想ではなくなってしまいましたが、童心にかえって考えさせられもする映画です。とても『面白い』。

アイスワイン

2005-09-21 00:09:10 | グルメ
妹がオーストラリアに行ってきたお土産に「アイスワイン」なるものを買ってきてくれました。現地でも試飲させてくれなかったという珍しいのかケチなのかわからない、わりと珍しいものだったそうで、グラスに入れてみたら少し黄色がかった甘い甘いワイン!!けっこうキリリと冷えていないとキツイものがありました
でもボトルもシャープな形状できれいなブルーで、おいしかったですよ!原料な何だったのだろう?もう少し詳しい人が居たらもっと楽しく飲めたのに。でもこれはいわゆる食前酒的な感じのものだと思います。あともう1回位楽しめそうです。

オーストラリアの急流下りみたいな写真を見せてもらったのですが、やっぱり日本と違って外国は危ないとか関係ないんですね(そんなことないか?笑)。いちおう防具みたいなのを関節につけて溺れた時の流される練習をしたら、もういきなりボートに乗って急流をざあああーーーと下るんだそうです。そういえば、カナダに行った時も英語があまり通じていない私たち日本人一行にいきなり馬に乗らせて30分も連れまわしてくれたっけ。おかげで私たちの乗った馬は、おいしそうな草を見つけると容赦なく列を外れて食べに行き、本当に楽しかったのでした。・・・でも妹たちの場合は、ボートから落ちるわびしょぬれになるわ恐怖の連続で、ものすごかったらしいです。まあそういうのが好きな体育会系なので写真はかなりハイテンションで楽しそうでしたが・・・刺激の無い生活に飽きてしまった人はこのオーストラリアのラフティングはかなりいいらしいですよ。
そういえば、オーストラリアはすごく遠い外国だと思ったら飛行機では6,7時間かかるものの、日本と時差はない街があるんだって。帰ってきて時差ボケできない仕事をしている人にはオススメ海外かも~。