８回、１イニングを無失点に抑え、ベンチへ戻る山口（中）
◆交流戦 オリックス０―６巨人（３日・京セラドーム大阪） 巨人は打線が奮起して１４安打６得点と効率良く加点し快勝した。先発のホールトンは粘り強い投球で７回を無失点に抑え４勝目。２番手の山口は８回を打者３人で抑え、大魔神・佐々木に並ぶ開幕から２４試合連続無失点を記録した。
ホールトンは６回まで三塁を踏ませない投球で、オリックス打線を１安打に抑えた。７回には２死一、三塁のピンチも大引を空振り三振に打ち取った。この回で降板し７回を投げ２安打完封に抑え、５月２２日西武戦（西武ドーム）以来の４勝目を挙げた。
８回から登板した山口は打者３人を完ぺきに抑え、開幕から２４試合連続無失点を記録した。５０年の２リーグ制以降のセ・リーグ記録である９８年の大魔神、佐々木（横浜）が樹立した大記録に並んだ。
巨人打線は３回、藤村の内野安打と暴投で１死二塁とし、坂本が右中間適時打二塁打で１点。続く村田も中前に運び加点、この回２点を先制。５回は１死二塁から坂本の２打席連続となる適時打で３点目を追加。７回には無死からエドガー、ボウカーの連打で４点目を加点。さらに２死一、二塁から村田の左越え適時二塁打で２点を加えリード６点に広げた。
［試合経過］
◇９回
【巨】（投手小松、捕手横山、二塁安達、中堅中村）長野遊ゴロ、藤村中前安打、坂本の左翼線二塁打で藤村三進、寺内三振、阿部左飛
【オ】（投手マシソン、捕手実松、中堅鈴木）スケールズ三振、李大浩一ゴロ、バルディリス左中間安打、日高二直
（両軍０）
◇８回
【巨】（投手塚原）加治前遊撃内野安打、谷の三ゴロで加治前二進、エドガー二飛、松本哲の中前安打で加治前本塁を狙うもタッチアウト
【オ】（投手山口）斎藤の代打安達右飛、後藤、野中の代打高橋信ともに三振
（両軍０）
◇７回
【巨】エドガー左前安打、ボウカーの左中間二塁打でエドガー一挙生還（代走松本哲）、長野、藤村ともに三振、坂本四球、村田の左越二塁打で松本哲、坂本ともに生還（代走寺内）、（投手海田）阿部左飛
【オ】（三塁寺内、左翼加治前、中堅松本哲、右翼長野）李大浩左越安打、バルディリス四球で李大浩二進、日高左飛、川端の二ゴロで李大浩三進、バルディリス二封、大引のとき川端二進、大引三振
（巨３、オ０）
◇６回
【巨】阿部遊飛、高橋由左飛、谷一邪飛
【オ】後藤遊ゴロ、野中三振、スケールズ一ゴロ
（両軍０）
◇５回
【巨】長野三塁内野安打、藤村の投前バントで長野二進、坂本の左前安打で長野一挙生還、村田三ゴロ併殺打
【オ】川端右飛、大引三直、斎藤三振
（巨１、オ０）
◇４回
【巨】谷右飛、エドガー三振、ボウカー二飛
【オ】李大浩、バルディリス、日高三者連続三振
（両軍０）
◇３回
【巨】長野中飛、藤村二塁内野安打、坂本のとき暴投で藤村二進、坂本の右中間二塁打で藤村生還、村田の中前安打で坂本一挙生還、本塁への送球間に村田二進、阿部の中飛で村田三進、高橋由四球、谷のとき重盗を狙い村田タッチアウト
【オ】大引三ゴロ、斎藤死球、後藤三飛、野中のとき斎藤二盗、野中死球、スケールズ遊ゴロ
（巨２、オ０）
◇２回
【巨】阿部遊ゴロ、高橋由二ゴロ、谷四球、エドガーの左前安打で谷二進、ボウカー遊直
【オ】バルディリス遊直、日高一飛、川端遊ゴロ
（両軍０）
◇１回
【巨】長野右前安打、藤村の投前バントで長野二進、坂本二飛、村田中飛
【オ】後藤三振、野中左前二塁打、スケールズ三振、李大浩投ゴロ
（両軍０）(スポーツ報知)
