今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第23回 2011年 ユリカモメマラソンIn武庫川

2011-10-31 10:17:33 | スポーツ

 先週24日(月)のブログでは、いわて北上マラソンの”その3”を書いたので報告できなかったのですが、その前日、23日(日)に開催された”第23回 2011年 ユリカモメマラソンIn武庫川”に出てきました。

 この大会は「全コース脚にやさしい土のコース」というのが売りの武庫川スポーツクラブという走友会主催の手作り大会で、フルの部と30キロの部があります。もちろん私はフルの部です。11月5日の神流マウンテンラン&ウォークへの練習の一環と言う位置づけでの参加になります。大会に出ることが練習なもので‥。(まるで、市民ランナーの☆、川内優輝選手みたい。ウフフ)

 大会会場へはJRで大阪へ、ここから阪神に乗り換え、「武庫川」駅にということになります。家を出てから1時間半ぐらいで到着です。本当に近い!

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 写真を見てもらえれば分かるように、この河川敷を走ります。5キロのコースを4往復して最後に2.195キロ走るという、分かりやすいですが単調なコースです。ここのコースは、小学校の運動場のような感じの土で反発がなく足には無茶苦茶良さそうです。

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 参加者はもちろんそれほど多くなく、両部を併せても500人ぐらいかなあ。この橋の下にしかれたブルーシートで楽々着替えることが出来ました。(後でプログラムを見たら、エントリーは580人、マラソンの部は200人ぐらいでした)

 ここまでは順調、しかし、予期せぬことになってきました。というのも、前日はの予想で、時代祭りが順延になったぐらいの天気(実際には昼間は降らなかった)で、この日もの予想でした。でも、ドピーカン、私の最も苦手とする汗ばむ陽気になってきたのです。河川敷、初秋、快晴の3点セットの思い出は「ろくなもんじゃねぇー」。

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 でも、もう走るしかありません。スタートしました。いきなり汗が出てきます。脚には良いけれど雨上がりのせいもあって「やや重」という感じです。最初の5キロは29分、ヤッパリ!たいした記録は出そうにありません。後は落ち込みをどれだけ少なくするかになってきました。

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(10キロ地点で振り返って撮影です)

 でも、この10キロ通過ぐらいから、お日様が翳ってきたのです。ラッキー!風も出始めて、暑いながらも走れるようになってきました。また、30キロの部のランナーが結構いるために、一人で走るという状況にもならずに、気も紛れました。

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(30キロ地点です。汗がついていたのか、なぜかピンボケです)

 もちろん、タイムはどんどん落ちていきます。モティベーションの弱い大会は絶対に記録は伸びないです。やっぱり、最後は気合なんやねー。でも、土の道はいいです。脚が痛くならない、爪も痛くなりません。

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(36.5キロの折り返しです。もう30キロの部のランナーもほとんどいなくて、フルの部も少なくなってきました)

 最後も、ラストスパートとは行きませんでしたが、何とかゴールです。

 タイムは、4時間21分06秒

 まあ、こんなものですね。

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(最後の2.195キロの周回のときに赤のたすきをつけて走ります)

ラップタイムは次の通りです。

5キロ  28分59秒

10キロ 29分23秒

15キロ 29分10秒

20キロ 29分54秒

25キロ 30分03秒

30キロ 31分43秒

35キロ 32分36秒

40キロ 34分39秒

GOAL 14分39秒

 問題は来週の”神流マウンテンラン&ウォーク”です。きっと良い報告が出来ると思うのですが‥。

  


2011 いわて北上マラソン その3

2011-10-24 14:56:29 | スポーツ

 マラソンは終わったけれど、まだ1時過ぎです。花巻の宮沢賢治記念館に行くことにしました。疲労困憊の中、運転はきつかったです。1時間ぐらいで到着です。山のてっぺんの静かな佇まいの中に記念館はありました。

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 展示物は戦災で原資料が消失していしまっているということなのですが、映像などで飽きさせない工夫がしてありました。

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(記念館から花巻の方向を眺めてます)

 それより珈琲の香りです。併設されている喫茶室からの珈琲の香りが半端ではないです。疲れ果てている私にとって「おいでおいで」をしているようで、しっかり休憩です。

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(喫茶室から眺めた景色です。)

