今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

平戸街道60キロ その5

2015-10-13 20:56:08 | スポーツ
 昨日アップした立札の写真ですが、撮影時間は10時8分です。ということは、ここまで、2時間以上かかっているわけです。15キロぐらいのところだと思うので、いかに悪戦苦闘していたかおわかりでしょう。
 ただ、つらくても山道は本当に楽しいんですよね。今日中に京都に帰るという条件が課せられてなかったら、堪能できたんやけど‥。
 江里峠を下って、再び国道204号線、佐々町に入ってきました。ここは市街ですから面白くはない。ここで、20キロです。いつもなら写真を撮るのですが、撮り忘れています。そこに頭がいってないんです。
 そして、最大の山場、嘘越です。「嘘でしょう?」の嘘ですわ。平戸街道ということは昔旅人が歩いていたわけです。こんなところを歩いていたとはとても信じられません。

 石畳の道です。横に溝が掘られているので、ここを足がかりに上るわけです。フラフラと上っていると、後ろから女性がやってきます。「あれ?あいあいさん」
 あいあいさんは私より先行してはったんやけどなあ。どこで抜いたんやろ?
 見てる間に追いつかれました。そして、おしゃべりをしながら頂上です。

(あいあいさんです)
 私も撮ってもらいました。時間は、11時23分です。もう、3時間23分走ってます。25キロぐらいでしょうか。

 この2枚の写真を見てもらうとわかるでしょうが、手前が影、向こうは日差しです。頂上までは日陰だったということです。ここからの下りは暑くなる
 上り坂が大変だったということは、下りも急坂だということです。勝手に足が進みます。

 松浦鉄道の本山駅を通過して、川を越えます。暑さがこたえますが、あいあいさんとしゃべりながら走っているので幾分ましです。
 そして、あいあいさんが捜していた薬局がありました。

 記念撮影です。まだ少し30キロの折り返しまでには距離がある、おいて行かれました。
 もうこの段階で、「30キロで止めよ」と思ってました。JOGTRIPやし、WARPも公認です。やっつんも迎えに来てくれるし、久しぶりに旧交を温めんといかん。唐津街道の100キロ走って以来のはずやから、2年半か。本山駅から松浦鉄道に乗ってたびら平戸口駅まで戻ろ。

(最後の坂です)
 この坂の手前で、トップとすれ違いました。案外トップとは離れていませんでしたね。でも、そんなことは問題ではない。もうええ。何とか中間地点30キロ、あみさんの待つコンビニに到着です。(ここで、自動車同士の物損事故目撃。とりあえず「あった」ということを記録)

 12時10分。4時間10分。もうWARPしますとあみさんに言いました。ホンマに暑い。ゆっくり休憩。それでも本山駅までは行かんとあかん。
 とぼとぼと走り出しました。そして、橋の手前まで来たところでinanekoさんと出会いました。

 そして、「もうWARPします、またお会いしましょう」とごあいさつしました。そして、本山駅を探しているとき、後ろからD.Dさんがやってきました。D.Dさんに「もう、ここで乗ります」というと、「誘惑されるなあ」と笑いながら、走り去っていきました。
 本山駅で乗車しようと待っている人に列車の連絡を聞くとなんと、13時48分までありません。1時間近くない。これやったら、もう一度、嘘越をして、佐々駅か清峰高校前駅(センバツ優勝校やな)まで行くと40キロ越える。14時11分発か。進むことにしました。
 やっつんにも電話、14時44分にはたびら平戸口に着くわな」と言いました。

 ここから、上っていきますが、これが半端な坂じゃない。しかも日照りが強烈。熱中症になるかと思いました。

(黄色の彼岸花は京都の私には珍しい)
 この坂の途中に何と自販機があります。誰がこんなとこで買うのかな?街道を行く人はほとんどいいひんから。とにかく私には、天の恵み。カルピスソーダを買って飲みながら上がります。やっと坂を越えました。

 13時23分です。半坂峠というらしい。ここから下り。でも行きの石畳の滑り止めがあるので怖くて走り下れません。捻挫しそう。恐る恐るおります。もっともいっぺん切れているのでそれほど先を急ぐ気もないし。といいながら、佐々町に出てきました。清峰高校前より一駅手前の佐々駅で乗るという手もあったのですが、やっぱり、40キロ走ったという方が来た甲斐があるやん。ふらふらになりながら、走りましたが、駅にたどり着かない。時間が迫ってきます。やっつんに電話です。
私「もうあかん、駅わからへん。乗り遅れるかもしれへん。」
や「なにゆうてんねん。お前、なんで、佐々から乗らへんねん。一生懸命走れ」
 やっつん、どうもわかってへんみたい。駅がどこにあるかわからへんというてるねん。
 それでも一生懸命走っていると、おっ、40キロ地点発見!

 14時6分。写真撮ってる余裕はないはずやのに、やっぱり証拠がほしいという性ですな。あと5分必死で走ります。しかし線路が見えへんし、どうも往路と違うで!それでも、多分線路に沿ってるはずと横道を探しながら走ります。「あった!」線路が見えました。向こうの方に駅らしきものが見えます。必死に走ります。横道を曲がると無人駅がありました。清峰高校前です。
 駅にはD.Dさんが待っていました。(おっ、WARP仲間!)そして、1分もしない間に列車が入ってきました。

(D.Dさんです。乗車直後に撮影です)
 やった!もう放心状態です。やっつんから電話です。
や「乗ったけ?」
私「乗ったで!
や「迎えに行ったろかと思もてたんやで」
 持つべきは友ですな。
 たびら平戸駅には順調に帰って来て(当たり前)、やっつんと久しぶりに再会しました。
 あみさんにまた来ますとあいさつし、やっつんの車で博多に戻りました。(途中、サムソンホテルの温泉で、汗を流しました。昨日よりいい湯やった気がします)

 やっつんとは博多駅ビルで一緒に夕食を取り、別れました。夜11時過ぎには家に帰れましたから本当にありがたかったです。
 ところで、今回のJOGTRIPの感想ですが、完走できなかったことが時間を追うごとに残念に思う気持ちが増してきます。もう一日余裕があったらなあ。もう一遍行こ。

 
 


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2 コメント

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Unknown (あいあい)
2015-10-13 23:48:18
平戸街道お疲れさまでした!おしゃべりしながら写真まで撮っていただいてありがとうございました(*^_^*)
帰りは行き道と印象が変わって長いようであっという間でしたよ、不思議ですね~
また、ジョグトリか橘湾岸でお会いしましょう(^^ゞ
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助かりました (aritax)
2015-10-14 09:43:02
あいあいさん

 放心状態で嘘越をしてましたから、助かりました。暑さにはほんとに弱いのです。
 40キロは走ったので、満足はしていますが、帰る時間が気にならなければもっと楽しかったのにな。
 来年、平戸島のJOGTRIPには行くつもりをしていますので、またお会いしましょう。
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