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イカのおすし

昨日は、学校の保護者会があり、そのついでにセーフティー教室というのが開催された。

子供らは、1、2、3年が参加。
保護者らは、なんと、10人弱しか来ていなかった…。
びっくり。

しかし、その内容がなかなかよかったので、ここでご紹介。

あ、セーフティー教室とは、警察署のお巡りさんが学校にきて、子供達に危険なことを教えるというもの。

1、2、3年向けの内容は、「連れ去り防止への取り組み」。
後日やる4、5、6年向けの内容は、「インターネット・携帯電話の使い方とハイテク犯罪防止への取り組み」。

まず教えてもらったのは、「イカのおすし」。

・知らない人について【いか】ない
・知らない人の車に【の】らない
・【お】お声をだす
・【す】ぐに逃げる
・大人に【し】らせる

紹介してくれた事例はこんな感じ。

【外で】

・道に迷った人が、「○○へ行きたいんだけど、一緒について来てくれる?」と聞いてきたら
→知っていても、「すみません。わかりません。」

・「車の中に、おもちゃがあるよ。」「車の中に、お菓子があるよ。」
→断る。すぐに逃げる。

・「犬が迷子になっちゃった。一緒に探して。」
→知らんぷり。

・「お母さんが事故にあったよ。すぐに病院に行こう。」
→知らんぷり。ついていかない。家に帰って確認。先生に確認。「うちの人に確認してから行きます。」と断る。

・「新しいゲームがあるから一緒にやろうよ。」
→断る。

・「こども110番」というマークのあるお店やおうち、交番、コンビニに逃げる。

【留守番や、自宅にいるとき】

・ドアを開けない。訪問者が知っている人の名前を告げても開けない。
・訪問者がいても返事をしない。
・ひとりで外から帰って鍵を開けるときは、周りを見渡してから。後ろから自宅内に連れ込まれることがある。
・鍵を首にかけたり、ランドセルにつけない。(鍵を持っていることがわかってしまう)
・うちの人と、「誰とどこで何時までいるか」を約束をしてから出かける。
・エレベータでは、階指定ボタンのすぐ近くに乗る。そして壁に背を向け、エレベータ内が見渡せるようにする。
・逃げるときは下のほうに。

【5/9に実際に板橋区であった話】

2年生の女の子が、おじいさんに「オロナミンCを買ってあげる」と言われ、車に乗ってしまった。
一緒にいた友達は、そのおじいさんの車に乗らず、近くの大人に知らせた。
その大人が110番通報をして、1時間後にその犯人を捕まえた。

このような話のあと、各学年から代表でひとりづつ前に出て、実際にお巡りさんが犯人役になり、実演。
代表の子供たちは、大きな声で「助けてー!」と言って、逃げる演技をした。
そして、みんなも一緒に「助けてー!」の練習。
最後にお巡りさんは、「おうちでも練習してください。」と。

え…。

そして、昨夜、私より先にお風呂からあがった素直なボコちゃん。

ボコ「助けてー!!!」

と、ベランダのガラス扉が思いっきりあいた外に向かって叫んでいた。
児童相談所がピンポーンとくるのではと、ハラハラしたよ…。

しかし、校長先生も言ってたけど、道を聞かれても教えちゃダメとか、ジレンマだよね…と。

お巡りさんは、ぜひとも「警戒心」を育ててください。と言ってた。
それから、事例では「こわいおじちゃん」という言い方をしていたが、本当に怖いのは、「優しそうなお姉さん」だったりする。実際に28歳の女性が子供を連れ去ったという事件もあったとのこと。

もっと恐ろしいのは、友達のお母さんってことにもなるよね。

警戒心も、キリがないよね…。



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