味噌の達人

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味噌汁と塩分

2013-07-31 22:02:28 | Weblog
味噌汁は、少し前までは毎食飲むと塩分を取りすぎてしまうなどと、血圧を気にする方などからは敬遠されています。

 味噌汁1杯の塩分量は約2mg。成人が一日に摂取してやい塩分量は10g、高血圧など健康上の理由で塩分を控えなければいけない方は一日8gといわれています。 3食とも味噌汁を飲んでしまうと味噌汁だけで6gもの塩分になってしまうので、確かに採りすぎには注意しなければいけないかもしれません。 

しかし、それ以上に味噌汁には身体に良い栄養がたっぷり含まれていますので、塩分を控えるために味噌汁を飲まないなんていうのは意味がありません。
しじみは、殆ど味噌汁でしかたべませんが、栄養があって体に良いものがたくさん含まれてます。

塩分を排出させる効果があるカリウムを豊富に含む、緑黄色野菜やワカメなど味噌汁の具を工夫したり、減塩味噌を使ったり、味噌の使用量を減らして塩分を抑えたり排出しやすくする工夫をするといいでしょう。 

味噌汁に入れるダシを美味しく上手にとって使うと、味噌の量を減らしても美味しい味噌汁ができあがります。おしるこに塩をひとつかみ入れるように、味には相乗効果というのがあります。 ダシのうまみ成分が、味噌の塩味をひきたてるので塩分を控えても美味しい味噌汁になります。

特に暑い夏は味噌汁をのんで、夏バテを防止しましょう!