サモアの海人[kaijin]

歳は30代半ば、愛しい妻と娘を日本に残し、青年海外協力隊として、南太平洋の島、サモアへと派遣されました。

釣り

2008年09月16日 | 
 何度か魚のことを書いてもいますが、サモアの海岸にも、魚はウヨウヨしてます。でも、場所を選ばないとReefがあるので、投げ釣りをすると、必ずと言っていいほど引っかかります。あのFish Marketに並んでいる魚は、漁師さんが、沖まで出て、網で取ってきたものなのでしょう。
 この前、ビーチに泊まりで出かけました。釣りをしようと意気込んでいたのですが、投げては引っかかり、投げては引っかかりの繰り返し。遠浅の海岸なので、どんどん沖に進んで行き、結局は写真の用にほぼ海面から顔だけ出た状態で投げ釣りをしました。その場所で、水中眼鏡をつけて、海中を見れば、魚がよーくみえます。その魚のところに、えさを持っていってやった方が早いのではないかと、少しやる気をそがれます。結局1匹もつれませんでした。餌は、海岸にうじゃうじゃいるヤドカリの肝を使いましたが…。
 サモアにあるビーチにはビーチファレと呼ばれる、やしの木や葉で作った家(小屋)が建っています。日本の海の家と言う感じでしょうか。そこを1件借りて、泳いだり中で休んだり出来ます。泊まることが出来るファレもあります。その場合は中に蚊帳をつってくれます。朝食つきで日本円で2500円くらいで泊まれます。リゾートホテルもいいけど、これを体験するのもいいと思います。
 

虹(rainbow)

2008年09月14日 | 日常
 サモアの陽射しは強い。本当にジリジリ焼け焦げている気分になります。外出の時はサングラスや日焼け止めが大切です。(最近日焼け止めはめんどくさくなってしてませんが)
 島国で、標高1000m以上の山もあるサモア。湿度が高いので、カビやゴキブリ、ネズミが好む環境かも知れません。湿度の高さから、サイクロンと一緒に大雨なんかも起きて、大きな被害が出ているのかもしれません。
 この湿度の高さと、異なる標高が、局所的に雨を降らすことがあります。強い日差しに、局所的な雨が降るとどうなるか…、写真のような虹をけっこう見ることが出来ます。
  
時にぼんやりと      時にくっきりと      これは岸壁で砕けた波のしぶきで出来た虹

 日本でも当然見たことがありますが、サモアではけっこう頻繁に見えます。子供の頃から虹を見ると、うれしかったのですが、サモアでも虹を見ると、ちょっとこころが弾みます。空にかかる架け橋…
JICAのスローガンに、世界の人々の架け橋となり…というようなものがあった記憶があります。
今度虹をみたら、それを思い出したいと思います。いつもボーっとながめて終わるんだよねー

マグロ!!

2008年09月11日 | 日常
この前の日曜日、FISH MARKETでマグロの「輪切り」を買いました。日本円で約1,000円。マーケットでは豪快に売ってます。



なんか、千と千尋に出てきた、カオナシみたいですな。「カオナシ」の目の部分が血合い、口の部分が内臓が入っていた空洞という感じです。
新鮮な輪切りは、色が鮮やかな赤で、匂いも臭くないと聞き、サモア人に不審に思われながらも、クンクン匂いをかいで、買いました。
 下のほうに少ーしだけトロのような部分も付いてました!

   
まずは、背骨を残して、   「さく」は刺身    左がトロの部分で右   背骨から中落ちも
4つに切り分け                    は、血合い         忘れずにとります

当然1日では食べきれないので、食べれない分は冷凍にします。一番おいしいと感じたのは海苔との組み合わせです。うまい!!
 そして、ネギトロ。この時ばかりは至福のひと時を味わいました。


SAMOAの朝

2008年09月09日 | 日常
サモアの首都、アピアの道路は毎朝渋滞が起こります。ここサモアにも車社会の波が押し寄せてきているのは間違いないのですが、1人1台が車で通勤することはあまりないです。では何故?

 Week dayの毎朝、POLICE STATION(日本でいう、警察庁本部でしょうか)から、政府庁舎まで、約500m位の長さを、警察官が行進するのです。マーチングバンドとともに。演奏する曲もレパートリーが多く、さすが毎朝やっているだけの事はあります。
 
勇敢に行進です。    車は後ろでジリジリと待っています。

その後、政府庁舎前で、国旗掲揚を行いますが、その際、周辺の人々は直立して国旗を見つめます。当然周辺の車も止められ、国旗掲揚が終わるまで待ちます。
その徹底ぶりにはびっくりします。
 まあ、土日はやすみですけど。だからこの時ばかりは渋滞が起きてます。バスもタクシーも止まってます。

久しぶりの更新と我が家

2008年09月07日 | 日常
 同じ協力隊の仲間に続いて、我が家を紹介したいと思います。この、Flatは配属先が用意してくれました。
 海辺の家を想像してましたが、なぜか山の上の集落。山国出身ということを気遣ってくれたのでしょうか?いつも自転車で30分以上かかって到着するので、汗だくで、シャワーを浴びて、寝てしまうという感じです。もう少しいろいろ充実させたいのですが、なかなか気力が起こりません。家具はほとんど配属先が用意してくれました。同居人はヤモリです。
こいつは、ハエや蚊を食べてくれるらしいので、丁重に保護しています。
 まだ、支給品は全てそろってないそうです。あと、棚がくるんだとか。ほうきとか、ござみたいのがほしいなあ。いつか買ってこよう。
 
 家は、2LDKで、庭にはバナナとブレッドフルーツの木が生えてます。(もっとフルーツの木が欲しかった…)
   
    リビング      リビングから寝室への廊下    台所        寝室(蚊帳重要)

台所は電気のコンロなのですが、入居した初日にスイッチを入れたら、爆発音がして、電気コンロなのに、何故か火が…?あやうく感電するところでした。4口のうち、3口が壊れていて、使える一つもバチバチいっていて危険な雰囲気でした。しかも電気代はかなり高くなるので、自分でガスコンロを購入しようかと検討中です。問題はいかにして自転車でガスボンベを運ぶか?これも危険です。

あとゴキブリですが、たまに「います」。先輩隊員からもらったゴキブリホイホイを仕掛けたら翌日いました。でかいのが1匹。ご希望なら画像UPします。

風通しが良すぎるので、こまめに掃除をしないと、砂埃が床にたまります。
人を招待できる状態ではないので、もう少し充実させます。