 元気回復して今夜の宿、南花巻、渡り温泉「さつき館」に向かいました。

 ここはまあ、きれいな温泉宿でしたが、食事ははっきり言って期待はずれでした。

 「トン、ごめんね<(_ _)>」

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 3日目、今回の岩手旅行では、(マラソンはさておき)最大の目的にしていた東日本大震災の被災地の一つ釜石への訪問です。

 私は、”ふるさと納税”という形で被災県に寄付をしていますが、「それだけでは駄目なんじゃないのかな?」現場を見ることが大事じゃないのかな思ったのです。

 花巻から釜石へは快適なドライブです。仙人峠道路という有料道路のような快適な道もあり、2時間ぐらいで着きました。まず、買い物支援をしようということで釜石駅近くのサンフィッシュ釜石という観光客向けの魚市場に行きました。

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 塩蔵わかめを買って、市場のおばさんに「この辺はどうでしたか?」と聞くとこの辺はたいしたことは無いけど港のほうは大変だったとのことでした。

 ここ魚市場のあるところは、釜石の製鉄所があるところです。

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 そういえば、製鉄所が津波の被害を受けたという話は聞きませんでした。どうも釜石全体が津波の被害を受けたわけではないようです。車で港の方に行って見ることにしました。

http://ranasite.net/?p=4438

(上記のURLで釜石市の被害状況が分かる地図がアップされています)

釜石警察署の辺りまできて愕然としました。この辺りはまさに更地です。ビルは建っているものの中は放置されたままです。

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 釜石警察署もこんな状態なのでどこかへ移転しています。

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 警察署の裏の駐車場には、津波で被災した車が集められていました。

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(×印がついた車もあります。この中で亡くなられた方がいらっしゃたと思うと胸が痛いです)

 車を北へ走らせ、只越町という地域に行って見ました。

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 もうこれ以上見て回る気力がなくなりました。私たちは「たいへんやったんやなあ」と言って安全なところに帰れるわけですが、ここに住んでいた人は帰れないということに改めて気づかされました。

「継続的な支援が必要なんや!」

 このことが確認でき、「ここへ来てよかった」と思うことが出来ました。

 気分は重いですが、お腹は減ってきます。先ほど行ったサンフィッシュ釜石の2回にあるまんぷく食堂でお刺身定食を食べました。

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 今回の旅行の中で一番美味しいごはんとなりました。私たちが食事を終わったあとも結構多くの人が順番待ちをしていました。

 このあと、最後の目的地遠野ふるさと村に向いました。ここはまさに、遠野の昔ながらの山村を再現したところでほっとした気分にさせてくれます。

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 ここで、はじめて今回の旅行でのトンとのツーショットが無いのに気がつきました。ふるさと村の職員さんにお願いして撮って貰えました。

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 こうして、盛りだくさんの目的を叶えて、無事京都に帰ってきました。

 マラソンに関して言えば、これで東北制覇!国盗り達成まで後2県です。


2011 いわて北上マラソン その2

2011-10-17 14:42:56 | スポーツ

 10月9日、いよいよ本番です。スタートゴールになる北上総合運動公園に着いてみると見事な霧です。

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 まるで亀岡みたい!北上川の川霧ですね。きっと昼からはドピーカンになるでしょう。

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 さすが岩手です。結構肌寒い!スタートまでは、陸上競技場の中で縮こまってました。そして8時50分スタートです。

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 トラックを1周半してコースに出ます。なかなか本格派です。コースに出たところでトンが待っていてくれました。

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 秋緒戦ということもあって、なかなかスピードが上がりません。ウオーミングアップもええ加減なのでこれは想定内。割と前からスタートしたのでバンバン抜かれて行きます。

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(太鼓その1。これはまだ北上市内です。5キロ過ぎぐらいかなあ)

 この大会は本格的だけあって、制限が5時間です。(東北のマラソンは5時間が多いです)それはまあまあなのですが、最初の脚切りタイムなんと8キロ50分です。キロ6分半ではアウトです。通過してからビックリしました。道理でみんな速いんや!

