雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

「木目込人形・伝統的工芸品」桐塑ボディに胡粉

2010-09-08 00:35:04 | 木目込人形職人
       膠(にかわ)です。

       上塗り胡粉を作ります。


三千本膠(さんぜんぼんにかわ)といいます。

水に浸した三千本膠がほど良く煮えました。


この膠と胡粉を練り合わせ、ダマなく、なめらかになるよう、スリコギでこねていきます。



今日は、膠500gに対し、胡粉約5,5Kgです。
水分(お湯)の量は長年の感です。

「胡粉作り」これが結構、腰にきます。

私の工房「新井人形店」では多くの木目込ボディにはこの地塗り胡粉をかけ、白く仕上げます。
とりわけ、「伝統的工芸品」桐塑ボディに胡粉がけは必須です。

伝統工芸士 新井久夫のホームページ





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