The Voyage of the Dawn Treader (rack) (Narnia)
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Pauline Baynes | |||
HarperCollins |
ストーリー
PeterとSusanが両親とともにアメリカに行っている間、EdmundとLucyは不運にもいとこのEustace Clarenceの家にあずけられることになった。Eustaceは意地悪で変わり者。ふたりは彼の家で過ごさなければならない事がいやでたまらなかった。
ある時、EdmundとLucyは部屋である絵を見ていた。その絵は海にうかぶ船の絵で、船首がドラゴンの頭の形になっている。まるでNarniaの船のようなので、二人はこの船の絵が大好きだった。そんな2人をからかって馬鹿にするEustace。
しかし、絵に描いてある波が急に動いたかと思ったら、風が吹き、絵から波があふれ出て来て3人ともNarniaの海へ投げ出されてしまった!
3人を助けてくれたのはKing Caspianだった。Pevensie兄弟姉妹の4人が前回Narniaを離れてから3年がたっているとのことだった。王としてうまくNarniaを治めているCaspianだったが、おじのMiraz時代に行方知れずになったCaspianの父の友人7人の安否と居所をつきとめるべく、航海をしているという。そしてさらに東の果てのAslan’s countryを目指すというのだが・・・。
感想
前回Prince Cspianに別れを告げてNarniaを離れてからさらに1年後の話ですが、Narniaでは3年が経過しているようです。2度目のNarnia訪問のときは最初の時から千年以上たっていたから、今回はまだまし。知り合いも多いし、話が通じやすいってもんです。行方不明の7人はCaspian派だったのでしょうか?おじのMirazにはめられて東の海へ行かされ、半ば追放されたという感じです。そんな7人を追って不思議な冒険を繰り広げます。
たまたま付いてきちゃったという感じのNarnia素人のEustaceは初めはかなり問題児ですが、重要な経験をして成長。今後も重要な役割を担うのかな?
今回は不思議度がアップしていて読んでいてNarniaの世界にどんどんのめり込んでいくのが自分でも分かりました。世界の果てって本当にこんな感じかもって・・・。
ちょっと読みにくいです。Prince Caspianの時も最初は余裕と思ったのですが、途中から急に読みにくく感じるようになりました。今回も難しい単語が出てくるわけでもないのですが、なかなかサラッとは読めませんでした。でも面白し!
『第3章アスラン王と魔法の島』の試写会に当たっちゃいました。やったぁ~行ってきま~す!