 パンフレットもほとんど読んでいなかったので、コース図も頭に入っていません。私たちの宿泊したシティプラザ北上の前を通過するとは知らなんだ。起伏も結構あります。

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(太鼓その2.20キロ手前ぐらいかな、神社の前です。ここは女の子が多かった)

 そうこうしているうちに中間点です。

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 ネットタイムで2時間かあ。ゴールで4時間は無理やね。後は粘らんとね。でも、本当にここから粘るんです。タイムは少しずつ落ちるんですが、前を行くランナーの落ち込みがもっとすごいので、抜いてばかりという楽しい状況になってきました。

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(25キロぐらい。ウサギさんも応援してくれています。「撮らんでいい、撮らんでいい、早よ走れ」と言ってました。ブログもあるし、そういうわけにはねえ‥)

 こっちも足、特に親指の爪が痛いのですが、後何キロと計算できるとそれなりに元気が出るものです。

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(北上川に架かる国見橋からの撮影です。もう7,8キロの地点だと思います)

 総合運動公園に帰ってきました。「言うてたとおり、ちゃんと4時間で帰って来たなあ」トンが待っていてくれました。参加人数が900人ぐらいなので、見つけるのも簡単だったようです。トン、ありがとう!

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 公園内を周回して、陸上競技場に入ります。

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 トラックを1周半してゴールです。最初の頃は、陸上競技場に帰って来るのは嬉しかったんやけど、長年やっていると1周半は余分やね。気分的には「半」でいいです。

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(これは、大会側が撮ってくれました。競技場の外に貼ってあって自由にお持ち帰り下さいということで、嬉しいサービスです)

 結果は、4時間4分37秒!

 

いいんじゃないかなあ。ブロガーとしてケータイ撮りながらやしね。

ラップタイムは

5キロ  28分33秒

10キロ  28分28秒

15キロ  28分23秒

20キロ  28分41秒

25キロ  27分57秒(ここでベスト!)

30キロ  28分50秒

35キロ  29分21秒

40キロ  30分56秒

GOAL    13分28秒

 きちっとした大会で楽しかった。参加賞が岩手米2キロというのは嬉しかったけれど(Tシャツばかりでもねえ‥)、京都まで持って帰るのは重たかった。

 この後、宮沢賢治記念館に行き、さらに翌日には釜石、遠野に行きます。それは

SEE YOU NEXT WEEK!  です。


2011 いわて北上マラソン その1

2011-10-11 14:46:42 | スポーツ

 東北シリーズ最終戦は10月9日岩手県北上市(きたかみし)で開催される”いわて北上マラソン”です。東北へ行くのは結構お金もかかりますが、完走証を手に入れないことには国盗りマラソンが達成できないので高い必要経費ですがしゃーないです。

 出発は8日、連休を使っての2泊3日です。今回は久しぶりにトン(曽良)との奥の細道みちのく二人旅です。隠岐の島以来かなあ、二人だけは。トンとは例によって、8日の伊丹の空港で待ち合わせです。8時10分発のJAL2181便いわて花巻空港行きに乗りました。

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(整備員の人のお見送りはいつ見ても嬉しくなります)

 岩手を満喫するために、朝一の飛行機にしたのですが、9時30分に花巻に着いたので、本当にこれなら目イッパイ楽しめます。レンタカーを借りて、一路平泉へ。今年登録されたばかりの世界文化遺産を見学です。限られた日程なので(もちろん、マラソンがメインです)、無理なく回るために毛越寺(もうつうじ)と中尊寺だけにしました。

 最初は毛越寺です。

「毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。」

 要するに、このお寺は遺跡なのです。昔はこんな感じだったのです。

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 ここに豪華絢爛な寺院があったと想像して下さい。

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 想像力のない私には、正直イマイチでした。

 ここまでが午前の部、とりあえず昼飯!「岩手にきたらわんこそばでしょう」という訳で、泉橋庵という蕎麦屋に食べに行きましたよ。

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 もっともここでは、お姉さんが後ろからそばを椀に放り込んでくれるわけではありません。1人前24杯のわんこを一人で食べます。(1人前1,600円ですから、価格的にはリーズナブルです)1杯ずつトンと話しながらゆっくり食べるので、すぐ満腹中枢が働いてお腹が膨れました。24杯で適量なのですが、トンが「少食になった、流動食ならいける」とビールを呑み出したおかげで、8杯プレゼントされ、計32杯食べることになりました。これはきつかった。

