『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「オープン・ウォーター」 偉大なりジョン・ウィリアムス

2005年07月13日 | 映画

open water



この映画のコピー、“「ジョーズ」+「ブレアウィッチ」”。

「ジョーズ」の恐怖をドキュメンタリータッチで怖がらしたろか!!

だ~れもいない大海原に、二人取り残される画を見ても、どうせ側に小船でスタッフがおるんやろ!と、醒めた目で見てました。

さらに、ジョン・ウィリアムスの音楽のあおりがなければ、怖くないよ~。

サメ、なかなかでてこないし・・・。




この映画のコピー、“この夏、海に行けない”。

一生ダイビングなんかすることないから、実感湧かないよ~。

実感としてあるのは、せいぜい、クラゲに刺されるのがイヤだな~って思うことだけだわ。

盆過ぎてから、海水浴はいかんよ。

むしろ、今なら、“熟睡中に寝室に入ってきた蚊”、の不快さ方が実感が湧く。


感心するのは、マーティン・スコセッシ監督も実践してるという「10分に1回は、裸かバイオレンスを」という、ロジャー・コーマンの映画哲学を79分の映画でありながらしっかり実践してること。

倦怠期の夫婦がホテルの一室でするやりとりが、一番のハラハラシーン。

目を良く凝らして、見逃さないで下さい!

あのおっさんが、蚊をムキになって殺していた理由はここにもあった!


あとラストは、かなり好み。


★★


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