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「飛行戦艦ゴリアテ」

2023年05月02日 | カシメルマン

「天空の城ラピュタ(1986)」より NON ファインモールド

一般に面白いと思った映画でも2~3回観れば流石に飽きてくるものなんですが
スタジオジブリの作品は少し経った頃にまた見返すとやっぱり面白いんですよね。
観たいシーンだけを飛ばしながら観るのでなく、またも全編を通して観てしまう。
…それだけ各場面場面に力が入っているというか…。
この「~ラピュタ」もそんな作品でDVDを出しやすい所に置いておく人が多いと思います。

飛行戦艦ゴリアテはムスカ大佐がラピュタへ向う為に手配した軍の巨大な飛行船。
“ツェッペリン号”や“ヒンデンブルグ号”を知っている自分達にとっては
「こんなに構造物と大砲を積みまくった船体が浮くもんか」と思ったのですが、
同時にこのプロペラが沢山付いたレトロチックな姿に「カッコイイ」とも感じたのでした。
ジブリ作品に登場する乗物としてはかなり人気があると思います。



キットはファインモールド製で映画が公開されてから何十年も経っての発売。
映画公開当時にもキットはありましたが小さくて再現度はそれなりでした。
なのでこんなに詳細な形に仕上がったキットに発売時はバンザイ気分でしたね。
一応ノンスケールという事ですが全長は20センチ余りあり、ゴリアテの
設定全長が312メートルなので約1/1500ということになります。

ただ、キットを最初に見た際、映画本編のイメージに比べて船体の太さの割りに
かなり前後に短く、詰まったイメージに思えたので、真ん中辺りで一旦切断し
プラ素材を挟んで全長で約10mm延長する改造を行いました。
あとは一体成形の為に前後に並んだ推進プロペラ(小さくて多数重ねて付いたもの)の
羽根の方向がきれいに揃っていたのでねじる改造と、各部にモールドの追加等を施しました。


《タイガーモス号》
同スケールのタイガーモス号が付属、ゴリアテの巨大感の演出に最適なアイテムです。
全長2センチ余りと小さく省略された形も多かったので出来るだけプラ板等で
追加してやりました。



《ムスカ大佐》
1/20スケールのムスカフィギュアも付属。
劇中、インパクトのある悪役キャラクターであり、いい雰囲気が出ています。
「はっは!見ろぉ、人がゴミのようだー!」というセリフは印象深く忘れられませんね。
ソリッドパーツの頭部、腕、脚を胴体のモナカで挟み込む構造で、
ほぼパーティングラインの処理だけで組みあがります。

                                           @APCカシメルマン
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