「旧ソビエト試作重戦車 オブイェークト279」 1/35 パンダホビー
西暦1959年、旧ソビエトとアメリカは冷戦状態にあり、ソビエトでは西側との
交戦での様々な場面を想定しいくつものタイプ戦車が考案されていて、その頃の
試作車両が多数存在しました。“オブイェークト279”はその中の1タイプで、
実用化されていない為開発コードのような名になっています。
極端なシチュエーションを想定していたのでその姿は大変ユニークです。
一番の特徴は、その空飛ぶ円盤のようなボディーの形。核攻撃を想定し
前後側面からの衝撃波を受け流すように出来ているのだそうです。
そして4本の履帯は深い雪や灰が降り積もった場所でも出来るだけ重量を広面積に
分散してスムーズに動けるようにと考えられていました。
メーカー名も私は初耳だった中国製のキットです。
T-72等の現用ロシア戦車を捜していた時、形のインパクトに負けて
衝動買いしました。実車は試作車輌が博物館にあるだけなのですが
本作例は量産された場合を想定したような仕上げにしています。
履帯が4本なので足周りの組み立てに手がかかりましたが通常の戦車に
くらべると重量感に溢れ見応えがあると思います。
又、改造、フォルムの修正は特にしていませんが、
ライトレンズ等の透明化、電器ケーブル等のディテールアップが少々。
@APCカシメルマン
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