『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』(小学館)を購入しました。ずいぶん前にstage6と7の10冊パックを買って読んでいるので、いまさらかな、とも思ったのですがほしくなったので購入してしまいました。
本書にはOxford Reading Tree(ORT)というイギリスの小学校で国語のテキストとして使用されている本が7冊分収録されています。フルカラーで実際の本そのままという感じです。CDも付いてるのでリスニングとしても。
この本を購入してよかったこと2つ。1つ目は、以前、ORTを読んだときに気になっていたcrossとclimbの二つの単語について説明が載っていてスッキリ解決!
crossはイギリスの本を読んでいると結構出てきます。ストーリーの流れから、想像は付きますが、ORTでもしょっちゅう出てくるのでイギリスでは頻繁に使うんだなぁ、というのが分かります。
climbは本を読んでて混乱しました。climb=「登る」しか知らないと???になります。
次の二つの文章は実際にORTに出てきた文です。
The children climbed out of the bus. バスから降りるのにclimbだし、
Wilma's dad climbed down. climbなのかdownなのか、という事態になります。
climb=「登る」としか習った記憶がなかったのではじめは何だろう?と思いましたが、実際いろいろな児童書を読んでいてclimb≠「登る」の意味で出てくることがなんと多いこと。climbなんて簡単すぎてか単語帳などにも、たいしてして説明が載ってないし、辞書でもよくわからず。という感じだったので、私の中では勝手にclimb=「何か障害物などがあるところでいろいろな方向に動く」という定義をしていました。正解は、climbというのは「不自然な姿勢で(はったり、かがんだりしながら)上下に移動する」ことを表すそうです。当たらずとも遠からず?これは本などを読んでいく過程で感覚的に覚えていったほうがいい単語だな、と思いました。とにかくclimb≠「登る」は頻出です。
もう1つ、Magic key とMagic houseの初登場の話が収録されていて感激。ORTシリーズには子供たちがMagic key とMagic houseを使っていろいろなところへ行って冒険を繰り広げるという話がたくさんあるのですが、途中から読むと、いきなり当然のごとくMagic keyがでてきて光りだして、子供たちがMagic houseの中に駆け込んでいきます。なんだこれは?と思うのですが、どこから来たものか由来が分からなくても結構楽しんで読んでいました。でもやっぱりはじめにこの本を買うべきだったか・・・
これから洋書を読もうという人にはORTシリーズは本当におすすめ。でも種類が多すぎてレベルもわかりにくいので、正直どこから読めばいいのか分からないです。この『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』のような本を参考に購入するのがいいかもしれません。
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