湾岸戦争や対イラク戦争で戦った米兵に多くの自殺者がいることは広く知られているが、イラクへの派遣後帰国した自衛隊員の内3人が自殺していたことが明らかになった。
3人の自衛隊員はいずれも3ヶ月程度のイラク駐留を終えて帰国した後、自殺したということだ。陸上自衛隊のイラク派遣は、16年1月から行なわれており、これまでに現在滞在中の隊員を含め約5000人(延べ人数)が派遣されている。
陸上幕僚監部によると、約14万7千人いる陸上自衛隊員の内、16年度だけでも自殺者は64人存在するとのことで、イラク帰還自衛隊員3人の自殺は際立った数字ではないとしている。しかしながら、帰還自衛官の中には、精神的苦痛を訴えるものも少なくないことからサマーワの駐屯地にはカウンセラーが派遣されているとのことだ。
ただ、私の問い合わせに対して自衛隊は帰還自衛官の中にどれだけ精神病治療を受けたかは明らかにしようとはしていない。また、サマーワ周辺で多く残存しているという劣化ウラン弾の影響についても、そういった報告は受けていないとしてその事実すら認めようとしなかった。
それらの観点からこの問題を考察すると、事実関係が明らかになるにはもう少し時間が必要な気がする。これからも注意深くこの問題を追及していきたい。
3人の自衛隊員はいずれも3ヶ月程度のイラク駐留を終えて帰国した後、自殺したということだ。陸上自衛隊のイラク派遣は、16年1月から行なわれており、これまでに現在滞在中の隊員を含め約5000人(延べ人数)が派遣されている。
陸上幕僚監部によると、約14万7千人いる陸上自衛隊員の内、16年度だけでも自殺者は64人存在するとのことで、イラク帰還自衛隊員3人の自殺は際立った数字ではないとしている。しかしながら、帰還自衛官の中には、精神的苦痛を訴えるものも少なくないことからサマーワの駐屯地にはカウンセラーが派遣されているとのことだ。
ただ、私の問い合わせに対して自衛隊は帰還自衛官の中にどれだけ精神病治療を受けたかは明らかにしようとはしていない。また、サマーワ周辺で多く残存しているという劣化ウラン弾の影響についても、そういった報告は受けていないとしてその事実すら認めようとしなかった。
それらの観点からこの問題を考察すると、事実関係が明らかになるにはもう少し時間が必要な気がする。これからも注意深くこの問題を追及していきたい。
そして、自衛隊が防空壕のようなところに引きこもっているのも、劣化ウランの被害を恐れているからではないか、とも言われています。
前々外相の川口さんは、白血病やガンの原因が劣化ウランであるとの指摘について、「承知していない」などと答弁していました。「それなら小泉と一緒に全閣僚はイラクに行って来い!」とついテレビ向かって怒鳴ってやりましたが、劣化ウランの被害はジェット気流などに乗ってイギリスなどにも飛散し、被害が出ているとの報告も出ているようです。
イラクから帰還した自衛隊員が3人も自殺していることを、新聞もテレビも報道するべきです。