鳥取暮らし

水彩画・水墨画・写真とともに普段の暮らしお知らせします。

自分の絵

2018年02月03日 | 日記



絵の描き方を教えてもらったのは、墨絵でした。
白黒の世界です。
先生(篠原貴之)は、彫刻の勉強の途中で、墨絵の世界に変わられた人で、今では現代水墨画家の一人です。
わたしは先生の絵は、いわゆる水墨画とは別のものと思いますが、他に適当な名前のつけようもないので名前は問題ではありません。
画塾を離れて4年になります。
自分なりの絵を始めようとしたのですが、これが簡単ではありません。
最初は、墨で描く絵に淡彩をつければ絵になると始めたのですが、次第にそれに飽き足らなくなって、最初から全部水彩で描くことにしました。
ところが、墨で描けることが水彩の絵の具を使うとうまくいかない。
どちらも水で溶いて絵を描くという点では同じでも、それぞれの性質がかなり違います。
水彩画をどのように描くのか。
その基本から学んだわけではないので、手探りで試行錯誤を続けています。
人に水彩画の話をしようとすると、本などで読んだ技法の理屈はわかりますが、自分がじょうずにできるわけではありません。
それはわたしにはちょっときつい状況です。

自分自身どんな絵が描きたいのか、描けばいいのか定まっていません。
できないことでいらだってでも続けるのか、できそうなことを繰り返してお茶を濁していくか。