ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

アリ子をしつける

2008-05-11 | 0~1歳
 今のところ留守番はうまくいっている。家に帰ってきても、アリエス個人の所有物以外何ひとつ動いてはいない。まだ眠る時間が長いので、ヒトが居ないのは結構静かで過ごしやすいのかもしれない。前にあったNTTのコマーシャルみたいに、むしろひとりになれてホッとしていたりして。車庫の開く音で台所のゲートの前にやってきて座っている。まだ眠いけどね、という感じで。あれも彼なりの儀式かな。

 今日はY先生の日。相変わらずテキパキと気持ち良く、アリエスも楽しそうにシンプルで素直な反応をする。元より彼は全然悪いところなどないのだ。徹底的に私の、親としての覚悟を問われる日々だ。何週ごとに何回と決まっているわけではなく、先生もアリエスに会いたいと思って来てくださるので、大人になってもお付き合い頂くことをお願いしている。第1子を育てる新米母を、おばあちゃんや親戚のおばさんがバックアップしてくれている状態だろうか。

 仕事上で痛恨のエラーをした重大な一例を忘れることができない。じっくり振り返って考えると、それは自分自身の責任を軽視した時に起きたことが分かってきた。超優秀な上司がいたのだ。この人と一緒なのだから大丈夫、間違えるはずがない。実際に手を下すのは自分だったのに。どんなに未熟でも、どんなに若くても、自分にしか背負えない責任があったはずだ。
 絶対の信頼を寄せるY先生と共に過ごす時、私はこのことを毎回思い出す。彼の親はこの私。どんな子になっても、彼の一生は私の責任だ。けれど3ヶ月までを素晴らしい群れの中素晴らしい環境で育ててもらった彼の素質は、私自身がそのことを肝に銘じている限り、誤ることはないと信じる。
 

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