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WHISKEY LONG-BIN CLASS SUBMARINE

2016年04月23日 | カシメルマン

「旧ソビエト巡航ミサイル潜水艦ウィスキーロングビン」   1/350 トーピドーモデル

1950年代頃から沿岸警備の役割をしていたウィスキー型潜水艦をベースに
誘導ミサイルを積めるような改造をしたものが多数造られるようになりました。
最初は1基のもの、そして2基搭載型、4基搭載型と増えていき、
この4基搭載の最終型が“ウィスキーロングビン”と呼ばれました。
この名はあくまでNATOがつけたコードネームであり、ソ連海軍では
“プロイェークト665(665型潜水艦)”とされていたようです。
4つのミサイル発射管は仰角を向けてつけられているものの発射の際は
海上に浮上しなければならない上、セイルの形から水中の
雑音も大きかったために結局実用期間は短かかったようです。



このキットの発売元はトーピドーモデル(イベントで入手)ですが
ピットロードから発売されていたものと内容は同じと思われます。
ポリウレタン製のソリッドモデルで現在は絶版となっているみたいです。
史実上は失敗作だったらしいこのデコボコしたセールの形のせいで
逆に個人的には気に入ってしまった潜水艦です。
やはりこのスタイルに目が留まる人も多いようで、昔「ウルトラセブン」という
国内の特撮番組に登場するメカにもその形が影響を及ぼしているようです。

ディテールアップとしては元々蓋が閉じた状態の4つのミサイルサイロの
一つを削って発射口を加工し、開いた状態の蓋を自作して付けたのをはじめ、
艦首下部のソナー形状を追加、艦底のセンターキール追加、更に
表面の微細な突起やモールドなどをやや追加しています。

                                 @APCカシメルマン
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