サモアの海人[kaijin]

歳は30代半ば、愛しい妻と娘を日本に残し、青年海外協力隊として、南太平洋の島、サモアへと派遣されました。

Parauriの滝

2009年01月28日 | サモアの自然


忙しくてなかなか更新できなかった。このままdrop outする訳にもいかないので!年末年始、長期休暇ということもありいくつか旅行に行った、その中でもサモアのことを紹介したいと思う。
最初はパラウリの滝。ここは淡水で冷たくておよぐのにも最適な滝。上の写真みたいにきれいな青ーい水。透明度よし。透明な川エビもいる。こいつはうまい!



2回目の訪問だった。入口から歩くこと10数分、滝に着いたーと思ったら…
滝がない!!




以前来たときの写真と比べるとこんな感じ。
横の小さな滝から水は流れ込んでいるから、水は循環していて汚くはないんだけど、肝心の大きな滝から水が落ちてきていない。何故?
サモアは今雨季でほぼ毎日突然に滝のような雨が降る。今、雨水を貯めて飲み水にする生活なので、これはありがたいが、洗濯物がなかなか乾かない。それだけ雨が降っているにもかかわらずあの滝が落ちていないのが理解できない!!これも環境問題なのかなー。
周辺のココナツ等のプランテーションで川の水を使っているのかもしれないが、不思議でならない。
 ここはサモアでも有数な?観光地で、某ガイドブックにものってるし、入口で入場料も徴収しているのに…。観光が主要な産業ということも否定できないはずだけど?

いつか本当にこの滝が枯れてしまえば、この観光資源はなくなってしまう。無計画な水の使用による環境破壊が自分たちの収入を悪化させる可能性もあるのだ。でも畑もキープしていかなければならない。観光開発も世間でいう持続可能なものにしていかなければすぐに衰退するだろう。こんなこと考えてしまった。
 昔から水利権というのがあるように水は本当に貴重な資源やなー。