宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2010年6月20日礼拝メッセージ要旨

2010年06月20日 | 礼拝メッセージ
~祝福された親子関係~
                          鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣

 エペソ6:1-4                      

 いま私たちの周囲では、家庭崩壊とか親子の断絶とか家庭の問題が多くなっています。たとえ表面に出ていなくても、親子関係で悩みを持っている人が多いと思います。
 イエス様は、この世界の創造者である神様が人間の救いのためにこの世界に遣わされた救い主ですが、神の御子といわれ、イエス様は神様を「父」と呼ばれました。イエス様は、人間の両親の、ヨセフとマリヤにも天の父なる神様に対しても、親子関係の模範を示しておられます。そして、私たちに対しても、その原則をはっきりと教えておられます。


1,子どもは主にあって両親に従うこと。
 子どもが両親に従うことは、命令形で表現されています。それは、従っても従わなくてもよいが、できれば従った方がよいというようなことではありません。どうしても守らなければならない命令として言われています。この命令に従ったら、すばらしい祝福が約束されています。それは、「あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」というものです。「主にあって」と言われていることは、神様を第一にしながらイエス様の模範に従って、ということです。両親に従うことの例外は、両親が神様の教えに反することを求めたときだけです。

2,親は、子どもを主の教育と訓戒によって育てること。 
 親は、子どもを神様から託された主のすばらしい作品として育てるのです。親は時々子ども自分の所有物のように錯覚して、全く人格を無視したような取り扱いをすることがあります。子どもは神様によって創造された一人の人格者として、聖書の原則に従って教育するように求められています。
 ここに祝福された親子関係の秘訣があります。
 

分かち合いのために
(1) あなたの両親との関係をもう一度点検してみましょう。
(2) あなたの親子関係は、二つの原則にかなっていますか。そうなるために何が必要でしょうか。互いに分かち合いましょう。

 
今週の聖句
 子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。            (エペソ 6:1-4)

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