四川でエボラ発生?

 原因不明の病気で農民ら17人死亡 中国・四川省、12人重体
http://www.sankei.co.jp/news/050724/kok071.htm

新華社電などによると、中国四川省資陽市で6月下旬以降、病気の豚や羊を処分した農民らの間で発熱などを伴う原因不明の病気が発生、24日までに58人が発病し、うち17人が死亡、12人が重体となった。

 同省衛生当局は、病気は現時点ではこれ以上広がる気配がないとしている。患者は発熱、嘔吐(おうと)などの症状を訴えた後、意識不明となり、皮膚の中に出血が見られるとしている。

 香港メディアによると、香港の衛生当局者は、敗血症などを引き起こす連鎖球菌に感染した可能性を指摘しているが完全には特定できていない。

 四川省当局は家畜の処分を禁じるなど対策を強め、香港衛生当局も中国本土を訪れる市民に注意を呼びかけている。香港のスーパーなどでは、四川省産の冷凍豚肉販売を中止する動きも出ている。(共同)

地元成都晩報によると、6月24日から四川資陽市で55人が原因不明の病気で担ぎ込まれ、高熱、吐き気、嘔吐、脱力、皮下うっ血、ショック症状といった病状が出ており、一日に7本の注射を打たれた患者もいたとか。また30代から70代の患者に接した人間からの発病は報告されておらず、空気感染はしないようです。

が、実は原因不明じゃなくてエボラ出血熱じゃないのかと疑いが持たれています。

 四川省資陽の病気 エボラの可能性が噂される
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/07/200507250107.shtml

みんなエボラだと思っているが、当局はエボラという単語を使わせないという記事です。症状を正直に伝えているので意味が無いと思いますが。正確には死体に現れるはずの症状が少し異なりますが、既に変異しているとも考えられます。死体が真っ黒になる病気って何でしょうね。

3月下旬に深圳の税関係員が感染したと報じられた際も中共は報道を規制してましたが、4人の患者の症状がエボラの特徴と見事に一致していました。(これを隠すためにあの4月暴動が起こったという噂も)

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 四川怪病で17人死亡 遺体の全身が真っ黒に
http://www.epochtimes.com/gb/5/7/25/n996689.htm

当局は既に患者を人民病院へ送るよう指示を出しています。これは民間病院からの情報漏えいを危惧してのことでしょう。

また、家の豚が突然死んだので、10人家族でこぞって食べたところ、おじいちゃんが発熱で入院した家庭もあるようです。当局の防疫部門は「食べずに埋葬するように」と指示。専門の施設で処理しないんでしょうか。

この情報に香港も危ないと察したのか、四川産冷凍豚肉の流入をストップさせています。四川を訪れていた香港の新行政長官曾蔭権は「既にコントロールしているものと信じている」と発言。根拠なしですかそうですか。

SARSの感染情報を隠蔽して、旅行者によって伝播させたのが2年前ですが、下手すると二の舞どころか空前の惨事に発展するかもしれません。

ところで、2年前に中国から日本に輸入されたアヒルの冷凍肉にH5N1ウイルスに感染していたとする日本人研究者の発表が、日本で報道されていませんが、大丈夫ですか。
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