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 昼からは中尊寺へ。中尊寺の駐車場は満車でしたが、回転が早いので15分ぐらいで駐車できました。食後の腹減らしは、中尊寺への上り坂(月見坂)です。これはマラソンランナーの私にとってはどうってことはないのですが、夏中食っちゃー寝をしていたトンには想像以上にきつかったようです。

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 まあ、「しんどい!休憩」とうるさいこと。

 それでもちゃんと上がって讃衡蔵と金色堂に行きました。(ここは有料です)

 讃衡蔵では教科書で会ったことのある有り難い仏様と実際にご対面しました。そして、メインの金色堂は本当に素晴らしかった。やっぱり自分の眼で見ないとね。もちろん、写真撮影禁止になっているので、このブログにアップすることは出来ません。http://www.chusonji.or.jp/ ホームページでご覧下さい。

 曽良を連れて来ていることですから、やはり、一句ですなあ。

五月雨の 降残してや 光堂  芭蕉

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 金色堂の覆堂は撮影禁止ですが、旧覆堂は中まで入ってみることが出来ます。中身が無いと気の抜けたビールみたいなものですが、外から見る分には立派なものです。

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 これで本日の予定終了、宿の”ホテルシティプラザ北上”に向いました。ビジネス値段ですが、当地では結婚式場もある立派なホテルです。

 夕食を駅前に食べに出ました。でも、店が無い!新幹線の駅もあるのに駅前商店街が無いのです。ここらの人はみんな車を持っているので、駅前で食べることが無いんやということに気がつきました。しかたがないので、ホテルに戻り、中華にしました。

 トンは昼間と同じく料理を注文するのですが、「ビールが安い350円やぞ」と流動食に切り換えて、私に半分プレゼントです。もったいないので、ありがたく頂きました。

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 お陰で十分なカーボハイドローディングができました。

 9日の成果は次回です。お楽しみに。

 


いよいよマラソンシーズン!

2011-10-03 11:11:48 | スポーツ

 10月になりました。8,9,10日の3連休に、国盗りマラソン45県目岩手県に遠征です。二股さんに「国盗り達成したら何するの?することあらへんやろ」と言われましたが、とにかく今は手が届くところとなった目標に立ち向かうだけです。ということで、次回のブログの更新は、帰ってきた後になりますので、11日以降になります。

 <(_ _)>

 1日は最終調整、例によって、福知山に向けトレーニング中の俣野さんと御所の苑内をグルグル5周です。それにしてもこの日は気持ちよかったさわやかな風が吹きます。何周でも走れるなあ!

 秋も本格化です。金木犀のいい匂いがあちこちで漂っています。

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 とごろが、くさい臭いも‥。銀杏もできてきているのです。所々に落ちています。

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 これからもっと落ちてきて、銀杏拾いの人が足で踏み潰して種の部分を採っていくから、苑内の走路に臭いが充満してきます。これはちょっとNO GOOD!です。

 前々回のブログでアップしましたが、きのこもあちこちに出てきます。 

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 このきのこはスギタケというそうです。かなり大きなものです。苑内で観察している人に教えてもらいました。 

 ホームページには「夏から秋にかけて広葉樹の切り株や倒木上に発生する。スギタケの仲間にはナメコやチャナメツムタケなどの優秀な食用きのこがある一方で、 ツチスギタケやスギタケモドキなどのように食べた中に中毒する人もいるといったようにまぎらわしいきのこも存在する。スギタケも時として腹痛や下痢をともなう中毒をおこすことがあるといわれている」とあります。

 もちろん、食べる勇気はありません。再び走り始めました。

 今度は、本当に小さなきのこを見つけました。

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 こちらは名前はちょっとわかりません。

 こんなことをしながら、気持ちよく走りました。

28分27秒-28分02秒-27分56秒-28分00秒-29分04秒 合計2時間21分29秒

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 俣野さんも気持ちよくゴールです。

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 私もにっこり。いい最終調整になりました。

 このあと、俊平の運動会へ。午前の部は見られなかったのですが、午後の障害物走には間に合いました。午前の徒競走は1着だったので期待をしていたのですが、期待に違わず好走1着です。1年生のときの耕介より速いンちやうかなあ。実加ちゃんの血やね

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 写真もなぜか上手に撮れました